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楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

     ・日ごろ考えること
     ・日光奥州街道ひとり歩る記
     ・おくのほそ道を歩く

縁切り榎

2024年01月20日 05時29分52秒 | ひとり歩き旅

日本橋を起点とする五街道(東海道、中山道、
奥州街道、日光街道、甲州街道)が、
江戸時代初期に出来た。

その五街道の一つ中山道の第一の宿場町が、
現在の板橋です。

板橋の名称は、
板橋宿内にある川(現石神井川)にかかる
板の橋に由来します。

その昔、旧中山道を探しながら歩いた時、
旧街道筋の旧跡を見て回りました。

そのお陰で、早飛脚なら15日、
皇女和宮の行列でも25日で、
旧中山道を歩き終えるのに、
ボクは49日かかりました。

東海道53次、
中山道69次として知られる
各宿場に到着して、宿場の観光ボランティアに、

「板橋から来ました、旧中山道を歩いています。」
と言うと、

尋ねられることは、一様に、

「板橋宿には、板の橋はありますか?
 縁切り榎は残っていますか?」の

二点でした。

各宿場では、中山道について勉強されるとき、
板橋については、その橋と縁切り榎が、
印象に残ると思われます。

板の橋については、
源頼朝が安房に追われて後、再起を図った折、
この板橋で集合したと「義経記」にあり、
縁切り榎については、奇妙なエノキがあるものと、
記憶されたと思われます。
皇女和宮の行列も、この榎を避けて通行しました。

板の橋は「現在は板の橋に似せたコンクリートの橋」で、
縁切り榎については、
三代目の榎が健在ですと答えてきた。

司馬遼太郎の小説のようですね。
前置きが長く、
やっと本題の「縁切り榎」が出てきました。

(縁切り榎について)

(ゆきのや おけら歌)
「榎(エノキ)は縁の木(エンノキ)なれば  
   あながちに縁を断つこと
          のみならず
  善縁をむすび 
    悪縁をたつことこそ 
 神の御心なれ
   縁のいとのむすふも 
         とくも 
   人こころ
  誠しあらは神そ守らん
   雪廼舎 朮 歌      」

縁切り榎は、縁を切るだけでなく、
悪縁を切り善縁を結ぶことにあると言っています。

板橋宿は、平尾宿、仲宿、上宿と三宿に分かれていました。
板の橋も、縁切り榎も、その仲宿にあります。

縁切り榎

「縁切り榎」の右側の旗の後ろが、
当の「縁切り榎」の木である。

幹が竹矢来で囲われていますが、
未だに木の幹を削って持って行く人がいるから、
榎の幹が削られないようにしてあるのです。
それでも竹矢来の上部の
ケヤキの幹は削られています。

榎の木を削るということは、
この木を煎じて飲ませると縁が切れると、
信じられているのです。

ところが、煎じて飲ませても、
縁が切れないことに業を煮やし、
区役所にクレームの電話を掛ける人がいるそうです。

区役所も心得たもので、
「一回ではだめですよ。」と答えるそうです。(噂話では)

神社の手前には、沢山の絵馬が、
願いを込めて掛けられています。

以前は願い事が赤裸々に描かれていました。
およそ女性からのほうが多かった記憶です。

「どうぞ○○男と縁が切れますように!」

のような絵馬が多かったですね。
ところが最近は、
記入したところを目隠ししてあるのです。

個人情報が漏れるのを防ぐためです。





コメント (8)
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ぐるっと板橋スタンプラリー

2024年01月13日 04時53分44秒 | ひとり歩き旅
住民の健康を願って、
自治体がウオーキングを推奨している。

観光アプリ「ITA-マニア」のアプリで

「ぐるっと板橋スタンプラリー」開始。

スタンプ設置は区内公共20施設で、
デジタルスタンプラリー開催。



自治体自慢の施設を知らせようとすることが、
狙いなのかもしれない。

20か所の施設を回り切った人に記念品を。

まず最初にご近所の

(1)小豆沢体育館

板橋区の体育館、東京オリンピックの際、
イタリアのバレーボール選手団にこの体育館を貸した。
また、聖火リレーの板場区の出発拠点となった。
外国人に分かるようになのか、
小豆沢体育館の文字はどこにも見えない。
体育館の入り口には、外国語。


どのようにスタンプするのかと思ったら、
各会場にORコードが掲載せれており、
コードを読み取ると、
その施設のデジタルスタンプが
スマホに転写される仕組み。

(2)板橋区立こども動物園(高島平分園)

人懐っこいロバやウサギ羊がいて、
子供たちと戯れる。

(ロバ)

(3)高島平温水プール

板橋区内の可燃ごみを収集して燃やし、
その熱量で温水プールや熱帯環境植物館を運営している。
また、発電して東京電力へ年間1億円以上稼いでいる、という。

(4)熱帯環境植物館

毎春、らん展が開催される。
区内の愛好家が育てたランを展示、販売する。

(らん展のポスター)



昨年放送された、朝ドラ「らんまん」が
植物学者の牧野富太郎氏の物語とわかるや、
すぐに牧野富太郎展を開催した。
ここでボクは牧野富太郎の業績を知り、
練馬区東大泉に自宅兼植物記念館があることを知った。

(5)リサイクルプラザ

リサイクル可能な区内の廃棄物の中から選りすぐって再販している。
例えば、家具、陶器金属などの食器、子供の衣料 etc.
勿論買取もしている。(板橋区立リサイクルプラザ (itapla.com) 


