散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20191228ギャラリー巡り

2019年12月28日 16時00分40秒 | ART
本日は円山→資料館→芸森→らいらっく→三越→SCARTS→グランビスタの7か所。ちょっと油断すると、雪の奴は降ってくるのだ。



■札幌市資料館「あんこと旬展「恐竜タクシー」」。童話のような作品の展示がされていた。最初はそうでもなかったが、段々引き込まれる。「恐竜タクシー」いいじゃないか。私も契約したいぞ(年間の専属契約ができるのだ)。

北海道教育大学岩見沢校美術文化専攻の展示があるような話だったが、上記の展示以外は全く何もやっていなかった。





■札幌芸術の森美術館「タグチ・アートコレクション 球体のパレット」。帯広ですでに見ているので、気軽な気持ちで見る。
塩田千春「存在の状態-ドレス」:今年の個展ではかなり印象の強い作家。この1点もなかなかよろしい。


→絵画ではなくて、立体作品。

大竹伸朗「網膜/境界景4」:これは色彩が良い。写真では再現されないような気がする。



ナイジェル・コーク「セイレーン」:帯広で見た時に一番印象が強かった作品。何度見てもいい。全体のうねりもさることながら、細かく見ると人体のパーツが見て取れ、非常に気になる。



この人物がセイレーンなのか。そして散らばっている靴は命を落とした人のものなのか。



ハンス・オプ・デ・ピーク「ステージング・サイレンス(2)」:映像作品が2点あったが、帯広では無かったように思う。私は特に暗闇の中で上映されていたこの作品がおもしろくて、20分の上映を立ったまま見てしまった。テーブルの上にさまざまな小道具で世界を作り上げ、それをまた壊していくというのが続く作品。例えば、木の模型を置いて、雪景色のようなものを作る場面。



水を入れたペットボトルとすりガラスで、摩天楼を作る。



砂糖? で作ったビルに黒い水をかけて、あたかも核戦争で汚れた世界を再現したかのような場面。



面白かった。

■らいらっく・ぎゃらりい「上嶋秀俊 水のもり」。ガラス戸の外から見るパターンだ。壁に貼られたパーツの形もさることながら、床にある小さな突起が可愛らしい。



■グランビスタギャラリー「これまでも、これからも」。前期後期があるので、かなり展示品が入れ替わるのかと思ったら、そうでもなかった。
澁谷俊彦「起源・発生」:前期は木の中に小さな菌類に見立てた白い球(ピンの頭)が、控えめに配置されていたと思う。今回見ると、赤い球(成熟したのか)、黒い球(死へと向かっているのか)が現れ、球の数も圧倒的に増えていた。
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201901221ギャラリー巡り

2019年12月21日 15時22分23秒 | ART
本日は法邑→三越→SONY→さいとう→スカイホール→富士フイルム→らいらっく→グランビスタ→道新→エルプラザ→大丸の11か所。

■茶廊法邑「藤沢レオ『きのうと違う川』」。北海道新聞にも閉廊の記事が載った法邑。最後に行っておかなくてはなりますまい。展示は展示室の相当な部分を占める大きな舟の形をしたインスタレーション。静かなその姿は棺を思わせるところもあるし、舟の行く先を想像せざるを得ない。

今回、藤沢さんが作成した案内状が喫茶コーナーの方にあったが、500枚ドローイング(ピンク地に青のボールペン)をしてプレゼントするというもの。法邑が閉まるため、記念として作成されたのだとか。私もありがたく頂くことにした。

また、法邑で出版している冊子3種から、いずれか1冊をプレゼントするとのこと。私は展覧会の記録である「眼」を頂いた。ちょっとここでコーヒーでも飲んで、最後の法邑を味わうことにするか(但し、このまま閉廊して未来永劫再開しないと決まった訳ではない)。







■さいとうギャラリー「ゆく年くる年」。そうか来年の干支は子(ねずみ)なのか。毎年恒例、泉修次のおみくじを引かせていただき、今年は中吉であった。なお、いつも書いていると思うが、私はおみくじなどの非科学的な風習を全く信じておらず、来年の運勢を占っているつもりは一つもない。



■富士フイルムフォトサロン「朝日均写真展「”雫・動態雅”への慈しみと惜別」」。非常に興味深い展覧会で、撮影可能ということだったので、1枚だけ撮らせていただいた。



増粘剤を入れ粘りを出し、着色した水面に水を落とすことによって生まれた造形を高速度撮影したものらしい。それに形の印象からタイトルがつけられており、掲載した写真は「輪投げ」となっていた。水がこんな形をとるものか! という写真ばかりで、見飽きることのない展覧会だった。

■道新ギャラリー「松山朴羊・古希展」。「舞」という一文字をさまざまに書き分けた展覧会。タイトルにはその時描いたイメージが込められており「バレエの印象」「アイヌの踊り」「新体操の印象」「タップダンスの印象」など、実にさまざまの「舞」が描かれていた。これは面白い。

■大丸画廊「明日を担う作家たち DECEMBER COLLECTION」。北海道ゆかりの比較的若い(と思われる)作家の作品展。
谷地元麗子「桜餅」:猫の前に桜餅。猫はこれに手を出すのか?
水野剛志「夕張岳」:繊細にして雄大な山を描いている。好みでいうと、これが一番だった。
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20191214ギャラリー巡り

2019年12月14日 16時22分50秒 | ART
本日は道新→さいとう→スカイホール→三越→らいらっく→創→大丸→紀伊国屋→JR ART-BOX→JRタワーホテル→ARTスペース201の11か所。今一つ元気が無くて、巡り切れない。

■JR ART-BOX「小林知世「空気の底」」。キャンバスの上に薄い布を張って、空気の底を表現しているが、これは写真じゃ難しいかな。



■JR TOWER'S GALLERY「-虚空の風景-金渕浩之パステル画展」。実に精密な風景画を描く人。ホテルのロビー横にあるので、バタついた雰囲気が残念でもある。
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20191207ギャラリー巡り

2019年12月07日 15時05分15秒 | ART
本日は三越→SONY→スカイホール→さいとう→ARTスペース201→SCARTS→道新→大丸→エッセの9か所。久々に本を購入したら荷物が重くなったこともあり、疲れが出てきて、こんな程度で終了。最近は無理なら無理と、素直に体の欲求に従うようにしている。

■三越ギャラリー「若手作家新作展」。
安原成美「ほほのあき」:江戸琳派の雰囲気も感じさせる、正統派の日本画。
熊谷曜志「好奇心」:落とした瓶から燃え広がる炎。炎は小さな龍のようでもあり、奇妙な味わい。

■ARTスペース201「藤谷康晴個展 RESIDENT SOULS」。撮影可能ということで、部屋一杯に描かれた作品を写してきた。全体を見ても、近くによって細かいところを見ても面白い。



■ギャラリーエッセ「品田大輝・木俣佑衣 同時個展」。私、動物に興味が無いのだが、木製の猫の彫刻は面白い。特にテーブルの上から床に降りようとする瞬間の猫の造形は良かったと思う。
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20191130ギャラリー巡り

2019年11月30日 16時32分03秒 | ART
本日は三越→スカイホール→さいとう→富士フイルム→大通→道新→DO-BOX→SCARTS→クロスホテル→大丸→近美の11か所。家を出た時はまあまあだったが、歩いているうちに疲労感がかなり出てきた。

■三越ギャラリー「現代アートのIMA展」。かなり若手の作品が展示されていたのだが、それならば、ましてやこの展覧会タイトルであるならば、草間彌生、村上隆、奈良美智の作品展示は避けるべきではなかっただろうか(ま、商業的理由があるのだろう)。

■スカイホール「春陽会道作家展 30th」。安定してみることのできる展覧会。

この後、昼食のために移動する途中、ギャラリーivoryに立ち寄ってみた。11月30日で閉廊するという案内が貼ってあったが、展示は行われておらず、荷物搬出の準備をしているようであった。



■道新ギャラリー「王朝継ぎ紙研究会 北海道初作品展 よみがえる平安の和紙装飾」。東京で40年前から継ぎ紙の技法を研究している団体の、北海道における初展覧会とのこと。源氏物語や本願寺本三十六人歌集の人物になぞらえて作った作品が展示されていた。

■クロスホテル札幌「ROOM ART… FES 2019」。このホテルでは、何回か客室を使った展示・販売の催しがされているが、今回は10室で10アーティスト(一つは団体)の作品展示・販売をする形になっていた。それなりに面白いとは思ったが、私は欲しい「もの」ってほとんどないんだよね。それでも何名かの方が作品を購入している場面を見かけたので、徐々に効果は表れているのか。

エントランスアートということで、ホテルの入口に本間洸多の作品が展示されていた。



■北海道立近代美術館「アイヌの美しき手仕事 柳宗悦と芹沢銈介のコレクションから」。
「赤モスリン地切伏刺繍衣装」:全体が赤地で白でアイヌ文様が描かれた、モスリン(薄いウール)の衣装。この色と生地は非常に珍しいのだそうで、確かに今回の展示を見ても、記憶をよみがえらせても、赤のアイヌ衣装というのは記憶がない。

1941年アイヌ工藝文化展の再現展示ということで、5点の衣装が展示されていた(ここだけ撮影可能)。



静岡市立芹沢銈介美術館から「この迫力ある布の造形を見られたい」と芹沢が言ったという作品が来て展示されており、ため息が漏れるような迫力があった。1室に衣装が37点あり、色の近いものがグループになっているのだが、全く同じ文様は一つもない。実は同じ形の文様も避けただけかもしれないが、こうして見せられると、非常に作家性が感じられるような衣装であった。

芹沢銈介の作品も十数点展示されていたが、私はなかなかこの人のデザインが好きなのである。さっき「欲しいものがない」と言った私であるが、芹沢の美術館に行ったときには、つい彼のデザインのハンカチを買ってしまった。特に私は布製のものに興味がないので、まことに珍しいことだと自分でも思った。



