矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

昨日学んだKey words

2012-06-23 22:08:36 | 医学教育
昨日学んだことを、key wordsにしてまとめておきたいと思いました。


自分のreminderのため、ランダムにメモをまとめておきます。

Leadership = 発想と行動力

教育のあり方

”Answerを探す”あり方から

”Questionを探す”方向へ。

国際社会で常に問われている質問は、

”What do you want to do?"
"What do you think?"

そして”Why?"


いまの世界は、ヒト、モノ、カネ、情報。
そして、”体験”が大切。


Outputが変わるには、経験によるInputをmaximizeする必要あり。

”成功する方法”は、”好きなことを一生懸命する”こと。

”discussion"での発言の評価法

3 本質を見極める、議論を前に進める、新しい視点、議論ファシリテーション
2 議論の方向性、議論を前に進める
1 テキストのリマインダー発言
0  
-1 課題をやってきていない場合

の定量的な評価法。


一橋大学大学院名誉教授の野中さんのお話の中から。。

1. ”善”の信念
2. 場をつくる
3. 現実を観察。1回性の中の普遍を見極める力
4. 本質の概念化
5. 概念を実現する政治力
6. 自立分散 (知識の分配) 実践知

昨日、聞いたばかりでも、すでにいろいろ忘れてきています。興味を持った点や印象に残った点は、関連書籍を読んで、自分のものにしたいです。。

歴史に戻る、組織心理学も関連し、自分がどちらからというと高校時代にとても興味を持っていた文科系領域(いま領域も境界がなくなっていますね)の深い勉強をしたいです。
。。

自由な枠組みで、いろいろな組み合わせで、興味をもったところをどんどん勉強していくのがよいと実感します。






e-learningのセミナーに参加してきました

2012-06-23 07:19:12 | 医学教育
昨日、都内でe-Portfolio、Learning Management Systems(LMS)のセミナーに参加してきました。

E-portfolioは、先進国を中心に導入が進んでいますが、日本で、現在、文部科学省主導で
大学教育、大学院教育に導入されようとしています。医学部も導入する方向になるとよいなと思っています。

外国人が8割ぐらいの一橋大学大学院のMBAコース、立命館アジアパシフィック大学、明治大学などでの事例を聞きました。頼もしいなあと思います。医学部以外の大学関係者と交流することはほとんどないので、今回の機会は、日本全体の高等教育を考えるよい機会になりました。

教育と雇用が直結するなか、日本企業との連携も大学教育改革のカギです。。


Knowledge management (知識の自己管理)は、基本スキルのひとつとなっています。

”与えられた枠内の勉強”でなく、自分で”疑問を発見し、自分で回答を探し、自分でそれを管理する”という学習スタイルは、成人学習でもっとも効果が高いとされるスタイルです。


とても示唆にとんだセミナーで、パワーを頂きました!

いろいろメモしたキーワードがあるので、またご紹介します。

Mindsetを変える、行動を変えるために大前研一さんの言葉も引用されていました。

1. 時間配分を変える
2. 会う人を変える
3. 住む場所を変える

のどれかをしない限り、行動は変わらないそうです。。

私も2-3年前から方針を大きく転換し、「国外向き仕事」を大幅に増やしました。
当然ながら、普段、コミュニケーションをとる人も大きく変わりました。
大半がいろいろな国の人たちで、skypeそのほかのおかげで、とても有益なコラボレーションができるようになりました。

いつか、ドラエモンの”どこでもドア”や開発中と聞いている超高速ジェットができれば、東京-ロンドンが2時間?などになれば、住む場所は変えずに自宅は日本、職場は世界、が簡単に実現できますね。。。

教育改革には時間がかかります。
関連して、国家の民主化に向けて活動開始されたカンボジアのアンサン・スーチ氏のインタビューを早朝CNNで見ました。

”right struggle"と本人が表現した24-5年にわたる”自宅逮捕”の状況を乗り越え、彼女の凛とした口調は、本当にすばらしかったです。最愛の夫にも最後会えなかったにもかかわらず、国家のための活動を優先した生き方は本当にすごいです。