駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

改めて「ぼちぼちいこか」を聴く

2023年09月25日 | オールドミュージック

9月25日(月)本日のJOG&Walking=40分
やっと晴れた。カッパなしで朝の仕事に行けたのは久し振りぐらいの気がする。そしてJOGもできて嬉しい~。JOGのお供は昭和の日本ロック!
今日は、「上田正樹と有山淳司」の『ぼちぼちいこか』であります。

1975年発表のこのアルバム、言わずと知れた浪速ブルースの名作として名高いんでありますが、オレも若い時分名古屋の独身寮で先輩から聴かせてもらい、まだ住んだことのない大阪という街に思いを馳せたもんでございます。なんちて。
レコードに針を落とすと、まず出てくるのは街で録音されたと想定されるような関西弁で、そこから「大阪へ出て来てから」が始まる。上田正樹の若くて太い歌声にいきなり酔わされる。続いて「可愛いい女と呼ばれたい」、「あこがれの北新地」と痺れるような名曲が続く。「Come on おばはん」では、『ちょっと有山、ワイと一緒にトルコ風呂でも行かへんけ』とか『ちょっとそこのすましたねえちゃん、連れ込みホテルに行かへんけ』だとか、今では歌詞がコンプライアンス上ヤバくて収録できないんじゃないかと思われて、隔世の感がある。まあ半世紀近く経ってるからなあ。。。
有山淳司のギターが巧いのは言うまでもないが、どの曲においても他のミュージシャンの演奏、編曲などのレベルが今更ながら素晴らしいと思える名盤だ。そりゃそうだ、演奏はのちの上田正樹とサウス・トゥ・サウスであり、彼らのライブでの定番曲だというからね。
オレはライブを直に観る縁がなかったのが残念でたまらないんだが、「上田正樹とサウス・トゥ・サウス」のライブ盤である『この後のこの熱い魂を伝えたいんや』を聴いてぶっ飛ぶぐらいの衝撃を受けたんだった。
そのアルバムについての思い出はまた別の日に。。。

 

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