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大鳴門橋渦潮ウォーキング

2017-04-29 | 日記
先日17日、我が家の庭に常盤アケビの花が咲いた。7・8年も前の事、お四国歩き遍路でお先達のK様が採って下さった実の種を埋めておいたのであるが、日当たりの少ない場所でよくぞ育ってくれた事に驚きと感動。
昨日、大鳴門橋渦潮ウォーキングに参加してきた。大鳴門橋を走る度に気になっていた渦潮を真上から見られるというので、この日を外すわけにはいかなかった。

  4月28日(金)
午前7時50分バスは大和西大寺から40人を乗せて出発。行程は、あわじ花さじき⇒大鳴門橋架橋記念館⇒うづ乃家(昼食)⇒渦の道(大鳴門橋管理用通路)⇒洲本城跡であった。

「あわじ花さじき」は明石海峡大橋を渡って淡路IC・SAから間もなくの所にある。広大な敷地に色んな花が植えられ、菜の花が斜面を黄色く染めていた。春の陽ざしを浴びながらアイスランドポピーの花壇を歩き展望台から青い海を見ていると、のんびりゆったり幸せ気分になれた。
彼が買ってくれた玉ねぎと鱧のてんぷらをおやつにした。淡路島の玉ねぎは柔らかくて甘いので、特に揚げたては最高!お腹がとても喜んでいるのを感じた。(笑)
      (画像はクリックすると拡大する)

バスで大鳴門橋を渡り徳島入りをして「大鳴門橋架橋記念館」の見学をした。その後昼食を済ませてから鳴門公園でヘルメット着用等の準備を整えウォーク開始となった。
通常は立ち入り禁止の管理用道路を歩くのでプロの案内人同伴であり、危険を回避する為の厳重な約束事の絶対厳守が条件で、自己安全管理に関する誓約書に署名もした。

                  

長さ1629mの橋、前半は大鳴門橋遊歩道の『渦の道』で海面から高さ45mのガラス床から海を覗き、後半は足下が格子状の通路を潮風を受けながら歩いた。さすが海の上、とても気持ち良く迫力があった。激しい白波の渦潮は様々な模様を描きながら流れて行った。
渦潮はどうして起きるの?こんな疑問は誰にもあるよな。月の引力と太陽の引力によって海水が引き上げられたり引き下げられたりして潮の満ち引き(満潮と干潮)が起きる現象は知識としては知っていても、鳴門海峡で起きるそのメカニズムは何だか難しい。大鳴門橋架橋記念館で学ぶと解る。
(メモ: 主塔の高さ⇒海面上約144m  中央での路面の高さ⇒海面上約63m  ケーブル直径84cm)


ポスターの写真で見る様な大きな大きな渦には出逢わなかったが、鳴門海峡のど真ん中でグルグル巻きの渦潮を見て充分満足できた。よかった。よかった。
40分余りの歩きで、淡路島に到着。途中に〔🔙徳島県 兵庫県🔜〕の表示があった。

            

皆んな大満足で橋を下りて「道の駅うずしお」で休憩。私達も海を眺めながら”あわじ島バーガー”にかぶりついて(笑)一服した。平素めったに食べないバーガーなのに、たまねぎに誘われて食べた。バーガーコンテストで金賞受賞の味はやっぱり絶妙な味!とても美味しかった。

私達乗客の手荷物を積んで先回りをして待っていてくれたバスに乗って、三熊山・洲本城跡(山城)に行く。
野面積み(のづらづみ)の見事な石垣に感動!石垣の表面の数か所に大樹の切り株が顔を出していて、はらんでいた。木が成長しない限り崩壊の危険はないのかも知れないが、こんなになる迄どうして放置されていたのだろうと・・・・・
山頂(標高133m)に在る天守台には模擬天守閣が建てられ展望台になっていた。(天守閣には登れない。)
このお城の城主だった脇阪泰治(わきさか やすはる)は、1569年、16歳で羽柴(後の豊臣)秀吉に仕え、1585年に淡路国3万石を与えられて以降34年間城主として築城を進めたという。

1580年筒井順慶の築城に始まり5年後に秀吉の弟・秀長が100万石の領主として配置され、本格的な城郭が完成したという大和郡山城とほぼ同じ時代のお城で、非常に興味をそそられた。近江国穴太の石工が積んだ穴太積み(あのうづみ)の石垣であるのも同じである。

本丸搦め手虎口(本丸からめてこぐち)に大きな鏡石を見つけて、何だか嬉しくなった単純な私!(笑)
案内して下さったボランティアさんから鎬角(しのぎずみ)の説明を受けた。石垣の角は普通90度であるが、鎬角は鈍角になっている。山城では地形に合わせて曲輪(くるわ)を築くからだそうだ。ふぅ~ん・・・1つ賢くなったぞ。(笑)
登り石垣も2つあるそうだ。彦根城で見ていたので、こちらでも是非見たかったが叶わなかった。
                
  
野面積みの石垣を見て、秀吉の時代のお城と聞いて、疲れを忘れて散策していた自分にふと気が付いて苦笑。

今日のツアーに大満足であった。おつかれさま。
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