最近は若い方のジーンズ
破れているものをよく見かけます。
これもファッションの一つのようです。
もう、膝がパックリ見えるような
ちぎれて落ちそうなジーンズも見かけます。
という、
私のジーンズもより年波には勝てず
破れてきました。
二十代の頃に買ったので
かれこれ40年あまりでしょうか。
もう、裏に貼ってあるリーバイスの
皮のマークも落ちてしまい、
でも、流石リーバイス
よくぞ持ってくれたとも思います。
もうそろそろ捨てようかと思ってた
矢先、
しかし、ここまで履くと
なんだか愛着が湧いてきて
捨てずに捨てられず、いたところ
ネットで修理キットを発見!
こういうアップリケを置いて
上からアイロンをかけるだけ
という代物です。
表に貼るというと、
どうも子供のようになってしまうので、
ひっくり返して裏から貼る
というようにしてみました。
わりと簡単にできました。
というよりやって頂いたのですが、
表にしてみると
まあ、いい感じにできたのでは…?
ふと思い出したのですが
お釈迦さまのお弟子さんで
とても物を大切にするという
方がいらして、
お袈裟を頂いてから捨てずに
上から上から縫い付けていたら
だんだん大きくなり重くなって
まるで、芋虫のような姿に
なってしまったということです。
見るに見かねて、
お釈迦さまは、
物を大切にするのは大事なこと
だけど、
見てあまりにも見苦しくなったら
新しいものにしなさいと
注意されたという話があります。
本来、袈裟は
糞雑衣(ふんぞうえ)といって
落ちていたぼろ布を
つなぎ合わせて一枚にして
それを不正色、濁った色
つまり黄色に染めたということが
始まりのようです。
その縫いあわせ方によって、
五条袈裟とか七条袈裟とか
二十五条という細かく継ぎあわせた
袈裟もあります。
本来はダメージの布を
継ぎあわせたものなのですが
それが何時の間にか
金蘭豪華な袈裟になっていった
とうことのようです。
安く簡単に修理もできたし、
まあ、しばらくはまたお付き合いして
いこうかと思っています。
今の時代こういう破れたジーンズも
ファッションの一つになっているから
いいのかもしれませんが、
けど、本当に破れたのと
お洒落で破ったのとは別物と
思うのですが …?
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