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 「Hoshino Parsons Project」のブログ

破れた障子の補修

2016年03月19日 | 暮らしのしつらえ

このところやたらと部屋の障子が破れます。

それは、わが家が普通の障子紙を使わずに、一部の場所は、お能の謡本をそのまま障子紙として使っているためでもあります。

 

貼ったときは、そのデザイン性に満足していましたが、紙質が障子紙に比べるとどうしても弱いのが難点です。

そればかりか、障子の手前に余計な物をおく構造にしてしまったため、花瓶や器などを後ろに落としたら、すぐに障子を破ってしまうことが十分予想されます。
 

ということで、案の定、穴をあけてしまいました。

謡本の折り目部分からも、次々と破れ始め1年後にこの部分は全面張り替えとなりました。


これは、ただのコピー用紙に、お気に入りの俵屋宗達と本阿弥光悦コラボの最高傑作の画像をネットから拾い、障子枠サイズに拡大トリミングしたもの。

これも色部分は」どんどんあせていくことと思いますが、まずはいろいろ試してみることです。

それでも、謡曲の謡本よりはずっと落ち着いた感じになりました。

 

 
本来は、きちんと原画どおりにひと続きの流れですべきところですが、拡大にたえられる適切な画像が見つからなかったので、2枚ずつのツギハギになってしまっています。

でも、とりあえずは満足。 

 

以前、他の破れた穴は上の方だったので、空海の「月」の字をA4の和紙にコピーしてひと枡ふさぎました。

 

今回は下の方で、よく見ると桟をまたいで破れていました。

そこで下の小さい部分を手抜きでコピー用紙をそのまま型をあわせて貼ったのですが、上の方が謡本にかかって破れてしまっていたので、なにかここにふさわしいい図案はないかと、和楽器の形などを画像検索してみました。

ところが、シンプルなシルエットで様になるものがなかなかみつかりません。

最終的には琵琶のかたちが一番良いかと思ったのですが、どうも糸巻き部分のかたちが切り抜くのが少し面倒。

はてと困っていたら、お能の謡本を使っているわけだから扇こそ最も良いだろうと気づき、画像検索したら、手頃なものはたくさん見つかりました。

はじめは形だけ切り抜いて使おうと思っていましたが、考えてみたらこれも画像をそのまま和紙に印刷してそれを切り抜けば、もっとそれなりの雰囲気に仕上げることができます。

それで貼ったのがこちら。

 

印刷の透かしであれば、扇の細い骨もきれいに表現されます。

ただ、空海の月の字を貼ったときと同じく、この障子面は東向きで朝日があたる方向なので、現在の和紙の色もおそらく数年で落ちてしまうことと思われます。

それでも、デザイン性は扇であることで、数段増すことができました。

 

これなら、もう数カ所破って、パラパラと散らして貼るのも一興でよいだろう。

などと考えていたら、何もこれを貼るのにわざわざ破る必用もないだろう、と妻が気づかせてくれた。

ふむ、賢い!

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