故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

親離れ、子離れ

2014-11-09 22:29:33 | よもやま話
頑固親父には旅をさせろ

久しぶりに自分の家に帰りました。
今は、単身赴任の身です。

長年使った冷蔵庫から水が漏れるから新しいのを
買って欲しいと末娘に頼まれていました。
新しいのを買って届けました。

今度は、冷蔵庫を置いてあった床が
心配だから視てほしいとまた電話がありました。
帰った時に、行きつけの床屋に寄ります。
説明を多くしなくても済むのが理由です。
散髪が手際よいのも好みです。
髪は細くなり、白くなっています。
昔のようにふさふさとはいかないまでも、
まだあるよと言う風情に仕上げてくれます。

夜、娘二人と久しぶりに飲みました。
息子は、缶ビール1本で酔ってしまいソファで寝ていました。
娘が老けている、いや年をとっていると思いました。

翌早朝から、床の汚れを擦り落としました。
紙やすりで表面を整えました。
娘が、感心してみていました。
息子と末娘と一緒に、少し早い大掃除になりました。
食器棚の中を片づけ、長い間手つかずの数々の物を処分しました。
床にワックスをかけ、切れていた蛍光灯を替えました。

ダイニングキッチンとリビングがつながった部屋です。
部屋の真ん中に、新しい冷蔵庫が、毛布の上に乗り鎮座していました。
冷蔵庫があった場所に食器棚を、
食器棚の場所に大きな冷蔵庫を置きました。
冷蔵庫は、ひときわ存在感があります。

作業を一緒にしてみて、子供達が成長したのを感じました。
私も、昔のように「あれせい、これせい。」とは言えなくなりました。
「これしてくれる。」と頼みます。相手は、いつしか大人になっていました。

単身赴任も悪くないと思いました。
頑固な親父には、旅をさせろです。
ありがとう子供達、亡き妻も喜んでいることでしょう。

2014年11月9日




コメント
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