東博所蔵の国宝「舟橋蒔絵硯箱」は光悦の代表作。
東路のさのの(舟橋)かけてのみ思わたるを知る人ぞなき
の和歌の「舟橋」は、蒔絵の絵で表し、言葉を省いている。
琳派400年展に合わせて、京都の荒川さんは、当時なかったガラスの技法で、それに挑戦。
中にある水滴や硯も筆置きもガラスである。
ちなみに和歌は、アルファベットになってS&Gの「明日に架ける橋」。
先週の土曜日、書展をみて、TDC展をみて、石川画廊を通り過ぎ、銀座維新號でランチをいただき、また石川画廊を通り過ぎ、台湾のお茶屋さんで、プ―アール茶を飲んで、帰宅した。その日、京都からでてきていた荒川さんは一日、画廊にいたというオーナーさんの話であった。
案内をいただいていたのをすっかり忘れていて、その画廊の前をニ度も通っていたという話しであるが、今日伺えてよかった。その前、小田さんらの京都を拠点に活躍する日本画家たちの作品を拝見に三越本店に伺った。
小田さんの作品「湖北」50号の雪積もる曲がりくねって凍てついた流れのない小さな川に、葉を落として点在する樹々の枝ぶりがあやしくそれぞれに主張していて、存在感があって印象に残る。
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