■北海道立近代美術館「友田コレクション 西洋版画の名品」。細かい作品が多く、モノキュラーを持ってくるべきだった…。大物としてはルオー、ルドン、ピカソ、シャガールの連作版画が目立っていた(↓写真はルオー)。



■北海道立近代美術館「追悼 松樹路人展」。家族を描いていたので、穏やかな人かと思っていたが(絵画そのものは暖かい家庭というよりは独立した個人を表現しているように見えるのだが)、制作歴の途中で「過去の自分と決別するために大作10数点に火を放った」という逸話が紹介されており、激しく燃える人だということが分かった。

「S町のある日」:1949年、まだ若い頃の作品。画業全般にわたって作品を見ることができるのはありがたいものだ(展示は17点で決して多くはない)。



■北海道立近代美術館「瀧川嘉子展」。
「境 KYOH No.7」:作品の複雑な造形もあるのだが、上からの明かりで、ガラスの色が台座に落ちる所にも見どころがある。

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20191123ギャラリー巡り

2019年11月23日 16時38分06秒 | ART
本日は市民→サンプラザ→大丸→紀伊国屋→柏→三越→SONY→さいとう→スカイホール→らいらっく→富士フイルム→道新の12か所。外に出ると「お、暖かい」と思うくらいの気温である。



■札幌市民ギャラリー「写真クラブ「Be PHaT!!」第16回写真作品展 夢フォト2019」。2011~12年の札幌市内の街写真が展示されていたが、写っている建物でかなり無くなっているものもあり、興味深く見た。やっぱり、街の写真が一番面白く思えるな。

■札幌市民ギャラリー「第37回公募展 北海道シニア陶芸展」。
西尾敏明「記憶の杜」:まるで木の切り株のような陶芸作品。これはなかなか深みがあって、面白い表現だ。

■大丸画廊「掌展」。
野原邦彦「味噌汁」「カプチーノB」:いずれもお椀やカップから湯気が立ち上がり、その中でスイマーが泳ぐというユーモア作品。この人の作品を見るのは2回目だが、斬新。インパクトある。
ニワタカユキ「セクシー大根 しおり」:このほかに「のりこ」「まみこ」というのもあった。大根が人間の足のように見える彫刻作品だが、それよりも精密に作られた大根の葉の部分が気にいった。

■ギャラリー柏「青木野枝展 ひかりのやま」。
「玉曇6」「玉曇7」:彫刻を主に作る作家らしいが、今回はクレパスによる作品と銅版画を出品している(写真は銅版画)。



「ひかりのやま」:基本的には山なのだろうが、女性のドレスを模しているようにも見える。





■らいらっくぎゃらりい「田中郁子展~ここまでと、ここからと~」。白黒の抽象作品が良かった。
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20191116ギャラリー巡り

2019年11月16日 16時48分08秒 | ART
本日は北のモンパルナス→北海道大学博物館→北海道大学図書館→紀伊国屋→STV時計台通ビル→Ager→STV北2条ビル→HUG→CAI02→富士フイルム→大通→三越→スカイホール→さいとうの14か所。

■北のモンパルナス「松本五郎・菱谷良一 無二の親友展」。
菱谷良一「小樽港石炭積み出し埠頭」:小屋の質感が良くとらえられた小品。この他、菱谷の版画は非常に素晴らしく、今年作成された作品もいくつかあった。

美術関係者らしき見学者と画廊のオーナーの話を横で聞いていたのだが、今回、二人のアトリエを訪問して何を借りるか決める際、画を見ながら「これはいつ、どこを描いたもの」というのをすらすら答えてくれたそうだ(お二人ともほぼ100歳)。松本氏は今年病気で入院されたとのことだが、病院のベッドでもはがき大の画を描き「リハビリだ」と言っていたそう。何よりも毎日画を描くことを自分に課しているらしい。また、その二人は展覧会初日に来札されたということで、その超人ぶりには驚かされるばかりである。

二人の美術の先生であった熊田満佐吾の作品も3点ほどあった。この人は戦前治安維持法違反で検挙されたのだが、担当になった特高氏とは戦後も付き合いがあり、作品を贈っていたとのこと。その画は息子に伝わり、さらに今回、その息子さんが展覧会に来たとか。お二人の長い絵画人生、日本の不幸な時代も含めた歴史を感じさせる素晴らしい展覧会であった。



■北海道大学総合博物館「融ける大地」。ロシア連邦サハ共和国の自然や人々の生活、そして地球温暖化の調査結果を展示する展覧会。サハ共和国はほぼ全域が永久凍土層に覆われているのだが、近年はその凍土が融け、地面が陥没する事態が発生しているとのこと。驚いたのはこの地域で使われている温度計だ。目盛りが50度からマイナス70度まである(夏も結構暑くなり、30度になったりするらしい)。



■北海道大学総合博物館「トガリネズミ展」。トガリネズミはネズミの仲間ではなく、モグラ類の仲間で、「無盲腸類」という分類になるらしい。知らなかったが北海道に4種生息しているとのこと。とにかく体が小さく、見た人は必ず「小さい~」と言わざるを得ないお姿だ。北海道新聞にも展覧会の紹介記事が載っていたが、2時間食事を取らないと死んでしまうらしい。随分、大変な生き物だな。



