
*2016年2月1日撮影
もう2月になってしまいました。
昨日の日曜日朝起きたら10cmほど雪が積もっていましたが、その後は降らずに過ぎ、今日も曇りでしたが雪は降りませんでした。
降った雪もすぐに溶けてしまう感じで、今年はかつてない雪のない冬になっています。
例年はどっさり雪が積もって冷え込んでくるとスズメたちの姿は見えなくなってしまいます。
それが今年は群れをなして飛び回っています。
スズメたちが生き延びるためには、雪のない冬は願ってもないことなのかもしれません。
今日の写真はスズメです。

*2016年1月28日撮影
スズメが鈴なりです。
会津では冬にスズメの大きな集団を見ることは稀なので、こんな光景を見るとつい嬉しくなってしまいます。

*2016年1月28日撮影
枝先に集まったスズメたち。
スズメの寿命ということを考えます。
スズメはどのくらい生きるのか、よくわかっていません。だれも正確な観察をしたことがないからです。
野生のスズメは平均寿命1年3ヶ月という説があります。
野鳥にとって冬を越すことがきわめて難しいことが原因です。
飼育されたスズメは15年生きたという話もあるので、潜在的な生命力はかなり強い生き物のようなのですが。

*2016年1月28日撮影
地上に降りて餌を食べていたスズメの群れが急に飛び立ちました。
こうして近くの木に集団で避難し、やがてまた地上に降りて食べ続けます。
野鳥は空を飛ぶという、きわめてエネルギーを消耗する運動のため、常に食べ続けていなければなりません。
空を飛ぶ能力と引き換えに失ったものは大きいのです。
常に食べ続けなければならないために、冬など食料の不足はすぐに命の危機につながります。
鳥は自由のように見えて、じつは大変厳しい生活を送っているのです。