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酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

旨い焼豚を堪能する。

2012-03-12 | おためし
いつぞや、焼豚を使った丼を拵えてからというもの、本格焼豚を味わってみたいという欲望が募る日々。

そんなところに縁あって、手作り直火焼豚(小豆島「お肉の山下屋」)を味わう機会を得た。

届いたのはコレ。


しかも二種類!
どちらも肩ロース(ブロック)を使ったもの。向かって左が「カナダ産豚」<400g>。右が讃岐(香川県)でお米をたべさせてのんびーり育ったという「讃岐こめ豚」<250g>。それら用の特製甘タレ付という内容だ。

かくして、日加の豚による焼豚を食べ比べることとなったが、さてさて、結果はいかに。


向こうの2枚が讃岐こめ豚のもの(以下、讃岐)。こちらがカナダ産豚のもの(以下、カナダ)。タレをかけてあるが、別途タレなしでも味見済み。

まずは、食べ比べと言っても、讃岐とカナダに甲乙とつけるものではないことをお断りしておく。

小豆島は昔からお醤油の産地で有名なんだそうで、この焼豚には、その中でも有形文化財に指定されている手造り醤油を使い味付けされているとのこと。

食べ方のアドバイスに、少しフライパンで焼くと美味しくなるとあったのだが、あら大変。


あたたまった肉は、本来のとろとろな状態を取り戻しぷるぷると柔らかい。箸で持ち上げると裂けてしまいそうだ。

風味としてはカナダはクセのないカジュアルな感じ。脂身もすーっと口に解ける。対して讃岐は良い意味でいう獣臭さというか、そんなクセが軽くあり、私は豚ですと言っている。脂はまったりと、旨味を伝えてくる。肉質もカナダに比べ柔らかいようだ。
セットのタレは、どうだろう…。自分にはちょっと甘いかなという印象。どうせなら、甘辛味のほかに、生姜味とか山椒味とかバリエーションがあればいいのにと思った。

などと、グルメを気取っているうちに、いくらでも食べてしまいそうだ。とにかく美味しいので食べすぎ注意。

なぜなら、他の料理に転用してみたいから。


讃岐を細切りにしてネギと共に盛り付け、そこにポン酢マヨネーズ、そしてゴマをかける、焼豚丼の出来上がり(ここではタレは使わない)。
いちいち感想を書くのも面倒なほど、とにかく旨い。いつぞや作った時に使ったハムメーカーの、焼豚とは名ばかりの醤油味ハムと比べること自体問題があるが、やはり本格な品は違う。脂の風味が断然に良い。

添えのオツユは鶏がらススープで細切りの讃岐とモヤシを煮たもの。


実はコレ、多く作ってしまい翌朝も食べたのだが、その間に焼豚から美味しい成分が随分と出たようで、非常に旨かった。

でも、この丼はどうなんだろう。
せっかくに美味しいものは、あまり味を変えずなるべくその風味を生かしていただくべきと思った次第。スライスをご飯にのせ、そこにタレをかけるだけでよいのだ。
本物には人を目覚めさせる迫力がある。ってとこか。


そして

あまりにお肉が旨いので、思いついてやってみたのがコレ。


焼豚カツ(カナダ使用)。


ああ、切り方がちょっと薄い、あたしは何と貧乏性。

がしかし! ここであのタレが大爆発(ほんとに爆発したら大変だけど)。
カツにかけたら旨いの何のって。カツ、肉や脂がタレとともに一体となった、えも言われぬ味。ああ何と楽しいトンカツ(薄いけど)。新ジャンルの誕生か。

ビールが進む~。

正直、焼豚は料理材料のひとつくらいにしか思っていなかったが、とんでもない。
お試しでということで、材料として使わせてももらったが、この焼豚、これはこれでメインを張れる、完成された肉料理ではあるまいかと、脱帽なのだった。



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その日、そのとき。

2012-03-12 | 写真部屋
昨日はYちゃんと、オホーツクは紋別市へ。

当ブログでしばしば、飲み会記事に登場するYちゃんだが、彼とはいつも呑んだくれているだけではない。時々は一眼を持って共に撮影に出かけたりするのだった。

目的は流氷。および、海沿いにある観光施設「とっかりランド」。テレビで、東の風の影響で紋別沖合いに流氷が見えるとの情報を得て、突然出かけたくなった次第。
その一帯についてはYちゃんは何度か訪れていて詳しいというので、道案内を兼ね一緒に行ってほしいと誘いを入れたのだった。

期待した通り、沖合い水平線は流氷によって白いラインが。
それより自分が感銘したのは、流れ込んだ流氷によって氷結した港湾の様子。


本来の水面は真っ白に。


地元では当たり前の景色にて、問題になっている様子は感じられない。自分らにしては非日常、地元では日常という風景のギャップに、地球の広さを感じるのだった。

流氷の様子は別室ブログでどうぞ。



その後、アザラシと戯れるひととき。


生まれて初めてアザラシに触る




クリオネを観察したりと、安穏と楽しいひとときを過ごした。


アザラシを触った手でオヤツを食べても大丈夫かと心配するYちゃんとの帰り道。
Yちゃんは3.11の追悼の時刻にアラームをセットしてあるというので、どこかで車を止めることになるかなと思い出発。

旨いラーメンで温まったお腹のせいによる眠気と戦いながら、紋別から30分も走ったころか、事故車に遭遇。
凍結路面にスリップし路肩に激突。溜まった雪に埋もれ出られなくなった模様。

すぐに車を止め大丈夫かと声をかけたら、運転手本人は怪我もしていない様子。しかし山の中で独り、ケータイは圏外。さぞかし不安で、頭の中は真っ白だったと思う。当人には気の毒な限りだ。

埋まった車を押してみても、うんともすんとも言わない。

たまにしか車が通らない中、もう1台、また1台と車が停まり、救出に参加者が。事故を起こしたわけでない自分がなぜか嬉しくなった。
しかしそれでも車は動かせず断念。紋別側に向かう地元と思しき方が街まで事故者を乗せて、そこでレッカーを呼ぶなりの対策を考えようということになった。

ではお任せすると自分らがその場を立ち去ったときには、例の時刻は過ぎていた。

国民揃っての黙祷に参加は出来なかったが、仕方ない。でもこの顛末は自分にとって、また新しい記憶としての3.11になるだろうと思うのだった。



流氷日記は別室ブログ「北の撮物帖」にアップしてます。

車を押したせいで腰が痛い(苦笑)

ありがた迷惑…?

2012-03-12 | こしらえた話。
近年、家庭で作るシチューで凝っているのが、名前にすると長いのだが「白菜の水分を活かして作る白菜だけの超濃厚シチュー」。

白菜の風味を楽しむためのシチューである。

手っ取り早く市販のルウを使う(間違いなく美味しいし)。



鍋に切った白菜をみちっと詰める。
野菜に汗をかかせる呼び水として、ルウに対する水、必要量の1/4位を入れ加熱。
野菜が柔らかくなったら、ルウをポイッ、ポイッと投入し、放ったらかし。
しばし待ち、フタを開けたらアラ出来てる、って感じで。
薄くなるので牛乳不要。自分はコク出しにクリープ(動物性なので)を。

何気にパッケージを眺めると…



はいはい知ってますよ、そんなこたぁ。このコピー、ちょとっと大きなお世話である。

またやれってのかい? 



冷やご飯にあつあつシチュー、コレたまらん。
白菜とろとろでたいそう旨い。。因みに今回は玉ねぎ、コーン入り。
シチューご飯、いくつになってもやめられないのだった。

最近ちょっと食べ過ぎなので、シチューご飯は禁止のはず。
「ごはんとよくあう!」の一言に、封印はいとも簡単にとろけたのであった。

しっかし、これで酒もイケるんだよねえ。



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