北海道大学の図書館に久々に行ってみたが、昔とはずいぶん変貌しているようであった。何しろサイレントルームということで、いくつかのフロアは私語が完全に禁止なのである(注意書きを見ると、相当厳格な感じ)。久々に図書館で「本が多いなあ」という気がしたが、気軽にやって来て読書をするには気詰まりかもしれないな。なお、北方資料の展示を見たので、一応、カウントしておいた。

■STV北2条ビル「札幌大谷大学芸術学部美術学科 油彩専攻作品展」。
萩原壱成「白石さん」:白石さんは何鉄かな~、なんて妄想したりして。このほかにも道展に出ていた作品も多くあったが、なかなかの力量の作品が多い。



■富士フイルムフォトサロン「喜多規子写真展「MOMENT」」。印象的な写真が多く、良い展覧会だった。

■さいとうギャラリー「佐藤武展-無窮の果て-」。
「時空の果て」:あの空の切れ目の向うをついに描いたのか! と思ったら2017年~2018年にかけての作品だった。いやー、知らなかったな。しかしながら、向こうがああなっているというのは、SF者に言わせると、いささかイージーな感じがぬぐえない。

なお、大通美術館には来年の年初に行われる「楢原武正展」の直筆チラシが置いてあった。さすがというか、凄みがある。ありがたく1枚頂いてきたが、年初のこの展覧会は本当に楽しみである。
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20191109ギャラリー巡り

2019年11月09日 15時11分37秒 | ART
本日は500m美術館→HOKUBU→SCARTS→道新→大通→富士フイルム→らいらっく→三越→SONY→スカイホール→大丸→チカホ→北1条写真館の13か所。

■500m美術館「札幌・ミュンヘン姉妹都市交流展「Sister City Brother Project : München」-ミュンヘンの現代の抽象-」。
アリックス・シュタットボイマー「System of life」。



仲島芳(作品名不詳)。



ニナ・アナベル・メルクル「Folded Matter」(一部)。



ヨハネス・エヴァース(作品名不詳)。



ビデオ展示のうち、2点は映像が停止したままで、1点は再生不可能状態であった。こういうのを連絡するための手段を構築して欲しいものである。どうしてよいのか分からなかったので、SNSで状況をお知らせしたものの、無視されている(気が付かない?)ようである。



■HOKUBU記念絵画館「最良に近いデフォルメ」。
三岸黄太郎「風景」:これは1階展示室にあったものだが、久しぶりに見るとなかなかいい。
関野準一郎「御油」:今回は関野の「東海道五十三次」がメインで、ところどころに広重の五十三次も比較展示されている。「御油」はほぼ同じ曲がり具合の街道を描かれているが、江戸時代は有名な客引きの多い宿。現代は人もいない寂しい街道という対比である。
関野準一郎「四日市」:現代は工場のカラフルな照明が目立ち、江戸時代は風が寂しく吹く山村風景である。あえて似た構図に寄せているものと、全く異なる風景になっている作品がある。関野の作品は主に1960年代だったが、やはり都市部の風景やモータリゼーションは隠すことのできないものになっていたのだろう。

しばらく見てから、いつものコーヒー休憩。ありがとうございます。



■SCARTS「ART STREET まなざしのスキップ」。
飯川雄大「デコレータークラブ-衝動を作る-」:上っても良い黄色の階段を設置した作品。大人はひるむものがあるが、後で見たら子供たちは元気に上っていた。



作者名不詳「口肛門」:こういうバカバカしいのはいい(真ん中の穴のような部分に人間の口が写っている)。



作者名不詳「戦争は終わる」:小便小僧同士の戦争。



すみません、情報がありません。北海道内の発電所をイメージしたモーターを置いたが、発電ではなく電気を使っているという逆発電所的なタイトルだったと思う。



長谷川裕恭「きみのうた2019」:様々なものの中に、ヴラマンクっぽい絵画があった。





牛島光太郎「外側の形」。



■チカホ「出張シンクスクール 制作コース歴代受賞者展」。
鷲尾幸輝「0204883-4500」。



小里純子「右向け左・前へ進むな!皆と違って何が悪い!」:ごもっとも。



小野寺弘実「▷こんてぃにゅー?」。



外山たり「有象無象」:切り絵である。



鷹嘴大徳「1year」:1年間屋外に置いてあった板で作った作品。



■北一条写真館「さっぽろ平成雑景」。思えば日本が下がり続ける30年間であった。



「札幌三越、食品売り場に登場した平成元年ビッグチョコレート」:思えば、まだバブルだった。



「札幌駅の高架化により陸橋だった西5丁目通りの撤去工事が行われている。」:私は昭和59年に札幌に出てきたので、西5丁目通りの陸橋は記憶にある(駅を南北に通る地下通路やステーションデパートも)。確かに札幌駅、南側に平べったい待合室のようなものがあったね。驚くべきは北口で、駅の一部が、掘っ立て小屋みたいな雰囲気に見えた記憶がある。



もう疲れて失速。あちこち見逃しているが、行く気力がない。
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少し楽な東京(2)

