心温まる取り組みを紹介している記事を読みました。
それはえびの市の図書館で、たくさん本を借りた方に、3ヶ月に一度プレゼントが贈呈されるというものです。
そのプレゼントも図書券とかではなく、地元生産者からの“地頭鶏”というからさらに微笑ましいではありませんか!
それも生産者の方から
「たくさん本を読む人の励みになれば」
と自発的な申し出であったとのこと。
贈呈式の朝に処理されたばかりの地頭鶏は、さぞかし新鮮で、受賞者が食されたあと、口コミで地頭鶏の評判が広がり、その生産者の収益にも繋がって欲しいものです。
もちろん地頭鶏を提供される生産者はそんなことを考えられていないと思いますが、地域の繋がりが図書館からできていくということは素敵なことだと思います。
私もいくつかの図書館に登録だけはしていますが、本を借りることはなく、もっぱら調べものをするときに利用するくらいで、本は書店で購入することがほとんです…
えびの市の図書館のように県内の図書館でも、地元の農畜産物などがプレゼントされる取り組みが実施されるなら、利用者が増えること間違いなしでしょう。
えびの市の場合は、地域の方の善意が形になったものですが、こんな素敵な取り組みなら行政主導でもやってみる価値は充分にあるのではと考えさせられました。
タイガーマスク現象のように、あちこちの図書館に善意が届けられることを期待しつつ、行政として取り組める内容を模索していきます。