酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

焼鳥屋。

2012-03-27 | 酒風景
旭川は、繁華街を外れた下町風情のある小路。
かつては焼き鳥横町などと呼ばれ、数年前、組合でイメージアップを図るために名付けた「ふらりーと」も呑兵衛には次第に定着してきたここ。我がブログに出てくるいつもの炉端や川わきなどもここにあり、自分にとってはパワースポットといっても過言ではない。

さて、そのうちの一軒。

店の他に公職を持つ女将が、仕事が一段落して店に出るというので、久しぶりに行ってみた。


by ぎんねこ

正確にはぎんねこ酒場だったかな。

何屋さんと聞かれれば、焼鳥屋。タテにもヨコにも焼鳥屋。近頃、代替わりを目論んで、メニューの刷新などを行っているがムードは昔風。

ボトル、風のささやきは旭川産の米を使ったもので、これを飲むと利益の一部だったかが女将の手によって、東日本大震災の被災地に寄付される。
数量限定。生原酒のまったりした飲み口が面白い。

限定といえば、特別メニューにあった天かま。


あえて一口かじってあるが、ニンジンなどの野菜が刻んであって、これまた面白い。
女将は屑野菜と言っていたが、屑の意味をどう受け取ればよいか分からぬが、ともあれ旨かった。
焼き鳥ではないが、たまにはいいかな。


燗(焼き燗)をつけるコンロには、マッチ。先端の長いライターもある時代でも、マッチ。

片手でカチッ、ではなく両手を使って火を着ける、そのテンポがいいんだな。