2019年11月04日 15時11分57秒 | ART
いつもと違う方向から来たため、松涛美術館を見つけられずに焦る。私以外にも道に迷う人は多いらしく、あるお店の店頭に案内が書いてあった。これを頼りに進む。



■松涛美術館「日本・東洋 美のたからばこ」。
「北野天神縁起絵巻(甲巻)」:道真の怒りで落雷がさく裂。逃げ惑う廷臣の姿がコミカルである。
「山王霊験記絵巻(上巻)」:3歳の子が船の難破から救われ、猿たちに育てられるシーンがあるのだが、またそこが可愛い。重文。
土佐光吉「源氏物語手鑑(幻)」:素晴らしく作品が細やかで保存状態も良い。源氏物語が大切に描かれ、伝えられてきたことが良く分かる。重文。

住吉如慶「三十六歌仙画帖」:コンディションが良い上に、画がうますぎる。いわゆる画帖から思い浮かべるような精度ではない仕上がり。
「鍾馗図」:中国、元時代の作品。鍾馗様が邪鬼を殴りつけようとしているシーンだが、描写が細かい。重文。
「玳玻天目 花鳥文椀」:薄い三角錐状のフォルムが素晴らしい茶碗。中に象形文字から生まれたような鳥が描かれている。

「青磁鳳凰耳花生 銘「万声」」:ぬめるような釉薬で、のっそりと太く感じられる。国宝。
「歌仙歌合」:三十六歌仙成立以前(11世紀)の代表歌人30人、130首を集めた作品。国宝。

和泉市久保惣記念美術館の名品が並ぶ展覧会だが、コレクションには「名物裂集古鑑」(いわゆる古裂)があり、その写真パネルがロビーに貼ってあった。



何となくひらめいて見に来たのだが、良い展覧会だった。



美術館を出て坂を下り、次へ。

■Bunkamuraミュージアム「リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展」。
ヨーゼフ・カール・シュティーラー「リヒテンシュタイン侯爵家出身のエスターはージー伯妃ゾフィーの肖像」:いや、超上手いよ。
フリードリヒ・フォン・アマーリング「リヒテンシュタイン侯女カロリーネ、1歳半の肖像」:こちらをまっすぐ見る目がスゴイ。
ヨーゼフ・ノイゲバウアー「リヒテンシュタイン侯フランツ1世、8歳の肖像」:とにかくリヒテンシュタイン家は可愛いずくめだ。



ヨハン・ゲオルク・プラッツァー「雅な宴」:コレクション全体に、テクニック自慢、描くものはギュウギュウ詰めの傾向があるね。
ヨハン・ケーニヒ「羊飼いの礼拝」:空から雲が噴出するように、頭に直接羽の生えている気持ち悪い天使が降りてくる。
ルーカス・クラーナハ(父)「聖エウスタキウス」:これはクラーナハのいい作品だ。騎士の腕の防具がメタリックに描かれており、16世紀初頭でこのリアリズムは凄い。

ウィーン窯・帝国磁気製作所「絵皿「オレイテュイアを略奪するボレアス」:絵付けが素晴らしい。洋の東西を問わず、超絶技巧品というものがあるものだ。
日本・有田窯「色絵牡丹鷹婦人紐蓋付大壺」:上に日本婦人がついており、なんとなく輸出専用品にも見えるが、18世紀初頭にそんなものを作っていたのだろうか。
中国・景徳鎮窯「青磁金具付大壺」:渋い壺の上に金色の金具をあしらっており、豪華である。

ヨリス・ファン・ソン「倒れた銀器のある豪華な静物」:今回の静物画では一番かな。
ウィーン窯「アフリカ人付砂糖(菓子)入」:アフリカ人は肌が黒々と描かれており、趣味の品として珍重されたのであろう。
フェルディナント・ゲオルク・ヴァルトミュラー「イシュル近くのヒュッテンエック高原からのハルシュタット湖の眺望」:素晴らしく写実的な風景画。空気遠近法の上手さもあって、モノキュラーで見ても、ひょっとすると写真なのでは? と思う。

有名どころはクラーナハ、ルーベンスくらいだと思うが、それなりに面白い展覧会であった。



会場を出ると「Bunkamura Gallery Auction」のアフターセールをやっている。北海道関係では、一原有徳「バーニング」が最低入札価格8万円、森ヒロコ「むかしむかし」が同じく5万円だったが、売れていなかったようだ。



その隣では李英希「金・漆・陶器展」をやっていた。カタツムリの形をした急須はあまり見たことの無い造形のように思う。
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20191013ギャラリー巡り

2019年11月03日 15時08分53秒 | ART
久々に彫刻美術館を目指す。途中で老健施設だったところが取り壊しになっていた。営業していないのは以前から見て分かっていたが、建物はそんなに古びているようではなかったけどなあ。この後、どうするのだろう。



彫刻美術館に到着。今日は文化の日とあって無料開放デーなので、パラパラと人が訪れている。



■本郷新記念札幌市彫刻美術館「家具の彫刻家 フィン・ユール展」。気力が湧かず前期は来れなかったのだが、何とか後期展の終わる直前に来ることができた。展示物はかなりの点数が前期/後期で入れ替わるようで、残念だった。

