本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

覚鑁上人の根来寺

2016-11-16 20:57:29 | 住職の活動日記

覚鑁(かくばん)上人が

お書きになった密厳院懺悔発露文

を勉強しようということで、

では、そのおひざ元を訪ねようと

ネットで調べると

わが家から1時間半…

思い立って出かけました。

 

天気も上々

 

 

まずは本堂である「大伝法堂」に

中央に大きな大日如来、

脇侍は金剛薩埵と尊勝仏頂です

 

その横に

 

 

国宝の大塔

いつ見ても堂々として美しい

 

 

その横には大師堂

そこからいったん出て

横の細い道を奥の院へ

 

 

覚鑁上人(興教大師)の御廟所

 

 

杉木立の中を進みます

 

 

朱に塗られた門が見えてきます

この奥に覚鑁上人は三昧に入られて

いるのでしょう。

 

 

門の奥には大きな土万頭が

作られています。

本来のお墓の形でしょう。

覚鑁上人は康治2年といいますから

1143年12月12日に入寂されました

そういえば、

「かくばん祭り」ののぼりが

境内にあちこちに立っていました。

 

 

本坊から大塔を望み

本坊内のお庭を拝観します

 

 

渡り廊下沿いに庭を見て

 

 

これは大変貴重

根来塗の聖天壇です。

お茶の接待もあり

のんびりと日向ぼっこ

 

 

紅葉しているもみじもあり

これからのもみじもあり

段々と美しさを増してくることでしょう。

 

 

空の美しさもあり

青い空に真っ赤なもみじが

美しいコントラストを見せていました。

 

おひざ元まで行って

その空気に触れたのですから

しっかり勉強しなくては!!

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする