かみつけ岩坊の数寄、隙き、大好き

働き方が変わる、学び方が変わる、暮らしが変わる。
 「Hoshino Parsons Project」のブログ

「かみつけの国 本のテーマ館」の冊子つくり

2008年09月02日 | 手作り本と表現活動
このところ新しい仕事に誘われるような話が続いて、自分の作業がはかどっていない。
ブログも書きたいことがどんどんたまってしまっている。

先週、10年以上昔の同僚から、突然、お仕事のお誘いがあった。
新しい部門の仕事の立ち上げで、その責任者を探しているとのこと。
活字が好きで、家に帰ることにこだわっていない人がいいので、是非頼むと。

オイオイ、理由は、それか?

今の仕事で十分、家に帰らない環境と活字に埋もれてた生活なので、
簡単には移れない。
高崎の新しいオフィスを見せてもらったが、とりあえず今度、酒でもゆっくり飲もうということになった。

もうひとつは、前々から誘われている知人の本作り教室。
これは、私自身がすでにやっている活動とリンクしているので、どうつながりをもっていくか、関わり方の問題。

そのSさんは、本格的な本作りの解説本(これも265頁の手作り製本)も完成して今とても頑張っているところ。
手作り本の作り方の問題としてではなく、いかに自己と向き合うか、ということをテーマにしているので、私の問題意識とも十分合っている。

そのSさんが、なんとか時間をつくってくれと、しきりに言ってくるその悩みの背景は、

「オレ、暇なんだよ」

と言う。

今どき、実に出来たひとだ。

そのSさんと先週、一杯飲みながら話していたときに、手作り本のバラエティを増やしたいので、これまで私が手がけた本以外に、私の雑文を冊子にしてはどうかと持ちかけられた。

そういえば、他人の冊子をつくっていながら自分のは出してなかった。
なるほどと思い、早速、作業に取りかかりだしたら、
なんと、これまでホームページで公開していた文章のなんと完成度の低いことか

校正を続けているうちに、これまで自分で言いたいこと、書きたいことはほぼ書き込めたと思っていた文章が、まったくまとまっておらず、人に何かを伝えるというレベルにはなっていないことを思い知った。

ここにこそ、もっと労力を裂かなければならないと痛感。

やはり手軽なWEBと比較して、紙に印刷することのほうがはるかに慎重になり、また伝えることの完成度が要求される。

どうやら、webは伝える前の広報手段で、
紙媒体こそ、伝えるための究極媒体のような気がした。
そしてリアルの関係にいかにつなげるかだ。
それぞれのレベルをなんとかうまく活用したいのだけど。

夜は当分、この作業になりそうだ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« スポーツ振興・インド・草の者 | トップ | 出版市場は、どのようにで縮... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

手作り本と表現活動」カテゴリの最新記事