彼のデザインする主に椅子が展示されていたが、形も色もいいし、何よりアーム部分の手触りがとても良さそうだ。そうなってくるととても残念なのは、座って良い椅子が一つもないことだ。なかなか難しいとは思うのだが、座ってこそ椅子という気がしてならない。

帰りは少し遠回りして帰る。やや紅葉が進んでいる。



旧宮の森美術館の建物のギヨム・ボタジ作品は日の当たる側はかなり色あせてきていた。





ガラス窓から見ると、さっきの彫刻美術館ではないが、オシャレ椅子コレクションがあるみたいだ。



西28丁目近くに昔あった酒屋さんを見に行くが、とっくになくなっていた。帰りがけにスーパーに立ち寄ると、ブラックニッカリッチブレンドのコンフォートアロマがあった。すかさず2本、買い占める。もう手に入らないと思っていたので、かなり嬉しい。

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20191102ギャラリー巡り

2019年11月02日 16時00分22秒 | ART
本日は市民→道新→グランビスタ→大通→富士フイルム→オマージュ→らいらっく→三越→スカイホール→さいとう→プラニス→エッセ→紀伊国屋の13か所。

とりあえず天気が良くて良かった。紅葉も進む中、ちょっと遅めに11時頃スタート。



■札幌市民ギャラリー「第94回道展」。
伊藤貴美子「月光-3-」:月光と言っても明るいだけでもなく、暗いだけでもなく、その調和を表現するのは難しいんだろうなと思わせる作品。佳作賞ということで、おめでとうございます!
折目桃子「郷愁の向う側」:この人の作品はいつも私の目を引く。
川上直樹「国境地帯-ときの輪郭」:以前の作品よりも、全体的にトーンを抑えめで統一しているか。新会員おめでとうございます!

川尻舜「嗚呼」:ユーモラスなような、ちょっと怖いような。
佐々木仁美「令和元年7月-」:タイトルがあれだが、造作は素敵だ。
堀切健太「100 years later」:あっけらかんと明るい世界がいい。
安田眞紀子「黄金色の魚」:魚が光り、浮き出してくるようだ。

全体的にリアル(スーパーリアル)好みの私なので、いつも同じ作家名を上げてしまうのだが、変わり映えがしなさすぎるので、今回は省略させていただいた。

上記でタイトルに文句をつけているが、これはあくまでも「元号が嫌だ」というだけの事なので、特に深読みしないで欲しい。そもそも元号は今となっては役立つものではないどころか、西暦との併用で混乱を招くだけの代物である(伝統的にも一世一元になったのは近年の話なので、意味はない)。特に「元年」というのも嫌な書き方で、なぜ「令和1年」にしないのだろうか。数字の方が年数を求める時に引き算しやすいではないか。かように、下らない因習が好きではない訳である。

■道新ギャラリー「北海道イラストレーターズクラブアルファ 会員作品集『MY WORK 31』イラストレーション展」。プロの仕事、安定感がある。

■グランビスタギャラリー「佐藤綾香作品展 「蝶と祭日」」。よ、待ってました! と言いつつ、既発表作品が多い。
「音合わせ」:最近、始めたのだろうか。仏教の影響を受けた半立体の作品。平等院鳳凰堂の雲中供養菩薩像を思わせる。
「静かなレモン」:無駄を削った結果、レモンだけが残ったと作者が言う作品。こういうの、好きですな。



大通公園では樹の葉が黄色く色づいている。



■三越「大黄金展」。今年もやって来ました、大黄金展が。目玉は手塚治虫生誕90周年記念、ブラックジャック先生とピノコ。



■スカイホール「山田吉泰彫刻展」。
「流木」:何点かのシリーズ作品だが、木(流木)そのものが流れ、または空を飛ぶような素敵なフォルムの作品。

■さいとうギャラリー「土井義範絵画展」。
「夢のカケラ」:これに限らず、どこか頭にひっかかる、とにかく気になる作品が多い。最新のこの作品を見て、私はクリムト「エミーリエ・フレーゲの肖像」のドレスを思い出した。

■さいとうギャラリー「伊藤隆弘彫刻展」。どこかありそうで、なさそうな形。面白い。

■プラニスホール「生頼範義展」(頼のつくりは刀の下に貝)。見に行くべきかどうか相当迷っていたのだが、これは行って良かった。いや、行くべきだった。一般的な評価としては、ゴジラ、スターウォーズのポスター等が代表作ということになるのかもしれないが、私にとってはSF本の表紙を書いている人というイメージが強い。

あらためて仕事を見ると、小松左京「復活の日」「ゴルディアスの結び目」、平井和正「幻魔大戦」、ベスタ―「虎よ虎よ!」の表紙作品などは、今でも心に焼き付いているほど印象深い。その他、雑誌「SFアドベンチャー」の表紙とかね。

