楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

     ・日ごろ考えること
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     ・おくのほそ道を歩く

紅葉

2015年10月16日 08時36分44秒 | 日記
TVで「日光の紅葉は一週間ほど後が良さそう」と報じた。

その後注意していると、日光は気温が20℃を下回り、最高気温が17℃まで下がった。

一週間後では、混雑が予想されて、いろは坂を通過するのに、何時間かかるか分からない。


以前、孫が二十歳になる息子が、まだ小学生の頃、紅葉を見に家族を乗せて、車で日光に出かけた。

混雑は期待通りで、15km手前の今市(地名)から渋滞が始まり、

清滝(地名)の辺りでは30分かかって100mほどしか動かない。

諦めて列を離れ、帰ったことがある。


そんな経験から、紅葉が盛りになる前に行こうと、昨日出かけた。

それでも、ボクと同じような考えの持ち主が沢山いるとみえて、

高速道路も、いろは坂も混んではいたものの、渋滞と言うほどではなかった。

案内放送では、「普段20分で通過できる(いろは坂)も40分かかります」といっている。

そこで休憩所を借りて用を足した後眺めた紅葉。

いろは坂の手前である。


(休憩所から見た道路と紅葉が始まった山)

(休憩所から見た紅葉)

(紅葉が始まった山)



いろは坂は曲がり道が「いろはにほへと」と47曲がりもあるから名付けられたと思っていた。

だから、同乗のカミさんに「いろは」は、いくつあるか数えて貰った。

しかし登りは、逆光で文字が読みにくく最後が解らなかったと言う。

今は一方通行ので運転し易い「いろは坂」も、その昔は交互通行であったので運転が難しかった。

曲がり角で対向車が見えずカーブミラーに頼って曲がったものだ。


難しいと言えば、ボクの高校生の頃の大学受験では、東京大学が一番難しいと言われた。

その東京大学で、「いろはにほへと」の全文はどんな意味ですか?

と言う問題が出て話題となったことがある。

このことについてはまたの機会に譲りたい。


変なところへ脱線してしまった。

いろは坂を過ぎて、T字路の交差点を左折すると、大きな朱塗りの鳥居が見える。

中禅寺湖の北東の端にあり、これが二荒山神社中宮祠の大鳥居である。

鳥居をくぐって、その先左手が中禅寺湖、右手が男体山である。

市営駐車場に車を置いて、見事に紅葉している中禅寺湖へ向かう。

(駐車場の紅葉)

(二荒山神社の大鳥居)

(中禅寺湖畔の紅葉)

(中禅寺湖対岸の景色)

(中禅寺湖対岸の景色2)

(中禅寺湖対岸の景色3)


秋の澄み切った光を浴びながら、中禅寺湖湖畔を散策して華厳の滝へ向かう。
さっき通ってきたT字路の下が華厳の滝で、中禅寺湖の水が流れ落ちている。
華厳の滝は、普通エレベーターで滝つぼ近くまで降りて、
滝を下から見上げるように眺めて、
「これが日本三大瀑布の(華厳の滝)か」と見上げるのであるが、
エレベーターの乗り場まで歩いていると、
外国人が大勢カメラを構えている場所を見つけた。
カメラの方向を見ると、華厳の滝の落ち口が轟音とともに見える。

華厳の滝を上から見るのは初めてで、これはこれで絵になるとカメラを構えた。
すると、隣に年配のおじさんが来て、
「華厳の滝を上から見るのは初めてだ、冥途の土産にちょうど良い」なんて呟いている。
ボクが聞きとがめて、
「おじさん!冥途の土産とは聞き捨てならんですよ。お幾つになられますか?」と言うと、
「八十です」と言う。
「おじさん!! 冥途の土産は無いよ!ボクと同い年だよ」と言ったら、
ボクの顔をチラッと見て、
「やっぱり 下から見よう」と呟いて歩いて行ってしまった。

(中禅寺湖の案内)

(林の間から見える華厳の滝)


紅葉に囲まれた華厳の滝は、上から見ようが下から見ようが、紅葉の美しさは変わらない。
何枚か写真を撮ったのでご覧ください。

(黄葉の華厳の滝)

(黄葉の華厳の滝2)

(落ち口が良く見える華厳の滝3)

(黄葉の華厳の滝4)


華厳の滝入口には、沢山の売店があり、土産物を買うのに事欠かない。
ここからは男体山が良く見える。紅葉とともに見える男体山をご覧ください

(お店の名前「なんたい」が見える男体山)

(紅葉の男体山)

(紅葉の男体山2)

(男体山3)

(紅葉がある男体山の風景)


最後にもう一度「華厳の滝」をご覧ください。
コメント (16)
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