さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

カクレミノ

2017-10-17 22:15:15 | 樹木

*2017年10月17日撮影

 久しぶりの晴天に恵まれ、日中は暖かくなりました。

 今日はカクレミノの実がなっているのを発見しました。
 カクレミノというのは、よく庭木として植えられている小高木です。
 本来は西日本に分布する樹木で、海岸に多いとされています。
 自然のものはかなり大きくなるようですが、庭木は小さく剪定されてしまうのであまり大きくありません。





*2017年2月27日撮影

 これは今年の初め、雪の中のカクレミノです。
 若い葉が独特の薄いグリーンで3裂しています。
 この3裂の葉を、天狗の蓑に見立てて「カクレミノ(隠れ蓑)」という名がついたという、なんだか嬉しくなるような命名です。

 3裂の葉は若いカクレミノだけで、成木は普通の卵型の葉だけになります。
 夏に咲く花のつぼみは、上の写真の実に似ていて、やはり球状に固まっています。
 一つひとつのつぼみが地味な花を咲かせるのですが、花のご紹介はいずれまた。


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