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楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

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爺(じい)の社会見学 (最終章)

2004年06月29日 09時21分00秒 | つれづれなるままに考えること
(Unicef)
「学校に来るな!」
「村から出ろ!」
親がエイズで死んだら、みんなにそう言われた。
冷たい言葉が心に突き刺さる。

孤独、苦境、絶望、飢えに耐えている何千万人もの
子供たちに、あなたの支援の手を
差し伸べていただけませんか?

親を失った悲しみに耐え、差別と飢えに苦しむ子供たちが、
笑顔を取り戻し、希望を持って生きていかれるように!

これは、支援を募るUnicefが創ったキャッチフレーズ。
生と死の間(はざま)が垣間見える。

このunicefの文字を写真で表現すると、

World Press Photo ‘04
(世界報道写真展 2004)

今、東京都写真美術館で開催されている写真展になる。

世界報道写真大賞となった写真は、

手前には無常な有刺鉄線が渦巻き、その向こうに
イラク人男性が、砂漠にサンダルの足を投げ出し、
息子を抱える構図である。
4歳の息子も裸足の足を投げ出し、父親は息子の
額に左手を乗せ、右手でしっかり抱きかかえている。
子供の足元に古びたスニーカーが、両足揃えて置いてある。

フランスの報道写真家の作品である。

戦争の生々しい衝撃的な写真が多かったのに、
その中にカメラマンの美の追求を感じないわけにいかない。
総数で展示点数は少なかったのに、
事実と美の接点を探しながら鑑賞したので、
見終わるまでに一時間以上かかった。
生と死の間(はざま)を、ズバリ見せる。

衝撃的な写真が多かった。
イラク、アフガニスタン、チェチェン、ラオス、
ナイジェリアなどの写真、何の罪もない子供たちが
戦渦に巻き込まれるのは耐えられない。

飢えと苦境にある子供たちにどんな言い訳も通用しない。

どんな理由があるにしろ、
戦争は絶対に避けたい!!!

罪のない子供たちに、援助の手をお願い!!!





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