
久しぶりの鎌倉へ一泊で旅した。
渋谷駅からJR湘南新宿ラインに乗ると乗り換えなしに、1時間で鎌倉駅に着くことができる。

駅に近く、チェックイン前も後も荷物を預かってくれるのが便利だ。ツタを這わせた外観がシャレてる。
「青山(せいざん)」というと「木々の茂る山」のことだが、私はつい「墓場」をイメージしてしまう。(「人生至る処青山」というとどこで死んでもよい覚悟ということで、「青山墓地」はボチボチ)


ホテル横の通路、緑いっぱいで結構ですね。

朝10時半にホテルにスーツケースを預けて、身軽になって朝食をとりにスタバに出かける。
その前に、その日の夕方チェックインしたホテル内部をご覧あれ。
客室は一見ビジネスホテル風。極めて合理的で、最小限の設備。しかし、新しくて清潔でこれはこれで良い。

ついでに翌日の朝食もご紹介してしまおう。
食堂もシンプル。ちなみに朝飯時に会ったのは、欧米系の外人組が8組、中国人が1組、日本人が1組と一人。

朝食付きだが、飲み物はこの形で供される。合理的。

朝食はワンプレート3種のみ。私は、ミネストローネ。

相方は、新玉ねぎのスープ。


中を覗くと、行列ができている。


道の反対側から見て

店内には、横山隆一の書いた「フクちゃん」の原紙が展示してある。

これ見ても「知らない!」と言う人が多いでしょう。
最初は、1936年『東京朝日新聞』東京版に連載された漫画の脇役として登場し、腕白ぶりが人気を集め、すぐに主人公となって全国紙へ登場。この頃は私も存じ上げませんが、フクちゃんと言えば『毎日新聞』と記憶がある。
1956年から1971年まで15年間、5,534回も連載された「サザエさん」と双璧をなす漫画ヘリテージなのだ。
最初は、1936年『東京朝日新聞』東京版に連載された漫画の脇役として登場し、腕白ぶりが人気を集め、すぐに主人公となって全国紙へ登場。この頃は私も存じ上げませんが、フクちゃんと言えば『毎日新聞』と記憶がある。
1956年から1971年まで15年間、5,534回も連載された「サザエさん」と双璧をなす漫画ヘリテージなのだ。
私が今回鎌倉に来た目的の一つが、このスタバの庭の景色を眺めたかったからなのだ。
これが、その眺めだ!

桜は盛りを過ぎていて、藤の花はまだまだだが、木漏れ日が美しい。
11時前とあって、念願のテラス席でのんびりするには最高だ。

どうですか? 桜の花が浮かぶ鮮やかな水色の水が鮮やかでしょう。

藤の花だって、ちょっとだけだけど咲いてますよ。

一列に並んだチューリップが、水に映って2列に

私は、ハム&マリボーチーズ石窯フィローネヒーティングとカプチーノ

相方は、ベーコンとほうれん草のキッシュと、ユズシトラスティー

11時半でまだ空いている「小町通り」

プラプラみるだけで、無事通り過ぎるのに成功し、八幡宮前の「三の鳥居」へ。

今は通行禁止の「太鼓橋」を横目に見て、左の「平家池」、右の「源氏池」の間を通る。
子供の頃は禁止されていなくて、「太鼓橋」に勢いをつけて駆け上ったが、登り切れず、欄干につかまって、やっと登った記憶がある。
「ボタンが満開です」の看板を見て、右に曲がって、「神苑ぼたん庭園」に。
まずはずらずらご覧あれ










ボタンはいかにも繊細な花で、雨にも風にも弱く、小さい時はコモをかぶせ、大きくなると傘で覆う。


何回か見たことのある多くの仏像が並ぶ部屋の隣りが、肉筆浮世絵が並ぶ部屋。
残念ながら、撮影禁止なので写真なし。

肉筆画の精密さにただただ呆れ、日本人ってすごいなあと嬉しくなった。
参道に戻り


店内からは「平家池」が良く見える

「サギ」も、


「日陰茶屋監修の和モダン茶寮。日本料理の技法で仕込まれた甘味と、茶葉や淹れ方からこだわったお茶やお抹茶。」との誘い文句に乗って、
私は「抹茶ラテ」

相方は「白玉クリームあんみつ」

午後は、高い高い「大石段」を登って「鶴岡八幡宮」を見て、夜飯は山際にある「古我邸」で。
ということで、次回は「鎌倉旅行(2) 鎌倉八幡宮と古我邸」