矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

iPAD2 とボーダーレス時代

2011-07-27 14:44:38 | グローバリゼーション関連
購入したiPAD2ですが、インターネットをすぐに確認できる意味で、非常に効率がよい印象です。

iPhoneではないのでちょっと携帯するには大きすぎますが、wirelessにつながる自宅などで仕事を思いだしてチェックするには便利です。

周囲の若手の大半がiPhoneを自在に使いこなしているので、時代は変わったなあと思います。


以前一緒に働いたレジデントの方が、台湾のいとこの医師が病院から支給されたiPhoneのような端末でカルテチェックができるので、日本もそうなるかなとお話されていたのが印象的です。

在米中の8年前ぐらいに臨床データを集めるため、臨床試験のコーディネーターがPDAを駆使して病院内を回っていましたので、
いま米国の研修病院はどんな感じかなと興味深いです。

9月に古巣のSIU 南イリノイ大学、10月にボストンのブリガムを訪問するので、ICTのインフラで研修医のインセンティブとしてどのくらい普及しているのか見てきたいです。

国内では、電子カルテを院外から見れないことが多いので、そのあたりのインフラ整備ができないと院内でもiPhoneなどの個人端末によるカルテや検査結果チェックは難しいと思います。

ところで、昨日、医学部5年生のときに購入しこれまで苦楽を共にしてきた聴診器、Littman Cardiology III のダイアフラムが疲弊していているので、楽天のサイトで部品を調達しました。

そのときついでに米国のサイトからElectronic stethoscope電子聴診器をインターネットで購入しました。


http://www.steeles.com/


個人輸入できるようです。WelchAllynの眼底鏡PanOphthalmoscopyも、米国現地価格で購入できるようでした。世界中に発送可能なようです。

国内の楽天などの格安サイトでも、12万円ぐらいの眼底鏡ですが700ドル+送料 ぐらいで購入できます。

円高で1ドル78円となっている今は、購入の大きなチャンスでしょうかね。

買い物も賢く個人輸入などを駆使すると国内輸入業者に頼らなくでもリーズナブルな購入が可能と思います。

ボーダーレス時代の大きなメリットを実感します。

逆に自分がビジネスをする立場なら、グローバルに容易にビジネス展開が可能であるため、情報を英語で発信することのインパクトがいかに大きいかを身にしみて感じると思います。

最新の画像もっと見る