ブログ・ネタを探し都内を散歩した。どこにでもありそうな家々が並んでいて、写真を撮る気にならない。「困ったときには今一度足元を見つめよう」とばかり、散歩道にあるマンホールの写真を撮った。
中心に東京都のマークがあり、周辺に180度離れて蓋を開けるための穴がある。もはや都内では少なくなった古いタイプの下水道のマンホールだ。
鉄蓋はすべらないように表面の模様、文字、溝の深さなどを工夫しているそうで、もう少し新しくなったのがこれだ。開けるための穴がもう二つ増えていて、違うタイプの工具でも開けられるようになっている。
「東京・下水道」「合流」の文字が読み取れる。桜(?)の花びらと4枚のイチョウの葉の模様がある新しいタイプだ。東京都下水道局が1992年度から取替中の新しいデザインのマンホールの蓋だろう。鍵穴のような穴と、120度離れた3つの穴が周辺に空いている。
ほぼ、上記と同じタイプだが、中央に二桁の4つの数字があり、年の文字が見える。
「水道」「消火栓」の文字が見える長方形のマンホール。
上記と同じタイプだが、穴が二つあり、左下に「T-14」の番号が追加されている。
円形の「水道」「消火栓」もある。周辺には12個のイチョウが並ぶ。
以上は東京都下水道局の設置だが、「東京消防庁」の「防火水槽」もある。
マンホールには、上記の上下水道、消防用の他に、通信、ガス、電気用などがある。
NTTと東京ガスのものを見かけた。いずれも、設置許可、管理は東京都建設局のようで、さすが縦割り、横割りのお役所だ。
その他、マンホールではないだろうが、側溝にもマーク入りのものを見かけた。
真ん中のマークが、何か「ゆるキャラ」みたいだ。マークだけ?のものもある。
水道制御弁とある小さいものも見かけた。
久我山近辺を1、2km歩いただけで、これだけの種類があるのだ。
横浜駅周辺のマンホールについては「下を向いて歩こう」でご報告済。
蛇足として、ウィキペディアから。
通常50kg以上の重量があるが、レーシングカーが走ると、車の下面がマイナスの気圧となり、マンホールの蓋が地面から持ち上げられ、車と衝突することがあったという。このため、都市部でのレース中、マンホールの蓋は溶接されるらしい。
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