酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

セカンドオピニオン。

2012-03-26 | わさび部長
…というほど深い意味もないのだが

わさび部長の相変わらずなアトピーについて、いつもと違う動物病院で診てもらった。
換毛期になったこともあり、ただでさえ皮膚炎で毛が薄くなってもいるので、お腹のあたりはちょっと可哀相な感じなのだ。



先生の言葉によれば、この感じのアトピーはもう仕方がない、とのこと。
目の回りや口の周りは、黒くなっている程度の症状で済んでいるなら根気よく抗生剤入りの軟膏で治療を続けることで治癒は期待できる。
ただ皮膚炎を治したいなら、免疫抑制剤など高価な投薬もあるが、やめればまた発症するということの繰り返しになり、経済的な負担がそのうち精神的な負担にならないともいえない。
患部がただれたりするようであれば、必要になるかもしれないが、今まで飲ませていたような抗生物質の類やヒスタミン剤は勧めないというのが、先生の意見。

で、とりあえず軟膏をもらってきたが、今まで使っていたものと成分が異なるので、どうか効果が出るよう期待したいところ。


まずは、耳の中の炎症をしっかり治療してもらったので、ここ数日は痒がることもなく、のんびり暮らしている。
ガシガシと掻く音が聞こえないのは、こっちも安心だ。

コロッケでシアワセなう。

2012-03-25 | 酒風景
職場などでヒマな時、同僚達との何気なおしゃべりで、たとえば、他愛ないことだけどシアワセを感じることは?みたいな議題で盛り上がることがある。

つまらないけど気持ちは分かる~というのは、

スーパーで並んだレジが隣の列より早く進んだ

すっげー可愛い子とエレベーターで一緒になった

など。


マイノリティなものとしては、

大きな耳クソがとれた

コロモをべろっと剥がさずに串カツが食べられた

など。


素直な路線としては

駄菓子で当たりを引いた

レンタル屋で、絶対に全部貸し出し中だよと思っていた新作DVDが、なんと1本だけ残っていた

など。

で、そういう話をしていると必ず割って入って来る、
「シアワセ?そりゃ今のワイフと一緒になったことですよ」みたいな、空気が読めてないというか事態をまるで把握できてないヤツ。
これ、お約束。てか、今時ワイフって。


ま、それはさて置き、なんでこんな話かというと

今、まさに小さなシアワセの真っ最中。


今日は撮影にも行かず、あえてのんびり。「昼からビール」を楽しんでいたのだった。

肴はコロッケ。キャベツ少なめ。立ち飲み屋みたいなムードで。

目下、自分に獲っては小さなシアワセどころか、一番のシアワセかもしれない。

昼からと言いながら、もう4時過ぎか。


日が長くなった。
やがて春(実質的な)が来る。そうすれば…


公園で呑める。(結局そういうオチかい)

ぬるっともちもち。

2012-03-25 | こしらえた話。
良さそうな塩もずくが売っていたので(いつも必ずあるとは限らないのだ)、久々に天ぷらを拵えてみる。



もずくは沖縄産。またもや憧れの地に思いは馳せる。
ああ、行きたや沖縄。

それにしても、旨い。
さっくりに始まり、ぬるっときて、もちもちきて、プルプルっと口中を楽しませる、もずくの美味しさ総決算。
翌日の分も作っておいて、天ぷら蕎麦にする。これがまた旨いんだな。

ともかくは、今回の天ぷらはうまくいったものだと自画自賛なのだった。


こりゃ、あれだな。近々きっとアレを作るとみた。沖縄の居酒屋で教わったモズクのニラ炒め。
で、またご飯が進んで困る~、みたいなこと言うぞ、この食いしん坊は。

と、冷蔵庫の塩モズクが予言している。

料理の価値。

2012-03-24 | 酒風景
深夜だが、呑み直しに出かけた先で。


箸は同伴者のものなのだ

鯨である。

食感は熊本で食べた本場の馬刺しにも似て、それだけに食べるなら生姜醤油だけでなくニンニクの効いた甘辛いタレでも美味しそうだねえなどと、好き勝手なことを言いながら食べる。

旨かった。


が、翌日となり鯨のどこって言ってたっけという疑問。
ベーコンくらいしか口にしない近頃は、こんな生肉も珍しいよねと会話していたことは覚えているが、その多分効いたはずの、聞き慣れない部位の名称が思い出せない。

それではいけないのだ。

何を食べたか分からないというのは、その料理にも料理人にも失敬なことだ。
日頃から「料理」と「食い物」の違いをわきまえているつもりだが、その鯨に対して料理としての尊厳を損なうよう行為なのだ。

初めて聞くものは結構メモる癖はついているのだが、酔っぱらうとダメだねえ。
今度その店の店主に会ったら忘れずに確認しよう。

ということもメモっておこう。