夜の迎賓館、
また違った趣があります。
東側の駐車場より
迎賓館の塀には美しい明りが
点っています。
迎賓館の門
ここからは入れません
地下の駐車場より検査を受けて
また上に上がり玄関より入ります
日本の技術の粋を尽くした調度品
一人ひとりタブレットを貸していただき
その場所に来るとアナウンスが流れ
説明が聞けます
西山をモチーフにした織物
夜の雰囲気はまた別物
天井の照明にしろ
何から何まで粋を尽くしています
この調度品も漆と螺鈿塗
賓客用の食器類
招かれないけど、
お客様はこういうような設定でしょう
まあ本当に美しい
釘隠し一つとっても
組みひもをデザインした
人と人とのつながりを
表現しています
この部屋の天井はまた違った趣
格天井を表現したのでしょうか
こちらは和室のしつらえ
この机の天板が見事です
床の間を眺めるとこのような
位置関係になります。
外からの眺め
池に移った様子は格別、
やはり夜の様子は
何とも静かな風情があります
池の中の築島です
一歩外に出てみると御所の中は
真っ暗です。
1000年前の今月今日
この御所で
藤原長道が詠んだ
「この世をば我が世とぞ思う望月の
欠けたることもなしと思へば」
たぶんこのような月
だったのではないでしょうか。