酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

らふてぇ~。

2013-07-31 | こしらえた話。
湿った空気のおかげだとかで、さすがに暑い。ここのところいかにも夏!な旭川。元気に「ラフテー!」と書きたいが「らふてぇ~」になってしまうのである。

天気予報では雨模様もあるのだが、旭川を避けるように降らない。畑とか大丈夫なのか。また、この高温多湿でお祭り(今週末)というのはご遠慮願いたい。


さて、ラフテーであるが、どうせ角煮でしょと片付けられたらシャクである。
だってうちのはラフテーだから。
単なる沖縄好きだからという訳ではない。何を持ってしてラフテーを定義するかについては、煮汁に泡盛を使うから。ま、そういうことで。


昨夜はラフテー丼ってことで。ご飯に煮汁を少しかけ回したところへラフテーがとろんと鎮座。
箸で持ち上げられないほど柔らかいので、「とろん」という擬音語があてはまる。
角煮をいかに柔らかくするかにおいては絶対的な自信があるのだが、今回のはどうも味が決まらない。

三温糖なりフツーの上白を使えば良いものを使い慣れない黒砂糖を使ったからか、とっておきの泡盛、瑞泉が、あまりにも取って置きにしていたので気が抜けたか(笑)、美味しくなれとおまじないをしなかったからか。

いえいえ、フツーには美味しいのだが、本など見ながら初めて作った時の方が美味しかったなあ。作るたびにどんどん味がずれていく。まさにラフテーならぬ、らふてぇ~なのだった。


ん?今年になって、別な料理でもそんなこと書いたっけな。

北のもずく

2013-07-30 | 酒風景
昨夜はいつもの炉端で晩酌(いつものといっても久々の訪問)。

おすすめメニューに「糸もずく」とある。
聞けば北海道(利尻方面)ものだという。どれ、それをいただこうか。


自分的にはもずくというと沖縄!という刷り込みがあるので、道産と聞くと何だか目新しい感じがする。糸もずくとは、見た目が細いからと女将が独自につけた名前だ。

しゃきしゃきと歯応えがよく美味。
食に関してはけっこうな割合で沖縄信仰のようなものがあるのだが、北海道ものとの相性の良さを感じる。やはり地産地消ってことなのかねえと、冷や酒が進む。

久々の店、行けば何か新鮮なことがある。ちょっと気分的にも嬉しい晩酌となったのだった。いつも同じ店だからなあ(笑)

と言いつつ、二軒目はいつもの店に。



カメラを忘れ、ガラケーのカメラで(それにしても性能悪い~)。


向日葵

2013-07-29 | 写真部屋
ヒマワリと文字を打とうとしたら「向日葵」。
そうそう、こんな文字。花に宛てる文字は難しいねえ。

休日。ヒマワリ畑を見物に出かける。
予報では雨マークもあり、雨に濡れるヒマワリに期待してもいたのだが、今年はカメラを持てば雨が降らない。


うーん、なんか違う。ランダムに咲いているように見える角度で撮っているが、ヒマワリは大概は規則正しく整列して植えられている。
近頃はすっかりイングリッシュガーデンに馴染んでしまったので、何かしら硬さを感じる。

花畑はいくつかのエリアに分かれていて…


大いなる不自然。満開の畑やまだツボミの畑が隣り合わせだったり。より長い期間で集客を図るために作付けのタイミングを違えているものと思われる。

ガーデンが気ままに歩ける田舎道と例えるなら、こうした花畑は整然とした工業団地を歩いているような気分。
考えてみればヒマワリは農産物。搾油のためだったりヒマワリ自体を肥料にしたり。美瑛で秋に満開のヒマワリを見たことがあるが、それも翌春、畑の栄養になるのだとか。

そんな中、何か絵にならないかと散策。


いるよねえ、目立ちたがり(笑)

みっしりと寄せ集まって咲く姿に、何かしら現代の悲哀を感じてしまうのは自分だけか。


時には風を感じないとね。

ソフトクリームは美味しかった。


ヒマワリの種子を粉にしたものが混ざっているというヒマワリソフト。
それらしきコクがあり美味。ビタミンEも豊富なんだとか。満足。

ところで

え?ヒマワリってこんなに小さかったっけという位、背丈が低い。ここでも今年の遅い春が影響しているのか。


この光景、ヒマワリで迷路を造ってあるのだが、こんなんじゃコースの先が見えてんじゃないのかな(笑)。例年なら人の背丈よりヒマワリの方が大きいはずだが。

食欲を謳歌する。

2013-07-28 | 酒風景
達成感のない仕事をひきずっての帰宅。
こんな日はすかっと呑むに限る。とか言いながら結局毎日呑んでいるのだが。
昨日は気分のムラムラと若干蒸し暑いムラムラで、そんな時は逆に熱いものをがっついた方が得策。

というわけで、近頃ハマっているペペロンチーノ炒飯。


特に昨日はより熱くということで、ニンニク多め、唐辛子多め、焼き豚たっぷり(冷蔵庫内を空ける都合もあって)。最強火力で一気に作る。

そんな日のこんな炒飯は、はしたないくらいにガツガツと食うに限る。
スプーンをカンカン言わせながら、めいっぱい頬張って。
飯をごくりと喉の奥に納めたら、間髪入れずにビールをグググイッと、というのはよくある話。昨日に限っては冷酒をキュ~ッと決める。これが堪らない。

が~っと作ってば~っと食べる。熱き夕食は束の間のうちに終了したのであった。

あとはゆっくり呑み直しながら、クールダウンで夜は更ける。


なんか擬音語の多い日だな。

昨日のパスタ。

2013-07-27 | 旨かった話
空気がどんよりしていて身体が重い。
これならギラっと真夏日の方がまし。なんていったら猛暑地方の方に恨まれるか。

そんな午前。時々顔を合わせるお姉さま(ここだけの話、ただのおばあさん)がいつもの一言を。

何かいい事ないかい。

この手の会話は御免蒙りたい。ないよ、少なくともアンタにはねと言いたい気持ちを抑え、「いつもいいことあるよ」とうっちゃりを入れる。


なにがあったのさ。



毎日、飯はうまいし酒もうまいよ。



なんだ、そんなことかい。



って、これに勝るいいことってあるのかな。



なにか儲かるとかさ。





…不毛な時間だ。

そんな人に話しても仕方がないので、ここで。


いいこと? ありましたよ。

例えば昨日のランチ。


パスタが美味しかった。しかも相手が美人とくりゃ美味しさもひとしお。

そして居酒屋での晩酌。


タコが美味しかった。


これ以上、何を望めと?
あたしゃ、ようござんす。こんな位で。