OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

菊姫鶴の里を買う

2009年12月20日 | 書道・筆文字
連日の国立通い。
今日はいわゆる「書初め」という条幅体験の日でした。
3人とも初体験。おっかなびっくり筆をすすめていたけど、最後には全紙(140×70㎝)に1文字と名前を書く。
そのビルのB1は日本酒からワインまでいいものが揃っていて飽きることはない。量り売りでのワイン、リキュール、オリーブオイルなどもある。先日買ったオリーブオイルも美味しかったな。
さて、今日のぞくとあまり都内では置いてない「菊姫」の“鶴の里”がまた入っていた。両手に荷物一杯だったが、1本購入。菊姫のにごり酒もすっきり美味しいのでこれも1本購入。
今はデザイン書のようなちょい稚拙なレベルのラベルもままあるのですが、昭和の時代までは、酒のラベルなどは堂々といいものが多かった。酒の上手さは分かりませんが、大手の「月桂冠」は明治の巨匠、日下部鳴鶴、「松竹梅」は昭和の巨匠、日比野五鳳など。自分好みの酒としては「眞澄」が明治の洋画家で書道の革新派として名を残した中村不折、「八海山」は印人、古川悟など。
あまり品のない字とか嫌味のあるラベルは買い控えしてしまうのです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする