OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

雑体書

2010年01月08日 | 書道・筆文字
篆書や隷書、楷・行・草などの各体を交ぜて書くことを雑体書と呼ぶが、現在、あまり行われていない。それを専門のようにやっている方もいないわけではないけど。
日本では空海の書を模写したといわれる「益田池碑銘」が有名だ。古隷的なものと金文を合わせてみたりした作品が私にもあるが、そうでなくてはいけない状態にまで持っていくことが肝要かと。
今日は金文を臨書しているうちに、そこにハングルをいれる。雑体というより気まぐれ体か。ハングル書道では、楷書的なハングルもあるが、ハングルには金文がよく似合う。富士と月見草より、野村監督と月見草より、もっと。

なんでもありだが、格調には神経をとんがらせたいものだ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 楮の刈り取り作業 | トップ | かしき »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

書道・筆文字」カテゴリの最新記事