酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

ドリア、のようなもの。

2019-08-31 | こしらえた話。
いつぞやのミートソース(その記事)は、程よく余ったのでドリアのようなものになりにけり。


バターライスを盛り、その上にスライスした茄子を並べてミートソースをどろりん。
ミートソースはあまり酸味が強いと食べていても飽きちゃうかなと、クリームですこし甘めなコクを足した(こういうときはシチューの顆粒が便利)。

で、とろけるスライスを並べパルメザンをふり焼き上げましたとさ。

うん、ふつーに旨い。

なんで、のようなものなのかと言いますと、ドリアってベシャメルで作るもの(という自分の常識がある)だから、ミートソースではドリアとは呼べない。だから、のようなもの。

どうなんすかね。


=蛇足=

バターライスがことのほか美味しく感じたものだから、コレ以後、バターかけご飯が食べたくて仕方ない。
あつあつご飯にバターのっけて醤油をちょちょっとかけて食べるアレ、旨いんだよね。

落葉キノコ

2019-08-30 | 旨かった話
津々浦々、その土地の人が愛でる美味しいキノコがあると思う。

よそ様のことはよく知らないけど、うちの方は断然コレ。落葉きのこ。「おちば」じゃないよ「らくよう」と読みまする。

日頃から世話になってる店がFacebookで「落葉あります」と告知していたので、さっそく、急いで、走って出かけた。


食べ方あれこれあるが、まずはおろし和えで。まずは、ということは次の機会に違う食べ方を所望するつもり。そのくらい食べたい旬の味覚なのである。

食感は、まずつるんとしていて(表面にややぬめりがある)歯ごたえしゃきしゃき、しこしこかな。
特段どういう味っていうのは難しいんだけど、これはよその特産キノコも同じと思うが、とにかくそのキノコの風味、としか言いようがないかな。

松のなかで唯一葉が落ちる「カラマツ」。これが落葉松ともよばれ、なぜかその木の下に生えるから落葉キノコという。学名は、うん、この際いらない(笑)

この時期だけ、居酒屋さんなんかでもメニューに載り、おろし和えのほか、三升漬け(唐辛子の麹漬け)と和えたり、味噌汁にしたり、小鍋立てにしたり。
メニューも「落葉きのこの」と書かずに「落葉の」とだけ書くのがこっちの流儀だから、観光の方なんか「落ち葉の味噌汁って何?」とか可愛い勘違い。あるとしたらままごとの味噌汁だ(笑)

とまあ、語りだすと止まらない、ローカルあるあるでした。

ナスと揚げの味噌汁

2019-08-26 | こしらえた話。
なに、それがどうした?
このタイトルでそうお思いになる方は多いかも(笑)

まあ、そう仰らずに。作り方のちょっとしたコツを得たという話。
つらつらとネットを見ていたら、ナスの味噌汁、ナスの色落ちを防ぐ方法、汁の色が変わらない方法的な記事に遭遇。すいません、ブックマークし忘れて、サイトをご紹介できません(^^;

うん、変わるね。ナスの皮のせいで汁の色が悪くなる(あんまり気にしてなかったけどね)。

それを防ぐには、まずナスを油で炒める。ということらしい。そうすれば色落ちを抑えられるんだとか。という話をナスと揚げの味噌汁のレシピとともに紹介していた。


さっそくやってみましたさ。ナスの在庫があるもんで(笑)

レシピに従い、切る、水にさらず、ごま油で炒める、揚げとともに仕上げる。
う~ん、画像を見る限りは、たしかに汁の色は悪くなっていないような。
ちょっと面倒くさくなっただけじゃん。

いやいや、大発見。

ナスをごま油でという面倒な手技のおかげで、味噌汁の風味が格段によくなった。なんか美味しいぞ。かなりツボ。

ちなみに、うちの味噌汁、出汁は煮干しで。また、食べるときにはとろろ昆布を加えて風味をアップ。という具合。
ナスと揚げ、元来これに昆布が合うことは経験的に分かっちゃいるが、ここにごま油の風味。かなりいい!のだった。

リピート決定。


夏の恵みでスパゲッティ。

2019-08-23 | こしらえた話。
茄子と完熟トマトをいただいたので、合い挽きを買ってきてミートソースにした。


なんつーか、味がどうのこうのより、夏野菜だってことだけですべては完結する。

とかいいながら、ちょっとだけどうのこうの言うと


茄子は一定量を刻んでソースとともに煮込み、残りはパスタの茹であがりにタイミングを合わせて素揚げし、ソースとともに盛り付けた。

ゆっくり揚げた茄子は、とろりとした食感で実に美味!

実は面倒くさかったんだけどね、急に野菜もらって、とりあえず野菜室かな、でもすぐ食べた方が旨いだろうし、てなわけで料理開始。
スーパーに肉買いに行って、玉ねぎやピーマン刻んで、トマト裏ごしして、あれこれ炒めて煮詰めて。

茄子の旨さにすべては報われた(笑)

エキス過剰なシーフードカレー

2019-08-22 | こしらえた話。


あ、つい寄りすぎてしまった。というくらい伝えたい美味しさ(笑)
これじゃ何のこっちゃ分からないか。

ということで・・・
↓ これが全貌。


概要を説明すると、ホタテ(貝柱、ヒモ、タマ)とホッキを煮て、あまり辛くないけど辛口のルウで仕上げた。ちくわも食感と風味でいい仕事をしてる。
特筆すべきは、ホタテ貝柱を別途用意し、バターソテーにして盛り付けに添え、これみよがし(笑)な演出とした。でもこれがまた旨い。
それらの食感を邪魔しないよう人参は薄切りにした。
総じて、あまり煮込みに時間をかけず、さっと仕上げるというのもある意味でコツ。

とかなんとか、偉そうなことを言ってるけど、勝因は材料。
新鮮な貝たちに感謝。