酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

ハンブルジョア。

2025-01-10 | こしらえた話。

国内指折りのパスタ激戦区らしい高崎市(群馬)の名物らしい一品。
その名を『ハンブルジョア』という。

という話をたまたまテレビ(アマプラ)で知り、さっそく作ってみた。

といっても、スパゲッティにハンバーグを載せたっぷりのミートソースをかけるだけなんだが ^^;
番組に出ていたのは、ハンバーグが300g超というシロモノ。
なにせ、ひき肉ものが好物なので、ハンバーグとミートソースは最強タッグ。画面で観た瞬間に食欲鷲掴み(笑)なのだった。

自分は、焼いて売ってる、家で温めるだけというもので手抜き(笑)だが、ミートソースは、たぶん1人前200gはあろうかというほどに挽肉を使用。
玉ねぎとともに炒め、ドミグラスソースでことこと煮込んだ。

ハンバーグとミートソースだけに、味は説明するまでもないと思うが、ともかくはボリュームたっぷり、まさにブルジョアのお料理だ(笑)

そうそう、ハンブルジョアは『ハンバーグ+ブルジョア』の造語。ハンバーグ載せてブルジョア気分ってことなんだろうが、高崎では誰もが知るグルメなんだとか。
で、ブルジョアなのでハンバーグはでかくなきゃダメとか。なんかイイね、そのノリ。

 

ちなみに、皿の後方にわざとらしく(笑)おいてあるのは大分麦焼酎『いいちこ』。
こうした味の濃い料理には『いいちこ&ソーダ』が好適。
近頃はジン&ソーダが流行ってるけど、いいちこで作るソーダは香りも良く、料理にぴったり。
本来は、きき酒師の資格も持つ日本酒党だが、料理には適材適所、焼酎ならいいちこだ。
『いいちこ応援団』で活動中。


鱈の甘酢あんかけ

2024-12-20 | こしらえた話。

前回記事から1ヶ月!?

いやはや、あっという間だな。ちょっと忙しい上のに身体が動かないからか(その逆もある)、あっという間すぎる。と、何かに文句を言って解決するほど人生甘くないので、ちょっと甘いお料理を。

どーゆー書き出しだ。

 

さて、不漁で出回らない、高いと言われる鮭に代わって、タラが目下、家計の優等生。
何より、この時期は「生」が手に入るので、いろんな料理に重宝する。
いや、いろんな、と言ってもそんなにないので、たまにはこんなのはどうだろうと、甘酢あんをかけてみた。

どろどろ~ん、とか画像に文字入れたいくらいよく撮れたな(自画自賛)。
もう、レンズにはねちゃうの覚悟してるから(笑)

淡白なタラが、甘酢でいっそう旨し。
身は柔らかく、ほこほこ、ほくほく。
ついでに皮も美味しい。

美味しく出来た、勝因はなんですか

いやぁ、タラが美味しいからですよ。私はそのお手伝いをしただけです

とか、わざとらしい謙遜は置いといて、配合いろいろやってみたが、結局簡単でいいんじゃないの?という、勝因は甘酢あん(笑)

 

材 料(2人分)

生タラ切り身 2~3切
玉ねぎ 1/2~1個(薄切りにする)
しいたけ 小2個(軸を除いて薄切りにする)
あればニンジン千切り・ピーマン薄切り 適宜
ほか 塩・コショウ・薄力・サラダ油

《甘酢あん材料》
水 180cc・酢 大さじ2・砂糖 大さじ2、醤油 大さじ1・ケチャップ 大さじ1・片栗粉 大さじ1

作り方

① タラをひと口大に切り塩・コショウをふって少し置く
 そのあいだに、甘酢あんの材料をまぜておく
② ①に水気が出たらペーパーをあて取り除き、薄力粉を薄くまぶす
③ フライパンに油(大さじ1くらい)を熱し②を焼く(中火)
 こんがりとしたら一旦取り出し、フライパンの油をペーパーでさっと拭く
④ 同じフライパンに新たに油(大さじ1くらい)を足し、玉ねぎ、他の野菜を炒める(中火)
⑤ ④がしんなりしたら、甘酢あんの材料を入れ、ゆっくり混ぜながらとろみをつける
 とろみがついたら油(小さじ1)を加えて混ぜる
⑥ 器に③を盛り付け⑤をかけ回す

他うんちく
・タラを焼くときはあまりフライパンを振らないこと
 身が柔らかいのでバラバラになるよ(笑) いわゆるムニエルにすべし
 片栗粉をまぶして唐揚げにするのも美味しい
・とろみがついたら一度沸かすこと(あとでゆるくならないらしい)
・とろみに入れる油は、照りを出すため
※自分は切って冷凍しておいたニンジン、ピーマンをちょっと加えました
 余ったのをそうしておくと、ちょっとあれば、という時に便利


あぶたまに滋養プラス

2024-11-20 | こしらえた話。

油揚げはいいね。

いや、下町言葉で「あぶらげ」と呼びたい。

糖質控え目、タンパク質摂れるし、栄養あるし(思い込み?)、おまけに腹持ちが良いときた。
なるべくロカボを目指す我が食卓では目下、主役級の扱い。米に代わる主食でもある。

頻繁にこしらえるのは「あぶたま」。
いわゆる、あぶらげの卵とじ(その話)であるが、昨日はニラなんぞ加えて滋養をプラス。

あぶたまの作り方は至ってカンタン(説明するまでもないが)。

鍋に煮つゆをはって、あぶらげを煮る。
あぶらげがくたっとしたら、溶き卵でとじる。
つゆを作る(出汁、酒、醤油、砂糖)のが面倒なら、めんつゆを煮ものかかけつゆの濃さ(お好みで)で用意すればよい(むしろこの方が美味しかったりする)。

応用もいろいろ。

味濃いめに甘辛く仕上げれば、メシすすむ良きおかずに。
あっさり仕上げれば(濃くてもいいけど)、酒のアテに。
味うすめ、つゆだくにすれば、おつゆも美味しい。
あぶらげも切り方変えれば、食感七変化。
盛り付け方も工夫次第 その話の画像もご参考に

次はキノコで楽しんでみようかな。


チャウダー転じてクリーム煮。

2024-11-11 | こしらえた話。

そろそろ季節だし、牡蠣でも煮てみようかな。

以前の記事 牡蠣の旨みはチャウダーで。

なんて思った矢先、笠原さんがYouTube(近頃すっかり頼り切り)で、和風出汁のクリーム煮を紹介。
白菜もいいなと、やってみたという話。

出汁と牛乳はハーフ&ハーフ。なのでさらっとしている。

笠原レシピは白菜をメインに、ホタテをたくさん使っていたが、自分流はホタテほどほど(それもベビーホタテ)、これに牡蠣ほどほど(まだまだ高いなあ)。やっぱ牡蠣食べたいって頭だったんだな(笑)

牡蠣は生食できるやつなので、仕上げの段階で放り込んで、さっと温めただけ。
サイズは親指大(笑)だけど、旬の味がじゅわ~。

いいっすね、あっさりとしたクリーム煮。

あ、バター入れるの忘れてた!! と気づくまで、美味しくいただいた、やはり出汁と白菜とか海鮮エキスのパワーはすごい。バター入れてれば、もっとコクがあったんだろうな。

 

下に、レシピを(出典:笠原将弘の料理の細道)

白菜の和風クリーム煮(3〜4人前)

【材料】 白菜 1/4個、ボイルホタテ 15個、椎茸 4枚、牛乳 300cc、とろろ昆布 10g、万能ねぎの小口切り 適量、バター 20g、水溶き片栗粉 大さじ2、塩 少々、黒コショウ 少々 A(だし 300cc、薄口醤油 大さじ2、みりん 大さじ2)

【作り方】
① 白菜の葉は白い部分と緑の部分に切り分け  緑の部分はざく切り、白い部分はそぎ切りにする。   椎茸は硬い石づきを切り落とし傘と軸に分け  傘は薄切り、軸は手で細かくさく。   ボイルホタテは水気を拭いておく。
② フライパンに白菜の白い部分→椎茸→白菜の葉  →ボイルホタテの順に敷き詰め、Aを入れる。   蓋をして火にかけて   沸いたら弱火にして5〜6分蒸し煮にする。
③ 弱火にかけながら牛乳を加えて  とろろ昆布を細かくほぐして入れる。   バターを加え、かき混ぜながら溶かし  塩で味を調え、水溶き片栗粉でとろみをつける。
④ 器に盛り   万能ねぎの小口切り、黒コショウを散らす。


しらたきでロカボな焼きそば風

2024-11-08 | こしらえた話。

太っちゃいないが、どうもそっち側のカラダになりそうなので、ロカボ実践中。

ロカボな食卓(具体的にいえばゴハンがない)も慣れてしまえば、あるいは楽しみながら(遊び半分とも)やればなんてことはない。数年前はみるみる結果が出たので、自信過剰かもしれないが(笑)

目下、はまっているのはしらたき。
ラーメンのスープで、文字通りラーメンのように食べたり、おでんはしらたきの沼になる。

で、今回はやきそば風に。

やきそば風と言うなかれ。
れっきとした、しらたき料理の一つだな。なにせ、その美味しさに疑いの余地はない。

やってみたのは、やきそばの世界で言うところの「あんかけやきそば」。
調理は、麺に代わるものがしらたきなだけで、ほかは同じ。

今回は海鮮もちょっと混ぜて、より旨し。
海鮮あんかけ焼きそばが食べたいけど、糖質控えたいんだよねえというヒトにピッタリ(自分のことだろ)。本物の麺(小麦のね)よりもツルツル~っとお腹に納まっていくので、完食まであっという間。

しかも、今回はカット野菜、シーフードミックスを使って大幅に手間を軽減。
今回はというか、野菜がべらぼうに高くなってから、買うのはもっぱらカット野菜。ニラ入りとか焼きそば用とか鍋用とかアイテムあるし、質量相当の原価を考えると割高なのかもしれないが、数種の野菜を必要な分だけ調達できる(しかも包丁いらず)なら、こっちの方がマシと思う自分である。

材料(1~2人分)
・しらたき 200~250g(水を切り食べよい長さに切っておく)
・カット野菜 200g程度
・豚バラ肉 50~100g(食べよく切っておく)
・シーフードミックス 適量
・鶏ガラスープ 300cc
※調味料類は作り方に

作り方
1. フライパン大に油を熱し豚肉を炒める(以降中火)
2. 肉の色が変わったらカット野菜を投入する
3. 野菜がしんなりし始めたら、スープ、シーフードミックスを入れて煮る
 ※お湯を入れ相当分の鶏ガラスープの粉を入れてもよし
4. 野菜類に火が通ったら、隠し味に醤油小さじ1を加える
5. 一旦火を止め片栗粉(※)を加えてやんわり混ぜる
 ※水溶き片栗粉 片栗粉小さじ2~3+水同量 一気に入れずとろみの加減を見ながらね
6. 再び点火し加熱、しなががら・・・
7. フライパン小にごま油を温め、しらたきを炒める
 ※水が出てくるので1~2度ざるで切るべし
8. 炒めた麺を(といっても焦げ目がつくほどやる必要はないよ)皿に盛り、その上に5をかけ回す
 ※好みで黒コショウをふる 酢も美味しいね

留意点
しらたきは水っぽいので、スープがちょい濃いめがよろしいかと。
野菜類を炒めたところにしらたき、スープを入れてという作り方もあるが(いわゆえうワンパンね)、この場合はしらたきを軽く炒った方が美味しいと思う