酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

さよなら どぜう

2014-08-31 | 酒風景
幌加内新そば祭りを堪能した昨日。
帰旭したそのあとは、いつものテリトリーで飲み会。


よしや どじょうの柳川。

ひょっとしたらこれをいただくのは今年最後だろう。
ここのどじょうは天然物なので夏場のみの商品だ。盆を過ぎた今でもあるのは幸運だ。
ということで、名残のどじょうで晩酌(まだ明るいが)開始と相成った。

呑むたびに、いちいち記事をアップしちゃいない自分であるが
このどじょうは特別。思いは格別。


ああ、行きたや浅草。


新そば祭り

2014-08-31 | 麺好き
に、行ってきた。

毎年のことなので特段の感慨もないが(笑)、
ずっと何年もでかけているので、逆に、行かないという理由がありえないのである。

幌加内町。町を上げてのイベントに今年も人口の何倍もの人がやってきた。


それぞれのブースで行列を作る人、人、人、犬。

まずは神戸から来てる一孝庵のとろろそば。


コクのあるつゆが美味。
つるりと完食。なんたって量はハーフサイズ(いや、それより少ないか)だもの。

間髪入れず二軒目は上砂川手打ちそば愛好会。


ささやかサイズのかき揚げつき。
麺打ちは相当なものだが、茹で加減かその後の処理か、麺がちょっと気の抜けた感じが否めないが
いやどうしてどうして、なかなかのもんです。
そこいらの蕎麦屋よりちゃんとしてる。

腹ごなしに会場を少しぶらぶらしてから

三軒目は、お気に入りの越前そば。福井の越前けんぞう蕎麦が今年も来てくれていた。


おろしが体調を整えてくれる。さっぱりと三倍目を食べ、まあこんなとこで今年は良しとしようか。

今週は夏日が続いていて、昨日も暑いのなんのって。
だがそれなりに、青空、そして何となく秋風の予感とともに食べる蕎麦は格別なのだった。
きっと来年も行く。

牛モモをたたく。

2014-08-29 | 酒風景
久々に、旨いたたきを食べた。

たたきといっても色々あるが、牛たたきの話だ。


その店の経験豊富な調理長の作。
ぎりぎりまで火が入っているので脂がやんわりとして美味。
こうじゃないと赤身の旨さが見えてこないのだ。
でも中はきちんと生。そのあたりが絶妙だ。

で、これをポン酢おろしでいただくのだが、けっこうな量もペロリといけた。

冒頭、久々と書いたが、思えばたたきを食べること自体が久々か。
肉の生食はあまり好むところでないからだ。
そこにあれば手も出すし美味しいとも思うが、自分から注文するということはあまりなかった。
が、此度のたたきは別。リピ決定だ。おかげで食の世界が広がった。

世間知らずの頃は、わざわざ生肉を食うなんてと思っていたものだが
少しはオトナになれたでしょうか。


そうそう、生でも食べられるものをなんで炙るか。その理由がわかった。

少しオトナになったボクが調べてみました。
様々な菌が繁殖するのは肉片の外側だ。だったら外側だけ殺菌すればいいじゃん。
と、そういうことらしいのだ。
魚も獣も意地でも生食したい日本人の考えそうなことである。
従って、たたきの語源は殺す、とか、せん滅することを意味する「たたく」と思われる。
敵を叩く、叩きのめす、とか言いますな。その「たたく」だ。
あ、語源に関しては我が推論なので、良い子は鵜呑みしないように。

ちなみにローストビーフも中が生っぽいが
あれはオーブンで時間をかけて加熱しているので火が通っている。
つまり、たたきとローストビーフは同じ、じゃないのだ。
これは本当。

レモン味。

2014-08-28 | 旨かった話
偶然見つけたかっぱえびせんの新種。


レモン味とな。こりゃお初だと即購入。

えびせんはこれまでにもバラエティな限定品を発売しているが
自分が美味しかったなと覚えているのは
フレンチサラダ、紀州の梅、韓国海苔(そんな感じの名前)など。

ちなみに、こうした品々は全国発売でなく、地域や期間を限定して売られているのだそう。
なのでレモン味が今、どこにでもあるとは限らない。
噂では「どろソース味」なるものがどこかで流通しているようで
北海道地区でもぜひ販売していただきたいと願うばかりである。

で、このレモン味。
どうだったかというと、う~ん、確かにレモン味。
なんつーのかな、安価なケーキ菓子のフレーバーというか
これがレモンの香りですと日本人が信じている(信じ込んでいる)味を期待通り再現してる(笑)
自分は日頃からえびせんはえびせんであって、いつもえびせんでなければならぬと
他の菓子とは別の位置づけで考えていたのだが
このレモン味は、一般的な菓子に迎合してる感が否めない。

ま、お菓子ですから。美味しけりゃいいってことで。


ほんとのレモンの香り、でいうと

偶然にも数日前に買ったこれ。同じ瀬戸内産。
瀬戸田(広島)という町の品で「レモンの泉」と名前がまた泣かせる(笑)


レモン果汁はいろいろと売られているが、有名メーカーの外国産はいたずらに酸っぱくてどうも苦手。
これも相当に酸っぱいが、濾過してないせいか酸っぱい中にもコクのようなものがあって美味しい。
ほら、皮とか白いとこの味がちゃんとするのだ。

何に使うかって?

あたしゃケーキだのデザートだの、ちゃっしょこばったものは作りませんから
もっぱらお酒専用。
たまに家で楽しむカクテルなんぞに、このレモンはかなりフレッシュに近くて良い。
ヘタなレモンをスクイーズするより美味しいかも。

高菜で

2014-08-27 | 酒風景
炒飯をこさえた。

ん、高菜で炒飯をつくるというのは何かヘンだな。
炒飯は米粒で作るもの。高菜は副材料だ。
正しくは高菜入りの炒飯をこさえたと言うべきだろう。

とか、どうでもいいことを考えてるうちに

完成。


使ったのは、辛子高菜と名乗ってはいるがぜんぜん辛くない高菜。
ふと目について炒め物に使おうと買ったものだが、ちょいとインパクトに欠ける。

あ、今思いついたのだが、此度の高菜チャーハン、
高菜を混ぜないで出来上がったチャーハンの上にこんもりと盛り付ければよかったかも。
そうすれば、飯と漬物が互いに味を引き立てたような気がする。


高菜というと、世間知らずの自分が思い出すのは博多ラーメン。
お店のテーブルにそれがあれば、高菜を味わうのはお約束の作法とばかりに手を出すが

あれって


スープに混ぜるのか

口直しに食べるものなのか


明確なルールがあるのかどうなのか、それを含め実はよく分かってない自分なのである。
一応は他の薬味(生姜系のものニンニク系のもの)のようにスープに混ぜたりして
それはそれで美味しいと思っているのだが。
調べても、どうも諸説あるようで、これは店主の考え方次第、博多っ子の嗜好次第なのか。

どれ、それを解明すべく近くの博多ラーメン屋に行ってみようか。
だがあそこの(たぶん長浜っぽい)を食べるとなぜかお腹痛くなるんだよなあ(笑)

あ、断じて言っとくが店に問題はなし。
自分のお腹に何か合わないものがあるんだと思われ6回行ったうち5回発症(笑)。