私がSFづいたころには、とっくにSFマガジンはスタートしていて、値段が高いのと、今から読むかという気持ちがあった。そんなとき、SFブーム(宇宙戦艦ヤマト、スターウォーズの影響もあった)から、新しいSF雑誌が創刊されるということで、「SFアドベンチャー」は創刊号から期待して買ったのをおぼえている。その時の表紙が生頼範義だったのも、当然覚えているのである。後はレイジー「宇宙船地球号」のアルバムジャケットを制作していたというのも、「なるほど、分かる分かる」という感じである。

驚いたのはポスター「HOPE MY WAY」シリーズである。今となってはもう作られないであろう、煙草の宣伝ポスターだが、これがまるで写真にしか見えない手描きなのだ。「写真みたいに描けば良いのか」問題は置いておいて、生頼氏がここまで上手いとは思っていなかった。これを見ただけでも個人的にはこの展覧会は価値があった。



■ギャラリーエッセ「第23回 坂本勤・鈴恵・亜樹 風の詩画展」。相変わらずの坂本亜紀の精密切り絵を楽しむ。

札幌駅から100m以内にあって、この寂しさ。人類絶滅後の遺跡感はスゴイ。

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20191028ギャラリー巡り

2019年10月28日 15時50分13秒 | ART
本日はグランビスタ→アートスペース→富士フイルム→三越→SONY→書肆吉成→SCARTS→道新→大丸の9か所。ドニチカきっぷが無く、ギャラリー休みの多い月曜日とあって、こんな所だった。

■グランビスタギャラリー「KANAKO TOMIHARA EXHIBITION WINTER LANDSCAPE」。
「Snowfall」:今回は平面の作品が多かったが、これだけはふんわり雪が積もったような、薄いクッション様をしている。
「Silence」:白から黒といっていい色まである作品群。雪を思わせるところがある。



■アートスペース「あべみち子個展「風のいい日に」」。
「今日はお休みの日」:まさに私も休みなので、こんな気分かも(いや、明日から仕事で憂鬱になっている…)。



■SCARTSモール「故郷II 労働の未来展」。相変わらず、面白いとともに、社会的な問題も考えさせられる展覧会。ちょっとだけ撮影させていただいた写真をアップしようと思ったのだが、ブログの制限で今日はもう写真がアップできない。いずれまた。

20191102写真追加。パネルの裏表がこうなっているのだ。

 

後はあちこちの紅葉風景など。







あまりパッとしない写真ばかりで。
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なぜか鳥取(25)充実博物館

2019年10月25日 11時04分36秒 | ART
9時少し前にホテルを出て、雨の降る中、バスで鳥取県立美術館へ。今日も系統は異なるが、100円バスがありがたい。



■鳥取県立博物館「殿様の愛した禅 黄檗文化とその名宝」。黄檗とは禅宗の一派で、日本には隠元和尚らが伝えたものらしい。野菜の隠元の名前でもしられる僧侶だが、もともと中国の人である(知らなかった)。本来は帰国するつもりだったが、将軍家綱の命を受けた酒井忠勝のリクエストで日本に残り、教えを広めることになったのだそうだ。そして、鳥取池田家は国元と江戸の両方の菩提寺が黄檗宗になったということから、この展覧会が開催されたということである。

 

蓮浦洪基「涅槃図」:木にもたれたまま入滅する仏陀の珍しい図。普通の人間に見える。
池大雅「五百羅漢図」:全8点のうち、4点が展示されている。かなりの有名どころも出品されているのだ。
伊藤若冲「梅図」:若冲も3点が出品。いずれも墨絵で、派手さはない作品である。

橋本宣彩他「鳥取池田家11代図」:この展覧会のメイン展示の一つとして、池田家12代のうち、初代から11代までの肖像画と位牌が一気に展示された。これがセットで展示されるのは150年ぶりとのこと。見ると10代~30代で死んだ人が7人もいるので、比較的短命の家系なのか、それ以外の事情があったのか、見ていて複雑な気持ちになる。

「釈迦如来像」「普賢菩薩像」「文殊菩薩像」:何点かの出品物は撮影が可能で、私もありがたく記念撮影させていただいた。



「持国天」「広目天」「増長天」「多聞天」:私の好きな仏像関係は撮影が可能だったので、非常にうれしい。これは黄檗様式という中国風の四天王で、当時、かなり異形の像として見られたのではないかということだった。

 

 

■鳥取県立博物館「美術家大辞典」。
須田国太郎「漁村田後」:しっかりしたいい作品。
佐伯祐三「オーヴェールの教会」:教会に確固とした存在感がある作品。
岸竹堂「正月風俗図」:人が布をかぶって、獅子舞のようでもあるが、ユーモラスな踊りと顔をした情景である。

黒田稲皐「牡丹孔雀図」:色彩ハデハデの作品。
黒田稲皐「雲龍之図」:ぼかしが上手い。
黒田稲皐「千匹鯉」:鯉が重なり合い、ひしめき合って過剰過ぎる描写が面白い。

それから自然展示室を急ぎ見る。ダイオウイカ、オオサンショウウオの標本が目立つ。





歴史・民族展示室では、国宝「三仏寺・投入堂」の模型があった。



私の目を引いたのは「太陽系模型」。中央が太陽で、その周りに惑星を表す輪が段になっている。現在は準惑星となった冥王星はここには表れていないので、1930年以前の作であるとのこと。



