奇跡への絆

図師ひろき

嵐の前の“嵐”

2009年03月17日 18時25分19秒 | Weblog


 自民党が分裂しました。

 自民党と社民党・民主党・公明党・愛みやざきの4会派は、選挙区を合区するかしないかで協議をしてきましたが、合意に至りませんでした。

 自民党は、1選挙区1定員(いわゆる1人区)を残す案です。

 4会派は、できる限り選挙区を合区し、複数人区を増やし、県民の方々の貴重な投票行為が選挙結果に反映される可能性が大きくなる(いわゆる死に票を減らす)案です。

 明日の本会議で4会派は、修正案を提案します。

 私が4会派を代表して、提案理由説明をさせていただきます。

 
 そんな中、自民党が分裂しました。

 自民党案に対して、異を唱え、3名が新会派を立ち上げました。

 自民党案と4会派案とも、過半数以上の賛成議員がいなければ、成立しません。

 自民党は27名。

 4会派は15名。

 過半数は22名です。

 最悪の結果は、どちらの案の過半数に達せず、白紙に戻ってしまうということです。

 議員定数・選挙区の問題は、2年以上協議をしてきたにもかかわらず、さらに答えを出せないということは、あってはならないと考えます。

 議員定数・選挙区問題については、今後も市町村合併や道州制の動向いかんで流動的な部分もありますが、議員定数は減員し“45議席から39議席にする”ということは、両案とも共通しています。

 ここは崩すわけにはいきません。

 ここは守らなければなりません。

 今夜から明日にかけて、ギリギリの調整をします。

 明日の採決の瞬間まで、最善のため真剣勝負します。