酔い日は佳い日

日々の酒肴事情。by こたりん

さすがの山廃。その旨みは麻婆と。

2017-03-31 | 酒風景
ユニークなラベル。


過去のブログを調べりゃ分かるんだが、いつかどこかで一度は呑んだことある酒。
北の錦「純米山廃」が置いてあったのは、ふらりーとのおばんざい「たりき」。

呑んでる途中から、これをぬる燗にしてもらい2度楽しむという、わがままなことをやらせてもらったら、これが旨いのなんのって。

そうそう、ラベルの話だ。
ひょうたんのフォルムを描いているのは白蛇。この酒を醸す小林酒造(北海道栗山町)の守り神なんだそうな。
そうしたことを代々受け継ぐ奥ゆかしさ。そんな雰囲気が味に反映されるのか、なんだか心温まる思いがする酒である。
いやいや、実際のはなし、確かに旨いんだけどね。

続いては、店の定番「大雪の蔵」をこれまたぬる燗で。


肴は、どうやらこの店の人気メニューになりつつある「辛い牛肉の麻婆豆腐」。ちなみに辛いのは牛肉でなく麻婆自体だ(大きなお世話?)。

細く切った牛肉をじ~っくり炒め、引き出した旨みが広がる一品。
辛いっ!けど甘みがあって美味しいのだった。
おかげで酒にも合う。前述の山廃とは実に良縁なのだった。

この麻婆と酒。意外な相性で楽しませてくれるので、けっこう病みつき。

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軽いのにコクありな旨い酒。

2017-03-30 | 酒風景
面白い酒に出合った。


残草蓬莱 Queeen(クイィ―ン) 純米吟醸槽場直詰生原酒

漢字が多い(笑)。日本酒に縁のない方には何のこっちゃだろうと思う。ビギナーに酒の良さを分かってもらえる恰好の1本だと思うが、ハードル高そうなんて思われると損だよなとも思う。よく言われるんだ。日本酒は難しくて、と。

それはさて置き、名前が「ざるそうほうらい」。 Queeen はこの酒のアルコールが12度であることに由来してるそうな(12はトランプのクイーン)。さらに「e」がひとつ多いのはよりいい酒(E酒)というシャレらしい。

槽場直詰生原酒は、簡単に言うと酒を搾る圧搾機(槽=ふね)から直に酒を搾りだし、通常の製品には行う火入れ(加熱殺菌)も割水(水を加え度数や香味を調整)せずに瓶に詰めたピュアな原酒ですよ、ということ。槽場は酒を搾る場所、ってことかな。

とまあ、そこまでこだわっていただいただけあって、酒は素晴らしい。
華やかな果実香、さわかやな口当たり。なのに12度の酒とは思えないほどの豊かなコク。これには感心。
加えて、ふくよかな酸味が油を使った料理にぴったり。だから呑み飽きしないのだ。

肴は、あくまでも酒を楽しみたくて用意した一皿。ごろごろベーコンとアスパラのスパゲッティ。


なんとなく肉が食べたかった昨日。切り落としが安かったのでこれにしてみた。
ベーコンをじっくり炒めて脂を引き出し、アスパラを加える。旨み豊かなスパゲッティとなってござる。
これに残草蓬莱がぴたりと寄り添うさまは期待通り。シャルドネを呑んでいるような錯覚が楽しい。

いつもは食が主役。酒はわき役、を基本スタンスとする自分であるが、今回は酒が主役な晩酌なのであった。
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居酒屋健康法。

2017-03-29 | 旨かった話
ふと気づけば、昨日、いつもの場末の居酒屋で、食べた突き出しがなかなかに良いではないか。


ワカメと大豆の酢の物、キュウリの浅漬け。さらに油揚とすり身や餅の入った雑煮的なもの、味付け卵。
これで一日暮らせという訳では決してないが、なかなかの栄養バランス。

