粋に焼く椎茸バター

椎茸（菌床）は気温や湿度が年中同じように管理された菌床室で栽培されるので、年中同じように採れるだろうと思っていたら、違うんだとか。
不思議と、よく大きくなるのは春と秋なのだ（栽培業者さん談）。

なので、今は旬かも。

大きくて安いのがあったので買ってみた。
画像では良く分かんないけど、直径はツナ缶より大きい。

こりゃステーキかバター焼きでしょ。
ちなみに、その日の穫れたてなら、マツタケみたいに裂いて焙ってもかなり美味しい。いい香り。

食べやすい大きさに切ったら、少な目のサラダ油でさっと炒める（水分を飛ばすイメージ）。
酒を少々ふり、バターを少々絡める程度に加える。そして醤油を少々
これで、椎茸の持ち味が断然高まる。

鮮度がよいので、もちろん軸も食べる。
フライパンにいきなりバターを熱しソテーしちゃうと、へたっ・・・　となっちゃうし水気もでて、べちょ・・・　となってしまうんでね、こうするのが粋なのだ。

もちろん、秋だもの、新酒との相性も抜群。よい季節である。

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ちなみに、うちの椎茸ステーキはコチラ

1000円ワイン

近頃はお手頃で美味しいワインが手に入るのでうれしいですな。
1000円ワインなんてカテゴリまであったりして(笑)
先日、たまたま見たNHKが1000円ワインの美味しい飲み方、なんてのをやってたくらい、実は世の中、ワインブームなんだろか。

で、その中で世界的ソムリエさんが言ったことには、まず一杯飲んで瓶の中に空気を入れる。で、瓶を振る。がしがしと。すると空気がまざり香りが立つんだそうな。

やってみたら、たしかに含み香がアップするようだ。そういう意味では美味しくなる気はする。

つまみは我が家の定番、ガーリックマヨトースト。
文字通り、ガーリックバターをぬってマヨをかけて焼くだけ。それに黒胡椒。
フルボディにはこれが実によい。

ワインが進む。
空いちゃってもいいよね。
そういう気軽さも1000円ワインのいいところ。

画像のそれは1000円でもおつりの出たワインだし(笑)

生鱈でアクアパッツァ

旬ですなあ。
寄せ鍋や、湯豆腐に加えたりと、鱈が美味しい季節。あ、ムニエルも大好き。

ちょっといい酒があったので、それをワインのように楽しむべくアクアパッツァをこさえたのだった。

超簡単なのに、なんでこんなに美味しいんだろう。

使うのはワインでなく、日本酒を。それもちょっと辛口ないいやつを使うとよりおいしくなる。
料理は水で決まる、とも言われるが、酒も然り。
だって、タラの切り身２つ、および浅利やトマトやら相応の分量に対して、水100cc、酒100cc。こんなに使うんだもの、酒の味は肝心だ。

いやはや、それにしても新酒とアクアパッツァの相性がいいこと、この上ない。
もう、ワインなんかいらないね。


いや、ウソです。

久々、沖縄の味

宴会の御呼ばれに与る。
会場は、嬉しいことに沖縄料理の店。
しかもスタッフは沖縄から来ているようで、うちなーぐちが聞こえる。

久しぶりだなあ。

海ブドウは新鮮で申し分なし。
北海道の人は、調理人でも海ブドウを知らないから、冷蔵庫に入れたりして台無しにしちゃうんだよね。
その点、専門店は安心だ。

沖縄に関係あるのかどうか分かんないけど、チヂミが出てきた。

もずく天。
もずくを衣でかき揚げのようにしたのが一般的と思っていたが、これはグルクン（沖縄のお魚）のすり身仕立て。いやはや、絶品であった。実に美味しい。

ミミガーやらアグーやら。さすがの自分でも（偉そうに）分からないのが、ようかんのようなものをフライにしたやつ。

酒はもちろん泡盛。４種類ほどを堪能。

タコライス。その他、沖縄そばなど、お馴染みの沖縄の味覚を楽しませてもらった。

困るよ。また沖縄に行きたくなるじゃないか。

キュウリを代えて

誰もがよくやる、ほら、調理名は何ていうんだっけ、ちくわの中にきゅうりを入れたやつ。

こないだ、呑みに出かけたらいつもの場末の女将さんが、セロリを詰めていたのだが、これが思いのほか美味しい。
ならば、ほかにも出来るよなと思い立ちやってみた。

こちら側が大根。真ん中が沢庵、向こうがセロリ。
なかなかに楽しいのである。あんまりインパクトないけど(笑)

さて、何か着けて食べるのかという話だが、

普段から自分はマヨネーズ派。それも、ちょっとごま油を混ぜたマヨが好き。なのだが、大根を試食して思うには、これ、何にもいらないね。
ちくわ（練り物）って案外、塩分が高いのだが、その塩気だけで大根が旨い。ほんのり甘く感じたりして。

なるほど、なるほど。
インパクトがないとか言っておきながら、収穫あり！じゃないか。


良し、とすべし(笑)