酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

憧れのちょいかけ

2014-09-30 | 酒風景
晩酌。

突き出しはお手製の出汁巻き。


ネギたっぷりの自信作なのだが

おやおや~? ちょっと味が足りないぞ。(わざとらしい)

よし、こんな時はコレだ。


ちょいかけスプレ~!(ドラえもんっぽく言えばより楽しい)

減塩を考え、いつかは手に入れようと思っていたのだが
欲しいと言ってたでしょと、プレゼントしてくれる奇特なお方が。
嬉しいのでさっそく試してみたのだった。


シュッとひと吹き0.1cc。
醤油がかかってるか分からないくらい微量だが、うっすらと味がつく。
おおっ、これはスグレモノ。

うっすらとつく味というのが良い。
隠し味効果があって、より美味しくなる気がする。
魚の塩焼きとか、どうしようかなあ醤油かけようかなあという時に好適だ。
よーし、何にでもたくさんかけちゃうぞと、
つい本来の減塩目的もどこへやらというシロモノだ。


ただし、コツが要る。


【使用上の注意(感想)】

醤油の霧はけっこうな範囲で飛散するので、小皿の時は注意が必要。
ちなみに初体験では、画像のお箸も醤油味になっていた(笑)
かといってあまり近づけると霧吹き効果がないので程よい距離感を要す。

休日昼下がり

2014-09-29 | 酒風景
用事も済ませた午後。
昼飯、あとは特にやることもないので軽く呑もうかと街へ。

ところが、目当ての店が閉まっている。
あれま、休日も営業しているはずなのに、いよいよここも日曜定休か。

下町あたりでは、日曜も開けている店がちらほらあって、けっこう頼りにしていたのだが
高齢を理由に、年中無休とはいかなくなった店主もいる。
それは仕方ない。が、後継もなく、そのまま廃業という店の空き店舗がポツポツとあり残念。

しかたないので歩行者天国をぶらりぶらり
年中無休の敦煌さんへ。


あんかけ炒飯とビール。

野菜を食べたくてこれにしたのだが、ボリューム満点。
そうだった、ここのチャーハンはただでさえこってりしてるから、そういうことか。

プラス、ビールで思いのほか満腹。特にやることもない昼下がりであったが、
やることが特にないというよりやる気が全く無くなったのだった。

帰宅し、軽く呑み直してちょっと仮眠。
たまにはいいか。いつも何かしなきゃと逆に気の休まらない休日だ。


おかげさんで、今朝はちょっと気分が良うござんす。

鮭キノコふたたび。

2014-09-28 | 酒風景
というか余ってるんだもの材料が(笑)

予定のホイル焼きが転じて陶板焼きに。


タマネギをスライスしたのを敷き、酒を振って蒸し焼きに。
火が通ったあたりでバターをのせて。

醤油をちょろっとかけてという予定だったが、これに伏兵現る。


まるでこのメニューを予感していたかのようなカボスの登場によって
陶板焼きは思いのほか爽やかにふくよかに美味しくなったのだった。

このカボスは仕事先のお方からのお福分け。
大分の親戚から送られてきたという。素敵なご親戚、羨ましいのである。

これからの時期は、さらに美味しいものが出回るねえ。
この陶板焼きのように美味しいものと美味しいものが出合っていっそう美味しくなるのが
秋冬のよいところ。
たとえば鍋。

そうそう、これがあるじゃないの。
これを楽しみに気持ちを切り替え、過ぎ去った夏を惜しむのはそろそろやめにしようか。

お昼はだいじ。

2014-09-27 | 旨かった話
陶芸フェスティバルなるイベントに立ち寄った(その件は追って)ついでに
某JAの産直ショップにある食堂で昼食。


かねてより行きたかった、これが目的。
きのこづくしそば。セットでおにぎり、サラダ付き。

天ぷらになっているのはマイタケ・しいたけ・雪の下・ヒラタケという顔ぶれ。
栽培ものだろうが、秋っぽくてこういうのに食欲がそそられる。
いたずらに衣が厚いところも家庭的で良い。
そばは旭川(江丹別)で量もたっぷり。おにぎり要らなかったな(笑)
ともあれ、なんだか満ち足りた昼食で気分が良い。

そうそう、前日の昼食も有り難く・・・。

とあるオステリアにて


見た目の何倍も食材が多い素敵なサラダ。

そしてお目当てはこれ。


小エビのリゾット。アメリケーヌソース。

おいしー。リゾットはプロが作ったのに限るな。
自分がやると、どうがんばったっておじやになる。

ご同伴の食いしん坊さんは肉系で。


お肉好きも文句なしの、食感豊かなハンバーグ(ちょっと味見した上での感想)。

お昼ご飯が美味しい(楽しい)のは、気分が良いものだ。

毎日こうだといいんだがね。
昼食は、10回の内5回は間に合わせ的に済ませている。

鮭パスタでひやおろし

2014-09-27 | 麺好き
過ぎ行く夏を惜しみ、秋よまだ来るなと時の流れを否定しようとも
世の中は秋なのである(内地ではまだ最高気温30度超えとか言ってるが)。

いよいよ受け入れるべく、ひやおろしを購入せり。


男山(北海道)「秋酒」特別純米。

立ち回り先で本マグロ(生・中トロ)が安かったのでホタテとともに購入し晩酌開始。


此度のひやおろしは、それなりの重みがありつつも思いのほか淡麗な印象。
酒との相性として、ホタテは良いのだが、ううむ、中トロの方が何か違う。
中トロにはぬる燗くらいで呑れる位のものが良かったか。
あるいは、即座に決断し常温に戻すべきか。

などと考えつつ、結局みんな食っちまって、さあメインディッシュだ(笑)

クマも大好き、秋鮭の登場である。


秋を意識してキノコもたっぷりに、バター醤油仕立て。

これにこそ、ひやおろし!なのだった。
秋の味覚尽くしに満足満足。今さらながら、突き出しの中トロは要らなかったね。


食欲の秋。どなた様も過食の秋となりませぬよう。