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故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

鉄管が凍る

2018-01-13 08:19:38 | よもやま話

怒ってはいません。
ただ驚いているだけです。


今日のタイトルは、「鉄管が凍る」です。
そのものずばりのタイトルで申し訳ありません。
我が家の台所の水道管が凍りました。
屋外はヒーター線を巻いているから、室内のことです。
しばらく湯をかけて復活しました。

やる気をなくす寒さです。
キーボードを打つ手を温めながら、記事を書いています。
畑に残した野菜だけでなく、納屋に保存したものも凍ります。
地域の人は、収穫した野菜に毛布をかけて、春までいただきます。

我が家の畑にコンポストが二つあります。
家庭とカフェで出た食べ物残渣を毎晩入れています。
コンポストの蓋の上には、氷が貼り付いています。
蓋を開けると、中から湯気が上がっていました。
発酵している証拠です。
お蔭で隙間ができ、また新しいものを入れられます。
りんごの皮(糖分)や魚の頭(タンパク質)が出ると、
宝物のように大事にコンポストに入れます。

屋外は、無風でも冷蔵庫の中と同じ気温です。
陽が当たるところから、霜が融け始めます。
木を見、空を見上げることができるようになる瞬間です。
この寒さがあるからこそ、春が待ち遠しいし嬉しいのです。
こうして、何年も体験すると、自然と辛抱強くなることでしょう。

「鉄管が凍る」でした。

襟開き 挨拶交わし また閉じる

2018年1月13日
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情報を共有

2018-01-12 18:37:32 | プロジェクトエンジニアー

何があったの。
おどけた顔して、ババンバン。


今日のタイトルは、「情報の共有」です。
設計をする時、基本となるのはフローシートとレイアウトです。
そのフローシートが、ちょっとした設計思想の変更で何回も変わる。
連れて、レイアウトも変更せざるを得ない。
図面管理(変更の都度関係部署、会社へ連絡)は、
プロジェクトを遂行する上で基本中の基本です。
「情報の共有」ができていないプロジェクトは悲惨な結果となります。

プロジェクトや仕事の上では、当たり前のことです。
これが、地域社会になると事情は変わります。
文書で情報を共有することは少なく、口伝えに情報は伝わっていきます。
最新の情報でもなく、時系列のはっきりしない噂話で伝わっていきます。

地域には、包括支援員、民生委員と自治体や国が任命した人がいます。
しかし、彼らでも的確な情報をつかみにくいのが現状です。
訪問のハードルが高い。
例え、真実を知っても支援の方法論で行き詰まってしまう。
共に、家族や周囲からの支援依頼がないからです。
誰も、自らの恥部を話したくない。どうしてよいか分からない。

「地域おこし」の仕事として、地域住民の支援があります。
認知症のお年寄りが近くにいて、急激に様態が変わってきました。
裸足で、極寒の夜明けに裸足で徘徊した。
保護され、救急車で病院に運ばれ治療をした。一命が助かりました。
警察が、自宅を訪ね家族に事情を説明し引き取りを依頼した。
自宅に帰ったその足で、家族のすきを見て、包帯の足を引きずりまた徘徊をする。

市役所に行き、事情を説明し支援を依頼しました。
「情報の共有」のためでした。
その後、驚くほど迅速な対応が進みました。
関係施設への連絡、話し合いの機会の設定、家族を訪問ともれない対応でした。
できるじゃないか。
市役所の対応に、頭が下がると共に感謝します。

昨日、この記事を書こうか書くまいか悩みました。
一晩悩んだ末、書くことにしました。

ほととぎす 生きていてこそ 鳴けますね

2018年1月12日

2016年12月6日投稿記事「子育てのような地域おこし」も参照ください。
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面白き人たち

2018-01-11 07:38:08 | よもやま話

今日の似顔絵は、この人です。
悠然として、ものに動じない感じです。
大物になるかもね。


いつものように、早朝に起きました。
洗い物をして、ご飯を炊いてコーヒーを淹れる。
どうしても書けない。何か書くと、嘘が混じる。
こんなことがありました的な記事は書きたくない。
タイトルを決めて、自分はどう考えるか挑戦したいと思っています。
何時間もかかって、やっと描きたいことが決まりました。

今日のタイトルは、「面白き人たち」です。
カフェには、いろんな方が来られます。

笑う名人は、実は笑わせる名人でした。
コーヒーを立ったまま飲みながら、私達に冗談を言います。
話題が豊富です。これは、多くの人と話しているからでしょう。
飽きさせないのは、笑いのツボを心得ているからです。

