
吉祥寺駅南口の小田急バス4番・調布駅北口行きで240円、神代植物公園入口で下車。
朝9時半開園と同時に入る。一般500円、65歳以上250円。
予定は、「神代植物園」、「深大寺」、深大寺そば、「水生植物園」。
入ったところの展示?

ぼたん・しゃくやく園、ダリア園は、「しゃくやく」の天下。他は姿なし。
「ルーズベルト」の名にひかれてパチリ

まだ、蕾も多いので、まだまだこれからも期待できる

中心の白がきまってる

「エクリプス」。そもそも、シャクヤクはボタン科だから、私にはボタンとの区別さえつかない。

「サンライズ」。色が濃すぎるかな?

花の中に3匹の虫。的を絞ってGoogle Lens様に御判定お願いしたのに、「キバラオオタイランチョウ」って、どうみても鳥じゃないでしょう! 大きさの感覚がないみたいで、失礼しました。

赤というより紫に近い

白や

淡いピンクや

濃いピンク。

艶やか過ぎて、そろそろ飽きてきたと、贅沢言いながら、「大温室」へ。
手前は、複数の鐘を組み合わせてメロディを奏でる「カリヨン(carillon)」。
左へ入り、熱帯花木室、熱帯スイレン室、ベゴニア室、ラン室の4つの室を楽しみ、右から出てくる。

「バンジロウ」。たぶん、トロピカルフルーツの「グアバ」だと思う。

樹上から垂れ下がる「サルオガセモドキ」。遠目にはサルオガセに似ていて、コケ類にも見えるが、れっきとした顕花植物。

ラン類は、じっと見つめると、気味悪い

華やかなベコニア室。涼しい気温で、湿気も少なく快適だった。

こんな状態で維持するのは大変だと思う。

ベコニアには地植えされる「木立ち性」、葉挿しや水挿しで容易に増やせる「根茎性」と、直立、あるいは枝垂れ状の「球根性」の3種がある。

左の「ホワイト・バール」と、右の「アルバート・グリーンバーク」

温室を出て、100mほどの2連の藤棚は、往時の華やかさを想像するのも困難が伴うほど。

バラ園は、5月3日から6月1日の「春のバラフェスタ」の期間中ということで、バラ満開、250円で入場した人も満開。

「バラ・クイーン・オブ・神代」。
2011年の開園50周年を記念し、国際バラ新品種コンクール金賞受賞花に名付けたバラ。
2011年の開園50周年を記念し、国際バラ新品種コンクール金賞受賞花に名付けたバラ。

一面のバラ

2面も3面もバラ

「カガヤキ」

バラ園テラスから、バラ園の向こうに大温室を望む

深大寺門から外に出て、すぐの「深大寺」へ。
花手水

毎日11時半の鐘撞

深大寺の本堂前に「大開帳」との看板が。深大寺の元三大師(良源)像の開帳は50年に一度のはずなのに、御開帳?

説明を読むと、「本来50年に一度の御開帳だが、3年かけた江戸時代以来の大修理完了を記念して特別大開帳中(4月26日~6月2日)」とあった。今調べると、修理前の2021年、東京国立博物館の特別展に出展され、当時205年ぶりの寺外公開だったらしい。
数十年待つのもなんなので、1000円を奮発して「元三大師堂」で拝観。撮影禁止なので、写真なし。
いただいたパンフレットの迫力ある像の写真をパチリ。
修理の際、像内からねずみのミイラが発見された。

まず、座像なのに大きい!! 高さ195㎝、見上げる威圧感。パッチリ開いて、光るような眼が怖い!
11時半なので、いつものように早めの昼ごはん。深大寺門前の「元祖 嶋田屋」で深大寺そばを。

今20数店ある蕎麦屋も、1950年代まで、店として営業していたのは深大寺門前の元祖嶋田屋(幕末の文久年間創業)のみだった。まさに元祖。
窓の外には神田川、ならぬ船が。どうやら清掃らしい。

私は天ぷら蕎麦。

相方はとろろ蕎麦

歩いて5分ほどの「水生植物園」に行く。
ここは、山に挟まれた南北300m、東西60mの谷戸地。休耕田だった土地を湿性植物園として、1985年「東京都神代植物公園水生植物園」として開園した。

ハナショウブが咲くころはきれいだと思うが、現在はただただ葦の間を、ウグイスの声を聞きながらのんびり歩くだけ。
深大寺方向に歩いて戻り、バス停「深大寺」から吉祥寺行きに乗った。
たっぷり花も見たし、互いにまだまだ1万歩弱歩けると確認した幸せなお出かけだった。