酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

スタミナ何々。

2012-03-16 | 旨かった話
栄養があるとか、元気になるというイメージで使われる「スタミナ」という言葉。栄養素の名称でもないのに誰でも知っている言葉だ。
居酒屋や食堂のメニューでも、卵や納豆が添えられたスタミナ冷奴があったり、野菜炒めに肉やレバーが入っただけで、ただの野菜炒め定食がスタミナ定食と名前が変わったり。

商魂の、ひとつの現れとしてはスタミナ何々というのは、のほほんと憎めない感じがして結構なことと思う。

というか、自分もよくやるし。


昨夜、わが家のスタミナ麻婆豆腐。
これについては当ブログでも書いたことがあるが、ニンニクを沢山刻んで入れてあるからスタミナ。
実に単純であるが、スタミナなんてものは精神的作用が大きいと思うのである。

さらに


納豆も入ってるからスタミナ。豆鼓の代わりに使うといいよと中華のシェフに教わった技。これでコクが増し、食感はよりまったりとなる。

麻婆豆腐はご飯も進むので、自分においてはまさにスタミナ食なのである。


ところで…

昔はよく食べた、スタミナ何々。

まだバブルの余韻が残っていた頃か。毎晩飲み歩き疲労した体を癒すために。というか、さあ今夜も飲み明かすぞと気合を入れるために食べていた気がする。

今日においては、必要以上に遊ぶこともないので、そのためにエネルギーを蓄える必要がなくなったか、居酒屋でそうしたものを目にしても気を惹かない。

あの頃の意味のない食欲はいずこ。
時代が変わったか。老化を理由にするのは、まだ悔しい気もする。



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