矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

心に刻んでいるメンターのことば

2011-01-30 23:41:33 | シンガポール便り
シンガポールの夏の気候から、冬の日本に無事戻りました。

フライト中、学会でメモしたことを復習し、その後映画を1本見て、あとは休みました。

本当にレクチャでは、知識が維持できないことを自分が証明している感じで、2-3日前に聞いたことなのに、すっかりほとんど忘れていました。復習してやっと消化できる感じですね。

何度も、繰り返して、その概念をもとに何かを始めたいと思います。



フライトは、あっという間で、無事に成田に着きました。


さて、昨日、postした、National University of SingaporeのDr. John Wongのご紹介です。

下記のサイトで、一番右に写っている長身で細身の方です。


http://newshub.nus.edu.sg/headlines/0210/sass_26Feb10.php

これまで、いろいろなメンターから、はっとするようなことばを教えていただきましたが、Dr. Wongのことばが追加されました。

とても大切なことばとして、ずっと心に刻んでいます。

テキサス大学のDr. DuPontから、

”出身大学、トレーニングした病院、経歴などは関係ない。”いま”、何をしているかが大事。どのくらいpublishして、どのくらい研究しているか。それが一番大事。自分が人を採用するときはそこを見極める”

"The most important thing is what you are doing right now! It does not matter which medical school you graduated from and where you trained."


Johns Hopkins 大学での入学直後のレクチャで、

Public Healthを学ぶにあたっては、

”Think clearly,
Act decisively, and
Care tenderly."

同大学のDr. West が、卒業前のキャリアセミナーで、

”Follow your passion, and make your own niche."
自分の情熱に従い、自分にしかできない新しいことをしなさい。


そして、今回、Dr. Wongから教えいただいたことば。

Dr. Wongご自身が、コーネル大学を去るときに、メンターから言われたことばだそうです。

”Wherever you go, you need to make a difference."

どこで働くにしても、以前と比べてなにかよくなるように(違いができるように)しなさい、ということ



これまで自分を支えてくれているこれらのことばを再認識しました。



明日から、また前を向いて、自分が得たものを社会に還元し、ビジョンに向けて一歩ずつでも、前進したいと思います。






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