(6)郷土資料館

常設展示の板橋宿内にあった売春宿の門。

板橋区内で行われた日本初の西洋軍事演習に、

高島秋帆が使用した大砲。(常設展示)


(7)板橋美術館



(8)赤塚植物園

(9)旧粕谷家住宅

(10)郷土芸能伝承館

板橋区に残る郷土芸能を絶やさず練習を進める会館。

(11)赤塚体育館


(12)エコポリスセンター

つい難しく考えてしまう「環境」に関すること。
エコポリスセンターは、
そんな「環境」について、触れて、感じて、学んで、
いつのまにか今より詳しくなれる場所です。
「ちょっと休憩♪」でのご利用も大歓迎される。

(13)上板橋体育館

(14)教育科学館

広く科学に関する知識の普及・啓発を推進し、
次代を担う創造性豊かな青少年の健やかな成長を図るとともに
科学情報・教育情報を積極的に収集し、
学校教育・社会教育の一層の充実に
貢献することを目的として設立された。

プラネタリウムが有名です。

(15)中央図書館


(三階建ての板橋が誇る近代図書館)



(16)板五米店(旅とお結び-. 築100年旧米屋商家 )


昔はレンガによる土蔵造りのお米屋さん、
現在はお菓子屋さんと畳の喫茶室。

(板五米店の全容)

(17)板橋こども動物園

(18)植村記念加賀スポーツセンター

区営施設で次の設備があります。 
トレーニングルーム、室内競技場、温水プール、武道場、会議室、
トレーニング走路 etc.

 3階展示室では、世界的な冒険家・植村直己さん、
代表的な冒険を紹介する映像上映や、
冒険を共にした装備品・冒険年表などを展示しています

(19)植村冒険館 
三階の植村冒険館には、
北極点に個人初到着を狙っての模様を
わかる範囲で展示してあります。

北極点への冒険前の高島平公民館における、
講演会に参加した時のことを思い出しました。

思ったより背が低く、
その割に肩幅が広い方だった印象です。
·
(20)板橋観光センター

板橋区内の観光ボランティアの拠点でもあります。
区内観光の資料もあり、中山道最初の宿場として、
観光案内ご希望の方に、案内させていただいております。

以上20拠点をスタンプを押すと、
下記の粗品(タオル)を頂けます。

(粗品:タオル)


2023年の夏は東京も酷暑でした。
板橋区内では、打ち水を奨励して、
気温低下の一助に、
家庭での「打ち水」を推進しました。

そのタオルです。
加えて、「いたばしPAY」で、
板橋区内の加盟商店街で使用できるポイント、
200ポイントを頂きました。

以上板橋区の宣伝になってしまいましたが、
ボクの健康の一助ともなりました。





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ウオーキングーwalking

2023年12月28日 05時17分13秒 | ひとり歩き旅


北区と板橋区の合同企画のウオーキング。

まず初めに、

板橋郷土資料館(1)をスタートして→


板橋中央図書館(2)→残念ながら撮ったつもりの写真が無い。

(思わぬところにファイルしていました。)

板橋中央図書館です。


次が田端駅北口から二分の

田畑文士村記念館(3)→

芥川龍之介が住んだところで、

当時の文豪たちが、この近辺に沢山住んでいたところに、

田畑文士村記念館が出来た。

漫画家が集まった常盤荘のようなもの。



(文士村記念館)

次が、飛鳥山おみやげ館(4)→

飛鳥山は渋沢栄一が住んだ場所で、

江戸時代から桜見物で賑わったところ。

今でも春のサクラの時期には賑やかな場所にある、

飛鳥山おみやげ館。


最後が、板橋ボランティアセンター(5)

ここが終着点。ここで渋沢栄一の携帯用LEDを頂く。


完歩記念品に「携帯の渋沢栄一LED」→

渋沢栄一の顎のあたりをプッシュするとLEDランプが点く。




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ボージョレイ・ヌーボー

2023年11月23日 04時47分11秒 | ひとり歩き旅
ボージョレイ・ヌーボーの解禁が、
何時ものように11月16日にやってきた。

たまたま、スーパーに行ったら、
そのワインがずらりと並んでいる。

いつもはヌーボーだからと言って、
ワインを買うことはないのですが、
たまたま、今朝のラジオで話題になっていたので、
係の人に、国産の今年のワインは、
入荷していませんかと尋ねたら、
「まだ入っていません」と言うから、

買うことにしたが、夫婦二人で750mlは飲みきれないので、
半分の容量のワインを求めた。

案の定、小さなワインでも、二人では飲みあぐねて、
あと一杯ほど残ってしまった。



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わっしょい!!

2023年09月16日 05時04分56秒 | ひとり歩き旅
新型コロナの関係で、
お祭りの自粛が解けて、
この秋に三年ぶりに始まった。

待ち焦がれていた子供たちとその親御さん。
初日は、幼児のお祭り!
静かなものだ。







二日目には大人のお神輿で、
わっしょい! わっしょい!
そーれそれそれお祭りだ!!

お祭りの途中で、おもてなしのお宅の庭先で休憩。




神輿も休憩!

おもてなしのお宅前には、
昨年、元気だったご主人の遺影を、
掲げていらっしゃったのが、
すごく印象に残っている。

ご冥福をお祈りします。
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