箕面里山のブログ part2

 里山歩きと山野草のことなど_猪名川町大日山よりみる北西の山やま

縄文時代にも食用にされたマテバシイのドングリ

2023年10月17日 | 公園寺社の樹木・街路樹
マテバシイという樹木は、2年前まで知りませんでした。(2013.10.17記)
興味をもって観察していろいろ調べると、分かったことより新しい疑問の
ほうが多くなりました。

左上に長く伸びているのが雌花、周囲の背の低いのが雄花です。
(雌雄同株 )(2013.06.08)  ブナ科マテバシイ属、常緑高木

左が雌花の蕾、右が雄花でヒゲ状は雄しべです。 

右側に少し下に傾いているのが雄花の蕾、穂状花序も雄花です。
花序の下(付け根の方)が雌花、花序の先(先端の方)が雄花の
ものもあるそうです。

昨年受粉したドングリの未熟果(2012.06.09)今年成熟して
ドングリの実になります。

 
ドングリの形になってきました。(2012.07.13) 

成熟したドングリ(2012.09.08)
となりに見えるのは今年受粉した未熟果と思います。
(つまり、2年かけて成熟します)


ドングリを拾ってきてフライパンで炒って食べてみました。
マテバシイは右、食べてみたらまずいことはなく素朴な味がしました。
昔は食用として植栽されたそうです。  

幹は暗褐青灰色で滑らか、地面から枝が分かれているものが多いそう。

葉は大きくつやがあります。
名前の由来は葉の形にあるようですが、マテ貝説、”馬刀葉”椎説など
あり定説はないようです。  



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