酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

ごぼう、ほこほこ。

2023-09-21 | こしらえた話。

細切りにして炒めると、しゃきしゃき。
太く切って煮含めると、ほこほこ。

ごぼうの食感の話だ。いずれにしても滋味があっていいよね、ごぼう。

で、今回は後者の方。

足繁く通っていた小料理屋のそれを真似て拵えてみた。
女将いわく「きんぴらごぼう」なのだそう。

細く切ったごぼうとにんじん、というのが我がきんぴらごぼうのイメージであるが、女将には全幅の信頼を寄せていたので、それはそれで疑いもなく頂いていた。かつ、美味しいので自分はそれを気に入ってもいた。

女将のそれ、お肉は「牛」。たぶん「もも」。
炒めたあと、やんわりと煮含めてあって、ごぼうはほこほこと。
自分はいつもの自分のきんぴら同様に、醤油、砂糖、酒で味つけた。

女将のそれは、彼女の性格そのままに、おっとりとした味わいだった。

美味しかったなあ。
女将は引退。その後、何度か会う機会もあったが、元気だろうか。


トマトのベーコン巻き。

2023-09-20 | こしらえた話。

その発祥は知らないが、焼き鳥屋で時々目にする、焼き鳥っぽくない(?)メニュー。

でもこれが酒、いわゆる日本酒、とくに吟醸酒に合うんだよね。ということで、おうち焼き鳥。

作り方?そんなの見たまんま(笑)。
ひとつ注意点があるとすれば、ベーコンを巻いた端っこを横にべろべろ出さないことかね。焼き上がりが美しくない。

ベーコンをミニトマトのサイズに合わせ長い短冊に切り、トマトにひと巻きかふた巻きして串で留める。フライパンに薄く油を熱し、串を打ったベーコン巻きを置く。ベーコンの両サイドをほんのりこんがりさせれば出来上がり。その頃にはトマトも熱々になってるはず。
軽く塩コショウすればトマトの甘味がより引き立つ。

日本酒にトマト?

甘酸っぱい香味は日本酒の旨味と相性が良い。これにベーコンの脂が相まって旨味が膨らむ・・・酒のアテとしてはそんなストーリーでしょうか。
ともかくは、粋な感じがするのは確か。


幸運なる海鮮丼。

2023-09-17 | こしらえた話。

品質で評判の魚屋をのぞいてみたら、6種のネタが少量ずつという「つまみセット」的なお刺身が。

しかも

ああ、半額の神様ありがとう!!

酒のアテにするよりもと思いついたのが、海鮮丼。

いくらは自家製。これを加えてネタは7種で、ちょっと豪華だなと悦に入る(笑)

丼をくるっと回せば・・・

表情は七変化。
どの顔にいただきますをしようかと、迷ったりはしないけど、脂ののったネタにほれぼれ。

しかも半額。

というか、そういう時間を狙って行ったんだけどね(笑)


ちょっと丁寧に作ったポテトサラダ

2023-09-16 | こしらえた話。

ふと食べたくなる(作りたくなる)ポテトサラダ。

先日、ビールのアテはポテトサラダ。

朝から作ろうと思っていたので、用意周到、冷静である。
キュウリのスライスは塩もみをして水分はぎゅっと絞り出した。
たまねぎのスライスは、水分が出ないようにガーゼでぎゅ〜っと。
ベーコンはじっくりこんがりと炒めて香ばしく。
ジャガイモは電子レンジを使わず、鍋で茹でて粉吹きにして。
玉子は、1個しか要らなかったので(コレステロール対策)、これは電子レンジで手抜き(笑)

と、ちまちまとやったわりには、葉っぱを敷くとか、盛り付けの用意ができてない^^;
せめてミニトマトの1個くらい欲しかったねえ。

まあ、男の料理なんて、そんなもんさ。

で許されるのは若いときの話。
もう十分に、いい年なので料理は、丁寧にやろうという心構えを持ちたいと日々思ってはいるのだが。

料理だけでなく暮らしそのものも。これすなわち高齢者の心得と、思ってはいるんだけどねぇ・・・

こういうのは若い時からの心掛けがものをいうとか ^^;

 


鮭の親子丼

2023-09-13 | こしらえた話。

自家製いくらに焼き紅鮭のほぐし身を添えて。

この旨さ。筆舌に尽くし難し ^^;

諸物価高騰の折、生筋子は思いのほか安定しているようで(個人の見解です)、鮭が不漁だった昨年、一昨年に比べると、ちょっと手が出やすい。

先週にひと腹、今週もまた、ひと腹を仕込んだ次第。
わが季節の手仕事、なにせ美味しいのでやり甲斐は尽きない。

ちなみにこれは塩漬け。塩ごく薄めで作り、食べる時に、香りづけ程度に醤油を足したりする。