そして、これがまた、いいちこのお湯割りと相性が良い。
美味しいので気分も揚がる。

これ即ち、体の栄養、心の栄養どちらも補給できる、晩酌とはこうあるべきだな。


なのに、ふと気づけば今朝は胸やけ。

どうやら真夜中にカレーを食べた形跡あり。これは避けるべきだな。
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天串、と、その後のカバー

2017-03-28 | こしらえた話。
天ぷらの串揚げなるものをこさえてみた。


オツマミゆえ、ちょいとカジュアルなタネも少し。
上から時計回りに、ブロッコリー・ウズラの卵・ホタテ貝柱・アスパラ・ベーコン・ヤングコーン・ネギ・シュウマイ・中央がカニカマとマッシュルーム。

って、楽し気に並べてるけどさ、揚げたらさっさとお食べなさいな。
手軽に食べられるようにと串揚げなんでしょうに。

実はこれ、例の「SAKE TIMES」の一幕。
合わせた酒も実に良かったのだった。
その予告編ってことで、記事掲載に乞うご期待。
これから書くんだけどね。

さて、実はこれからが本題。

余った天ぷら衣をどうするか。いつもは揚げ玉を作るのだが、今回は冷凍しといたニラが少量あったので、チヂミのようなものをこさえてみた。ふとした思いつき。


ポン酢をかけて食べてみた。あ、「ようなもの」でなく、しっかりチヂミじゃないか。
なかなかに旨い。
が、天串のあとにコレじゃあ、ちょいと食傷気味にもなりかねない。やるなら翌日のお楽しみにしといた方が良さそう。

いつぞや、余った天ぷら粉をどうにかできなかと検索してみた。
すると同じことを考えてるヒトがやっぱりいて、あまり流行ってないサイトに相談を持ち掛けていた。
「余った天ぷら衣、どうしたらいいですか」と。
捨て方の話じゃない。たしか活用法はありませんか的な質問内容。

それに対していくつもの回答があったが
「私はいつも適量を作るので余ることはありません」
「材料の量に合わせて衣を溶いた方がいいですよ」
「勿体ないので作りすぎないように」
など、何様?みたいな回答がいくつか(笑)

質問者さんは、どうしたらいいかと尋ねただけなのに説教されるとは(笑)
前掲のような「チヂミにするといいよ」的な一言を聞きたかっただけだろうにねえ。
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身土不二な晩酌。

2017-03-27 | 酒風景
あれこれ詰まり気味。
ここはひとつ、休憩だな。と、日曜は昼下がり呑み。


ホタテを買ってきて、刺身というかカルパッチョというか。
ドレッシングはワインビネガー、オリーブオイル、醤油1滴。ホタテの甘み引き立つ良い肴になってござる。

酒は再びの登場、「男山」道産米純米大吟醸。


ワインセーバーを使い、保存状態はばっちり。だけど、瓶内熟成が進んでるんだろうか。いや、ホタテの風味のおかげかな、酒質がこなれたというか、しっとり甘く感じる。
うむ、両者の相性ぴたり!ということだな。

ホタテの次は鮭の塩麹漬け。


前々日に仕込んでおいたもの。身がしっとりと柔らかく、風味が増して美味。
これがまた酒に合うのなんのって。
ここで酒チェン。またしても男山、お次は生酛純米を一肌で。


塩麹の風味をまとった鮭に、仕込み香あふれる酒がふんわりと寄り添う。
鮭とか酒とか変換がスゴク面倒(笑)。ともかく、あの美味しい余韻は今でも思い出せるほど。

真面目に肴をこさえると、充実感が違ね。
やはり酒は食と相対してナンボだなと思う。

それにしても、いつも男山ばかりだな、って?
そりゃ仕方ない。だって、我が町の地酒だもの。
同じ大雪山の水で育った間柄。ふと思えば、食材もすべて道産品。

いわゆる身土不二の境地なり。



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