なかなか見ごたえのある博物館だった。ここからそんなに遠く無いはずなので、次の目的地、鳥取市役所にはバスに乗らず徒歩で向かう。
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なぜか鳥取(21)歴史博物館

2019年10月24日 17時10分59秒 | ART
米子駅に戻り、快速のとっとりライナーで鳥取駅に向かう。





平日に乗っているせいもあるが、山陰の電車、バスは総じて空いており、座れない感じになることは無かった。


→見ての通り、ガラガラ。

ちょっとウトウトしたり、読書をしたり、山陰らしい風景(海よりも山が多く感じられる)を眺めながら、鳥取駅へ。鳥取駅の改札口は自動改札になっていないという、なかなか今どき珍しい駅であった。



まずは荷物を置きたいので、ホテル「NO」にチェックインする。

このホテル、相当古びているという噂もあったのだが、部屋はかなり新しいスタイルでリニューアルされており、非常に良かった。トイレのウォッシュレットも最新型だし、部屋の照明もベットの奥に落ち着いた間接照明があり、かなり素敵な雰囲気である。

窓から線路を眺め下ろしてみた。



さて、時間が少々あるので、一か所行っておこう。ということで、鳥取駅前から100円バスに乗る。鳥取市内ではこの100円バスが優れもので、3系統のルートをバスが20分おきに走っているのだ。30分置きだとタイミングによってはなかなか乗る気がしないのだが、20分おきだとちょっと待とうという気持ちになる。この差は微妙だが大きいように思える。

■鳥取市歴史博物館「因幡×豊臣~豊臣政権と因幡の大名」。因幡の国を治めた大名と中央政権の関係を紹介する展覧会である。池田家文庫の「信長紀自筆本」や平安時代後期から伝わる「梵鐘」。島津家文書「高麗国出陣人数帳」など立派な資料が展示されていた(いずれも重文)。

「豊臣秀吉画像」:色が素晴らしくきれいに残っている
「豊臣秀次画像」:地蔵院に伝わるもの。この人の運命を知っているせいか、心なしか繊細な感じがする。
「豊臣秀次像」:こちらは瑞巌寺に伝わるもの。つり目でややキリッとした表情に見える。
「石田三成像」:頭の鉢が大きく、小柄な人物に見える。いかにもインテリである。

この後、常設展の展示も見たが、かつて鳥取城を治めていた吉川経家は豊臣秀吉の兵糧攻めにあい、大惨事(餓死者多数)の挙句に降伏、切腹したということであった。大阪辺りでは今でも人気の高い秀吉だが、この地ではきっと恨まれていることであろう。



先ほどの100円バスで、鳥取駅前に戻る。雨が強くなってきた。
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なぜか米子(19)写真

2019年10月24日 11時20分36秒 | ART
ここで2回ほど、「なぜか米子」にタイトルが変わります。番号は通番です。

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8:03に松江を出発し、米子に移動。





さらに岸本に移動する。ここからタクシーで植田正治写真美術館に行く予定だったのだが、駅は小さく、当然タクシーなど待っていない。電話をかけると「20分くらいお待ちください」とのことで、何もない駅前でただ待つ。


→本当に何もない。

駅にはちょっとした集会施設のようなものが隣にあり、保育園に向かう途中と思われる団体がトイレを借りにやって来た。彼らの会話を聞くと「今日は寒いねえ」の連発である。うーむ、私は全く寒くないのだが、そうなんだろうなあ。

雨が少し降っているため、みんな長靴を履いた子供達を眺めていると、タクシーがやってきた。よし、これで美術館に向かうとしよう。美術館までの距離は3キロくらいらしく、タクシーでは5分強、1000円少々の値段で行くことができた。歩くと40分くらいはかかるので、よほどの場合以外は、タクシーを使った方が良いのではなかろうか。

◼️植田正治写真美術館「ある日の記憶」。彼の作品は記憶を呼び覚ます記録的な写真にも見えるが、念入りに演出された作品でもある。砂丘を舞台にした写真が印象強いのだが、作品の撮影場所を地図で表したものを見ると、鳥取全域に渡っており、それほど砂丘にはこだわっていないようにも見える。

さて、この写真館がなぜこんな辺鄙な所(失礼)にあるのかというと、鳥取の名峰・大山が一番美しく見える場所を選んで、美術館を建てたのだそうだ。映像コーナーには世界最大のカメラレンズが取り付けられており、まるでピンホールカメラの中に入ったかのように、大山の逆さま映像が映し出されるのであった。


→これは予備のレンズらしい。

今日は雨のためかろうじて大山の稜線が見えた。





帰りは行きのタクシーで11時の予約を入れておいたので、スムーズに岸本駅まで戻る。岸本駅は100周年を迎えたようだが、土日祝日は建物に入ることができず、ドアを開けておくとツバメが入り込んで出られなくなるなど、何ともいえない掲示ばかりがされているのであった。



ここから米子に戻る。



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