OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

ミスター・オネスト

2016年06月24日 | 書道・筆文字
京橋・加島美術 7月2日までだったか、

「NANKOKU 比田井南谷展」

現代書道のレジェンドの一人である南谷のまとまった作品を観る機会はなかなかなかった。

南谷のよさを引き出すいい空間での展示で、書に興味のない方にも観てほしいと思えた。

新しい書を求めて輝いていた作家の、アメリカでの様子などもビデオなどで垣間見れる。

アメリカで書を教えるにあたって、書をかくことにおいては“自分に正直でなければならない”と教えたとか。

今のわたしにも響く言葉であるが、書の本質のひとつをついた言葉であると思う。

そこから、向こうで“ミスター・オネスト”と呼ばれたとか。

1060年代の話し。


会場で長唄のさんちゃんとばったり。

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