気性のさっぱりした種付師がおられます。
ここは、全国でも有名な種牛の産地です。
一才未満まで育て、全国にブランド牛の担い手として出荷されます。
着いた先で、大事に育てられ後に種牛になります。
彼は、通常の半分の精子の量で牛を妊娠させることができます。
雌牛が彼を見ると鼻を広げると言われるほど、雌牛をその気にさせるのでしょう。

魔法使いと思えるほど、どうしようもないポンコツの名車を復活させる人がいます。
遠くから評判を聞いて、昔の名車が彼の工場に持ち込まれます。
車の板金の良し悪しは、三年後にわかる。
どれだけ妥協しない仕事をしたかにかかっています。
雪が降るようになると、接触事故が多くなるそうです。
この時期、彼の工場は事故車で溢れています。
急ぎの仕事の合間に、名車復活の板金仕事をしています。
彼の口数は極めて少なく、気の利いた奥さんが先取りをして代弁します。
その姿は、大助花子のようです。

この地域の女性は、至って元気で男前です。
嫁に来たとしても、婿取りをしたような風情です。
とにかく良く働き、快活です。

面白き人たちに出会えたのも、ここへ来たから、
懐に入るように正直に接したからです。
これからも多くの「面白き人たち」を私なりの視点で紹介します。

奥山に 汗して入りて 面白き

2018年1月11日
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楽しいこと

2018-01-09 19:56:00 | プロジェクトエンジニアー

この方の、顔全体が写った画像がありませんでした。
それならと、こうなったわけです。
眼力があるから、これはこれで面白い。
私の臨機応変でした。


今日のタイトルは、「楽しいこと」です。
誰が、笑顔の人を殴れますか。
笑顔には、不思議と笑顔で応えます。
笑顔は伝染するのです。

プロフェッショナルを観たあとは、いつもこうです。
今回のワインづくりをする仲田晃司さんは、特別の笑顔でした。
誰にも苦労をする時がある。
決めるのは、気持ちの持ち方です。
この方は、ポジティブでした。
印象に残っているのは、「起きたことは受け入れるしかない」です。
その後が、大切だと言った。
愚直なまで続ける自分らしさの追求です。

こんな生き方は、面白いだろうと思う。
プロフェッショナルに登場するほど、成功したからではない。
この方の追求心には終わりがないようだ。だから楽しいのだ。
これでなければと言う無理がない。歯を食いしばる感じでもない。
言ってみれば臨機応変。だから楽しめる。

人生の楽しみ方を教えていただいた感じです。
ありがとう。

ためらって 子猫空飛ぶ すたすたと

2018年1月10日
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記録と記憶

2018-01-09 17:40:38 | プロジェクトエンジニアー

今日の似顔絵はこの方です。
清楚な感じが素敵ですね。


今日のタイトルは、「記録と記憶」です。
昨日、プロ野球の優れた選手を投票形式で順位付けをする番組を観ました。
記録を残した人が、記憶に残る人として選ばれるとは限らないようです。
記録は、後世に残そうと事実を万人に伝えるもの。
記憶は、伝説のように個人から個人に伝わるもの。

記憶に残る人は、マスコミなど媒体が大きく取り上げ、みんなが共感した人となる。
記録に残る人は、記憶が廃れた頃事実に基づいて現れる人のこと。
そのどちらにも属する人は稀であり、時代のスターとして語り継がれることだろう。

記録に残った人が、忘れられることがある。
スター性がなかったということだろう。
もう少し言えば、感動を与えなかった。
打率が低くても、ここぞで打ったバッターが記憶に残るのである。

記録は、事実に基づく分平均点のような気がする。
記憶は、平均点ではなくそのものずばりの感動である。
日頃から努力し、卓越した能力を持つ者だけが記録を残せる。
たまたま、人々に感動を与え記憶として残る。

思えば、多くの先生に師事した。
一度きり褒めていただいた先生に、今でも感謝している。
記憶に薄い先生に久しぶりに会い、ぶれない生き方に感動することもある。

どうやら、記憶はその時の自分や社会的的状況に大きく影響されるかもしれない。
見る側は、素晴らしい記録のことを知らなかったのかもしれない。
時代背景に映して、伝えるものが意図的に記憶(感動)に重きを置いたのだろう。

厳しいことかもしれないが、記録なのである。
平均点で面白くないようだが、記録なのである。
事実だけが、後に伝わる。

冬枯れに もずが残した 忘れ物 

2018年1月9日
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