好きじゃない

9月8日（金）本日のJOG＆Walking＝休む
昨日のジャニーズ事務所の会見で、社長が辞任して謝罪したとTVも新聞も一面で取り上げていた。新社長は東山くんが就任し、隣にはイノッチが座っていて、一瞬なんでやねんと思ったが、イノッチは「ジャニーズアイランド」の社長ということで出席していたと知った。全然知らなかった。個人的にはジャニーズだとかボーイズグループについては興味ない。それでもかなり前からジャニー喜多川という人がホモという話は聞いていたし、少年の「性被害」もあったんだろうとは思っていた。女性への性加害なら許されんと思うだろうが、当時は、男子なら笑い話ぐらいに思っていたんだよね。
だけど今、すごく嫌な感じがしている。こういう性に関する問題は時代の変遷があって、既に死んだ人の何十年も過去の性癖を現代のジェンダー倫理を当てはめて攻撃するというのは、なんだかなあという気がする。「権威をかさに性暴力」だなんて言えば確かに悪でしかないが、右も左も現代のポリコレ棒を振り回して故人を叩くのはヒューマニズムに反するんじゃないかとさえ思う。よーいどんで一斉にメディアも知識人も全員が怒り狂う図って、おかしいと思わないか。時代をさかのぼれば大昔から男色はあって、織田信長も森蘭丸という若い男子を好んでいたし、権力者にはつきものだった時代があり、現代の倫理観では簡単に語れない。
さらに、これは海外のTV番組から問題があぶり出されて、国内でも問題視しなくてはならなくなったのが嫌な点だ。過去の慰安婦問題は、単に朝日新聞の誤報であり、戦争当時は合法だったにもかかわらず、外国メディアが現代視点で「性奴隷」と決めつけて、それまで問題など存在しなかった事が最悪の性加害という既成事実になってしまった。これは朝日新聞のチョンボにかけて海外が仕掛けた戦だった。戦争に我が国は二度負けたのだ。どこか似た匂いがする。正論なんだろうが、オレは好きではない。