政府の事業仕分け作業で、国が補助する都道府県の農道整備事業が“廃止”と判定されました。
このことにより現在県内14ヶ所で整備されている農道に大きな影響が生じる可能性が出てきました。
農道は、道路幅の拡幅や舗装を通じて、大型農業機械の導入や農畜産物の品質保持及び流通の合理化を図るなど、農業面で大きな役割を果たしている。
また受益農家の同意と申請に基づき整備が進められており、特に中山間地においては、生活用道路としても重要な役割を担っています。
そこで、私の所属する環境農林水産常任委員会では、仕分けの対象となった農道を視察し、直接受益者の方々と意見交換をしました。
清武町船引・北今泉地区では、約420haの畑地が整備されており、既にかんがい用水路も設置されているこの地では、大根、里芋を中心とした露地野菜や果樹、葉タバコなどの経営規模の拡大を目指されていました。
平成23年度で完成予定の事業は、2地区を結ぶ橋梁を含め、ほぼ7割以上は整備されていました。
“この状態で、事業が止まってしまえば、今までの受益者の協力やつぎ込んだ事業費が全く無駄になってしまう!”
現地を見てあらためて、怒りにも似た感情を抱きました。
今までに25億円以上の税金が投入されています。
特に2地区に繋ぐ橋が途中で止まってしまえば、軽トラックですら離合困難な橋を迂回し、行き来することとなり、利便性の悪さと安全性の欠落は明らかです。
“事業仕分け委員会のメンバーは、1度たりとも現地に足を運んで今ない・・・”
“1度たりとも生産者の声に耳を傾けていない・・・”
農業が基幹産業である本県にとって、14ヶ所の事業中止は、更なる県民所得の低迷に直結することは間違いありません。
これが都市部と地方の格差を大きくすることにもなり、政府が掲げる国土の均衡ある発展にも逆行する内容です。
今回の視察は、マスコミ各社も取り上げていただきましたが、最も重要なのは地元生産者の声です。
「受益者の方々で、事業継続のための活動を起こしましょう!
議会も全面的に応援します!!」
生産者と力強く約束を握りしめました。
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語りきれなかったことは実践あるのみ 9年前
仕分けの対象になったもの一つにしても、必要とする人がいなければもともと立ち上がらなかったものばかりだと思うからです。
税金を使ってでもする価値やメリットがあるのか、まとめたりもっと合理化できないのか、、、などなど自分なりのポイントで解釈して見ていました。
仕分けの内容は、恥ずかしながら私にとって初聞きな単語ばかりで、納得というレベルまでには遠い感じです
ただ今回はある程度はっきりとした結論を出していっていたので通常の政治ニュースよりは分かりやすかったし、どちらにしても見直す良いきっかけになって良かったと思います。
宮崎にきた余波。
乗り越えたいものです
足、長っ。
最近ぱったりで、
余裕がなかった(汗)
見とるよ、ちゃんと。
で、またカンボジアどうぞ。
7割完成してて??
そこまでやったのなら、最後までやるべきでしょう…しかも、それが沢山の人のためになるなら尚更…
私達の税金を計画的に、大切に使ってほしいですね…(;_;)