
絵のタイトルは、「永観堂」です。
今日のブログに合う絵手紙はこれしかないでしょう。
仏の御心。「ウフフ、オホホ」です。
今日のタイトルは、「悪人、上等」です。
今日は朝からゴルフに出かけます。
よって、昨日書いたブログです。
眠い目をこすりながら、会社に行きました。
すりガラスでできたドア越しに、上司の姿が見えました。
ああ、今日も憂鬱でした。
私は、新妻への想いを込めて小説を書きました。故郷へ恩返しの小説となりました。
小説にはいろんな人物が登場します。私の中では、厚みを増すためでした。
ここで思いついたのが、「悪人、上等」です。
どれだけ悪人なのか、観察するようになりました。
もっとやれと、内心感じるようになりました。
少し、刺激をしたりもしました。
なんだ、その程度かとがっかりすることもありました。
世はこぞって、パワハラ、モラハラの悪人説をはやし立てます。
私の「悪人」はこよなく愛される人物像です。
悪人も人の子です。どこでどう間違ったのか興味津々です。
親が悪かったのか、世間が冷たかったのか。色々、あるでしょう。
でも、悪人です。嫌われ者です。
どう悪いのか、何が嫌われるのか、本人に代わって暴く癖がつきました。
もっと、やれ。
なんだ、そこまでか。
つまらない。
自分に害が及ばぬ限り、観察し放題です。
こんな瓢箪から駒のような発見に喜んだものです。
小説を書こうが、発想の転換になった。
悪人、大好きになったのです。
テレビでやる時代劇。
実に短時間に悪人に仕立て上げ、主水の刃が成敗する理由を分かりやすくしてくれる。
ここまでやるなら、仕方がない。架空の仕事人に任せるしかない。
人々は、密かに大げさに溜飲をさげる。
悪人に共通するのは、唯我独尊であり、裸の王様です。
他人には、スケスケに見える悪癖の数々です。しかし、本人も他人もどうすることもできない。
阿部譲二が書いた小説「塀の中の懲りない面々」は実に爽快でした。
1986年出版、1987年藤竜也主演で映画化されました。
塀の中と外を行ったり来たりする累犯犯罪者の物語です。
左の頬を打たれたら、右の頬を差し出す。
イエスでしたか。こんなことをしようと思ってもできないはずです。
私達は、どこかで許している悪人です。
実際に、税金を使って刑務所を運営し、更生の手助けをしている。
一度張られたレッテルは、生涯付き纏う。その子にも類が及ぶ。
それでも繰り返す。パワハラ、犯罪を犯す悪人です。
やっつけようにもやっつけることができない。
私は、小説の中で愛し続けて更生させる。
ありえないことですが、そうしたい。
生れた限り、何かで人の役に立てることがある。
死の商人と言われたノーベルは、意図せぬ戦争の狂気に使われたダイナマイトで儲けた金を、
後のノーベル賞に使っています。
紙一重の悪人です。善人もきわどいところで、免れています。
いや、きっと行ったり来たりでしょう。
私達の中に巣くう闇です。
「悪人、上等」でした。
もず獲物 貧乏が悪いんか 忘れられ
2020年11月4日
<<あとがき>>
今日は、この記事だけの予定でした。
昨日は定休日で、畑の小豆をおこし、鋤きました。
やめようかなと思いましたが、畝揚げまでできました。
やったね。
もう一つ、記事を載せることにしました。
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