散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

今日も満喫

2017年07月29日 20時28分33秒 | 飲み歩き・琴似界隈
夕方、琴似に戻ってきて、久しぶりに居酒屋「D」でも行くか。多分、開店すぐに行ったのだと思うが、先客6名に予約席もあるとのことで、一つ間違えると座れないところだった。まずは小ビールを1杯、通しは鯖を揚げたものに野菜あんかけだとか。



いきなり料理のピークが来ているようで、最初は手のかからないバターコーンから。私がこんなものを食べるのも珍しいが、大通公園のベンチで本を読んでいるとき、何人もの人がトウモロコシを食べていたのだ。見ているうちに食べたくなってしまった。もちろん道産、今年のトウモロコシなので香ばしく美味しい。



続いて、珍しくクジラベーコンを注文。脂身の部分もさっぱり、葱と辛子の相性が良い。



そして刺身がやっと来た。今日は鮪、タコ頭、しめ鯖、鯨、いわしの盛り合わせ。鮪はこれ見よがしな脂は無いが、実に滑らかな食感。鯨も細胞が壊れていない(多分生だろう)ので、ドリップが出ずに味が内にこもっている。いわしもいいね。無理に季節を先取りしてサンマの刺身を食べるくらいなら、いわしの方がよっぽどいいと思うよ。



そしてここで、満を持しての酒注文。「三井の寿夏純吟 Di Estate Cicala 生詰」と見るからに夏っぽい酒が来た。



しばらくクジラベーコンと刺し身に集中し、次はこれまた夏の風情を感じる「萩の鶴 純米吟醸別仕込 夕涼み猫ラベル」。但し、味も爽やかというだけではなく、しっかりした力がある。

 

ここで今日のメイン、豚軟骨煮が来たので、もう一杯酒を注文したはず。薄にごりの何か力強い酒だったはずだが失念。豚軟骨は八角の香りが効いた、甘めの味。途中で一味をかけるのもまた良しである。



フィニッシュに向けて、塩ラッキョウとおつまみセット(焼きチーズ、サラミ、バナナケーキ)。





そして洋酒第一弾はグレンロッシー1997。癖はあまりなく、食中にはこれくらいが良いだろうという味。



第二弾はリンクウッド1995。これは何となく草原を思わせるような爽快味。



ついついいい気になっているうちに、食べすぎたし長居しすぎた。帰り際に店主と松岡ビル地下の超マニアックバー(行ったことがあるのだ)の噂話をして帰宅。家でも少し飲んだが、もはやぼんやりするしかなかった。


20170729ギャラリー巡り

2017年07月29日 16時03分35秒 | ART
本日は、三越→スカイホール→さいとう→ivory→SONY→OYOYO→富士フイルム→kitakara→大通→道新→和→エッセ→大丸→文学館→らいらっくの15か所。

■oyoyoまち×アートセンターさっぽろ「oyoyo燈展」。取り壊しが決定しているらしい第二三谷ビル。展覧会ついでにベランダに出て、三方向を撮影してみた。まずは正面。



左側と右側。

 

右側に見えるビルに目を凝らすと、おお、こんなところに移転していたのか(いや、違うか)。


→「ギャラリー時計台」、誰か探検してきて。

展示で気になったのは、はなび「ドキュメントさっぽろ」である。私が生まれる前の札幌の映像(動画)が流れていた。



■まるひこアートスペース和「剱持小枝人形展 ~世代をこえて~」。好みはあるだろうが、かなり立派な人形が展示されていた。この建設会社さんのロビーで開催される展覧会も2つ目となり、ぜひこのまま継続してほしいものだと思う。



■北海道立文学館「北方文芸と道内文学同人誌の光芒」。あまり文学に興味がわかないのだが、一応行ってみた。入口すぐに北方文芸の表紙コレクションがある。ここのみ撮影可能。



予想通りと思いながら進んでいくと、お待たせ「美術家たちの「北方文芸」」というコーナーがあった。

色紙サイズの作品があったので、私の知っている画家を羅列してみよう。上野山清貢「(鯛)」、小川原脩「水牛のいる風景」、栃内忠男「ホロ・ローマ風景の絵」、松島正幸「大阪の街」(大阪を描いているとは…)、国松登「伊藤整「若い詩人の肖像」より」、大月源二「石狩川」、伊藤仁「時計台」、一木万寿三「有島武郎旧邸」、大本康「春の摩周湖」、一原有徳「無題」など。

さらに北方文芸に掲載されたエッセイの原稿紹介もあり、木田金次郎、本郷新、本田明二、松島正幸に加え、大月源二「多喜二と私」、伊藤仁「大月源二を悼む」などがあったのは見どころだと思う。



中島公園の池を見ながら街中に戻る。


本当は違った

2017年07月29日 12時00分41秒 | 食べ歩き
今日の昼食はと考えていると、そこそこ暑いけれども天ぷらが、いや天丼が食べたくなってきた。ということで、大通にある「EB」へ。メニューを眺めて「上天丼」というと、注文を受けたおばちゃんの中で自動変換され「上天丼、大盛り」ということになってしまった。そんなに食べそうに見えるのかな?

ま、いいかとぼんやりしていたが、後で気がつくと大盛りにすると追加料金が思った以上にかかる。それなら取り消しておくんだったなあ、という気持ちだ。店はちょうどピーク時とあってか、何だかてんてこ舞い気味。「孤独のグルメ」の某シーンほどではないが、若干食欲のなくなりそうなやり取りがあった。

しばらくして、上天丼到着。



天ぷらの中身は、海老2、キス、イカ、春菊、海苔かな。最高に美味いというものでもないんだけれども、美味さほどほど、このくらいで良いのである。少し多めのご飯(大盛りまで行ってないかも)に天丼のタレというのも素晴らしく相性が良かったし、味噌汁も美味かった。


20170729最近読んだ本

2017年07月29日 09時56分15秒 | 読書
■「あなたは嘘を見抜けない」菅原和也

■「石の使者 ペリーローダン549」フランシス、マール

■「食品サンプルの誕生」野瀬泰申
誰しもが見たことはあるだろうが、歴史が定かではない食品サンプルについて掘り下げた労作。

■「ニッポンの個人情報」鈴木正朝、高木浩光、山本一郎
再読。

■「風ヶ丘五十円祭りの謎」青崎有吾
今、捻りすぎない本格ミステリを書く作家としては、相当信頼のおける人。「五十円玉のおつり」というミステリ会ではおなじみの謎を、どう処理するかが読みどころ。

■「人工知能の核心」羽生善治、NHKスペシャル取材班

以下、図書館の1冊。
■「箱庭旅団」朱川湊人