楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

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トランプ

2017年02月15日 06時01分04秒 | つれづれなるままに考えること
トランプと言えば、現アメリカ大統領の事を指す。

中には、ボクのようにひねくれ者がいて、
カードゲームのトランプ?
を思い出す人がいるに違いない。

小さい時、兄弟で「ババ抜き」をしていて、
姉たちが弟のボクに「ババ」が行くようからかって、
悔しがる様を見て面白がった頃を思い出す。

ゲームは他に「七並べ」とか、ポーカーとか、51並べとか、
いろいろあったが、姉たちには勝つことが出来なかった。

話はアメリカ大統領であるが、ついこの間、
アフリカ、中東の七カ国の国民のアメリカ入国を即時禁止する大統領令を出して話題となった。
テロ対策だと言う。

アメリカのワシントン州が、この大統領令を指し止めにするよう
地裁に提訴して差し止めになった。

大統領はこの差し止めは無効と高裁に上告した。
高裁は双方の意見を聞くことにしたが、
地裁の通りにするよう、差し戻しになった。
当面大統領令は差し止められている。
だから七カ国の国民は、今のところ、アメリカ入国が禁止されていない。


他の国だからボクが口を挟むいわれは無いが、
そもそもアメリカと言う国は、インディアンの原住民が住んでいた所へ、
スペイン人のコロンブスが入り込んで、インディアンを退け、
インディアンから奪い取った国である。

それをまた海賊のイギリス人が金(きん)が沢山あると言うことで、
沢山入り込んできた。
金を求めて西部へ西部へとやって来た。
インディアンは弓矢で応戦したが、
イギリス人たちは鉄砲で応戦して領土を召し上げた。

インディアンから言わせれば彼ら白人共がテロリストであったのだ。
ニュージーランドも、オーストラリアもアボリジニの原住民がいたのを、
イギリス人が奪い取って自分のものにした。
弓矢と鉄砲では勝ち目がない。

日本にも同じように黒船艦隊が押し寄せた。
日本も弓と槍、刀で応戦したが勝ち目はない。
インディアンと違う所は、日本人はすぐに勉強して、
届かぬまでも鉄砲、大砲をすぐ自前で造ったことだ。
そして彼らの自由にさせなかったことだ。

テロリストである白人はインディアンからアメリカ領土を奪い取った。
そしてアフリカも征服した彼らが黒人奴隷をこき使ってのし上がって来た。
その黒人も、人権が平等になってから、まだ300年経っていない。
自分の身は自分で守る、と言うアメリカの開拓精神があって、
銃など自由に持つことが出来る。

そのアメリカの張本人が、今度は立場を変え、
アフリカと中東のテロリストたちに脅かされるから、
自営手段として、その国の人たち全員(アメリカ国籍を持っている人でさえ)
入国を拒否すると言うのは、少し違うのではないだろうか。

今水面下でイスラム教徒が、米大統領に復習しようとのたくらみがあると、
どこかの週刊誌が記事にしている。

暗殺事件やテロ事件が起きないとも限らない。
考えるだけでも恐ろしい事だ。
トランプ大統領はそんなことを計算に入れないでいるだろうが。
強いアメリカだから、そんなことに脅えてはいない。

世界貿易センタービルが破壊されたような事件が起きないことを、
願うばかりである。




コメント (5)
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