OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

よく考えたなー。

2024年04月04日 | 書道・筆文字

新選組書展を観に行った。半月前。

入選率は10パーセントにも全然届かない。そして、上手い順番に選んでいるわけでなし。審査は大真面目だが、何回も見直し見直ししても、その時のノリがあるのはしかたない。

この展覧会のすごいのは、落選した作品も掲示。「なんでこれが落ちるんだ!」と観るのも自由である。そんななか、入選していなくても、チャーミングな作品を発見。というか、審査に関わった私は、私だけで選ぶわけではないし、点数も限られるのでなんとも言えないが、私は一度この作品をみているが、見逃した感が正直ある。

ここの展覧会は、ユニークなものも選ばれる。

「しんせん」と言べん。

「くみ」がつくり。

その「誠」のなかの「み」の入れ方がいいなー。

「ん」を口にみせたのもいいな。

と感心。

会場から駅までの帰り道、坂の途中で、カタクリの群生地あり。せめて、日陰に凛と咲いたこの花をこの作品に贈ろう。写真は上手くないけど。

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