みすず書房刊『シャルロット・ぺリアン自伝』が翻訳者の北代美和子さんより送られてきたのは6月頃だったか。
2段組400頁を超えるが、ル・コルビジュとともに仕事をし、二十世紀の日本の建築家や工芸家と深く交流した女性建築家の自伝は、写真も興味深いものばかり。
北代さんとは、あるイベントのオープニングパーティで知り合い、その時、彼女が翻訳した文芸春秋刊『届かなかった手紙』を頂いたのがご縁。その本は多くの国で翻訳されたように、面白かった。というより、ナチスドイツ時代の興味深い生のレポートのようで引き込まれていった。
そんな北代さんの文章力も気になって、じっくり読んでいると、仕事が入って中断。せめて夏休みに読破、と伊豆に持ち込んだが、家族が邪魔だ! そんなざわざわ生活で今になっても読破できず。
でも見ているだけで写真は楽しいし、途中の興味ある部分を読んでも面白い。自分も気になる岡倉天心もでてくる。民芸の連中も。私の生まれる前のフランスもいい。
さっき、北代さんに6か月後のお礼状、いや詫び状を書いた。三蹟の一人、藤原佐理も詫び状が多かったという。これも書家への道程だー(は開き直りすぎだろ)。
2段組400頁を超えるが、ル・コルビジュとともに仕事をし、二十世紀の日本の建築家や工芸家と深く交流した女性建築家の自伝は、写真も興味深いものばかり。
北代さんとは、あるイベントのオープニングパーティで知り合い、その時、彼女が翻訳した文芸春秋刊『届かなかった手紙』を頂いたのがご縁。その本は多くの国で翻訳されたように、面白かった。というより、ナチスドイツ時代の興味深い生のレポートのようで引き込まれていった。
そんな北代さんの文章力も気になって、じっくり読んでいると、仕事が入って中断。せめて夏休みに読破、と伊豆に持ち込んだが、家族が邪魔だ! そんなざわざわ生活で今になっても読破できず。
でも見ているだけで写真は楽しいし、途中の興味ある部分を読んでも面白い。自分も気になる岡倉天心もでてくる。民芸の連中も。私の生まれる前のフランスもいい。
さっき、北代さんに6か月後のお礼状、いや詫び状を書いた。三蹟の一人、藤原佐理も詫び状が多かったという。これも書家への道程だー(は開き直りすぎだろ)。