ばばちゃんのおっちゃんの日本語の先生への道

日本語の先生になろうと一念発起いたしました。

その292 教材づくり

2023-09-22 05:37:54 | 6.私の感想・考え

************************************************

Dear foreign visitors、please visit below site.

Shortcut for learning Japanese

 https://nihongokaiwachikamichi.jimdo.com/

Site Map

 https://nihongokaiwachikamichi.jimdo.com/site-map/

*************************************************

教材づくり

 私のウエブサイトは、元々、理解語彙を使用語彙に変換するためのトレーニング用にしたいと考え、実行してきました。解説・説明のサイトは、他に沢山あり、最近になって更に増えて来ていますので、私の出る幕でもないと考えます。また、それほどの知識もありません。それよりも、会話で、理解語彙を使用語彙に変換するのと同様に、文型でも、理解文型から使用文型に変換する作業が必要を感じますので、文型を含んだ例文をフラッシュカード化しようとする取り組みを初めました。

 会話は、所詮、陣取りゲームと同じで、難しかったり、覚えにくかったりするものは、無理をせずに、後回しにして、簡単に取れるところからどんどん領地を増やしていくのがセオリーでしょう。そういうやり方で、ボキャブラリーや文型を増やしていけば良いので、手を付けやすい方法を案内できればと考えます。

 ネット上に有る文型の一覧表は、大体JLPTのレベル順であったり、更に50音順であったりしますが、学習者は、どこから手を付ければよいかわかりません。頻度の少ないものであったり、上級の方になりますと、会話ではほとんど使わない、書き言葉やスピーチの言葉であったり、硬い言葉や古い言葉が、沢山混じっています。学習者に対してあまり親切とは言えません。

 例文を探し当てましたが、N5相当の文型にも関わらず、例文に含まれている語彙が、N4、N3のものも有るように感じました。中には、現役の教師の方がお集めになったものでありながら、日本語として、『あれっ』と、おもうようなものも混じっています。もう一度、探し直し、相応のものをなんとか見つけ出しました。

 しかし、学習者皆さんは、どこから手を付けていくのかを考えますと、現在のところ、当てずっぽうに試していくより方法が有りませんね。それらは、機能、正確さは問題ないでしょうが、取り組み易さから言いますと、ほとんど考慮されていません。そこで、自分の英語での経験を振り返ってみますと、会話で頻繁に使いそうなフレーズ、覚えやすそうなフレーズから入っていったのではないでしょうか。皆さんも取り敢えずそうして欲しいと考えます。

 日本語の学習者は、多少とも英語がわかる人たちと考えて、(本当は、カタカナ語の問題がありますし、いくら日本語学習だと言っても、英語の素養が必要になります)英語訳の付いた文型の一覧表探し、英語話者向けのサイトで見つけました。それらを利用してプライオリティーを考慮されたほうが取り組みやすいと思います。またご自分が英会話でよく使うフレーズがありますと、恐らく日本語でも、よく使うものと推測します。そういうものを早く見つけ出し、難しいのは後回しにしてはいかがでしょうか。(そうは言いましても探しにくいですね!!)

 また、類語も探し出して、一緒に覚えたほうが簡単かもしれませんので、英語訳で探して見てはいかがでしょうか。

(ウエブサイトの英訳は、必ずしも正確ではないというのを発見しました。『手前』は、beforeとか in front ofになっていますが、「言った・約束した・てしまった手前、~するわけにはいかない」と言う気持ちも含まれた言葉なので、誤りとしか言いようがありません。英辞郎で探しても適当な英訳が有りません。)

 特に、活用の有る体言からの接続について、動詞の〇〇形とかの説明がありますが、実用的では有りませんので、動詞については、サ変の『する』で代用し、「~(し)ます。」とか「~(します)ので」というように表現し、直感的に分かるようにしたいと考えます。(形容詞、形容動詞には今のところ良い方法が見つかりません。)名詞からつながるばあいは、〇〇してとか、場所なら、(どこどこ)で、(どこどこ)にと直感で分かるようにしたい。

 私が学んできた『KAIZEN』に於いては、「パーフェクトを求めるな、50%で良い。すぐやれ」と教えられてきましたので、この場面でも、そういう考え方が当てはまるのではないかと考えます。テリトリィーゲームのように、少しでも早く、少しでも広くテリトリーを増やすように、ボキャブラリーを増やし使用語彙も増やすと言う考え方が大切だと考えます。

 これから、QuizletやPDICに例文(短文)を集めていこうとしています。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« その291音声読上げ | トップ | その293日本語は早口 »