駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

病院、その後

2007年03月09日 | 駄日記
5日目の決断をした。今週の月曜日に病院に行き、花粉症と風邪に対処するため大量の薬を処方してもらい、その薬を服用して睡魔と闘いつつ日々を送ってきたわけなのだけど、ちっとも鼻腔内の炎症は治らない。
今朝も鼻の中がカチカチにかさぶたで固まってしまって、息が苦しくて目が覚めた。薬を塗ろうにも処方してもらえなかったのでオロナイン軟膏とか馬油(マーユ)を塗ってごまかしていたが、鼻をかんだらティッシュが出血で真っ赤になってしまった。
病院にかかって5日目にしてこの有様だ。「だめだこりゃ」と、いかりや長介風に嘆いたオレは、思い切って病院を変えることにした。今まで一度もかかったことのない“耳鼻咽喉科”に行こうと思った。
でも、こういうのって非常に面倒だ。月曜日には病院にかかったばかりで金も時間もかけているわけで、しかも初めてお目にかかる医師に、現状やら転院した事情や服用している薬などを説明しなきゃならない。そんなこんなでデブ症(出不精)のオレには知らない病院は敷居が高く、ものすごく勇気のいることなのだ。
でも、もう我慢の限界である。背に腹は代えられなかった。
さぞや花粉症の患者で混み合っているのではなかろうかと、仕事場に近い耳鼻科に電話して混み具合を確認してみると、「そうですね、今なら30分ぐらい待てば大丈夫ですよ。」とのこと。
早速保険証を持って出かけた。
病院の中は小さな子供連れの親子が数人いるだけでわりと空いていた。初診なので受付で症状を記入して、ソファーで待っていると、ぞろぞろと患者が後から後からやってきてソファーが一杯になってしまった。
しかし、待つことほんの5分くらいで自分の名前が呼ばれた。
「早っ、ついてるじゃん。」
診察室に行き、医師に症状と今週病院にかかった経過などを告げた。
「風邪か花粉症かわからないので内科にかかったのですが、鼻の中の炎症が治りません。とても荒れていると思うので治療薬の抗生物質の軟膏を処方してもらいに来ました。」
単刀直入に目的を告げ、先の病院で処方してもらった薬の現物を差し出して、今朝も飲んでいることも伝えた。
医師は鼻の中を見て、「こりゃひどいね」とつぶやき、綿棒を鼻腔内に差し込んで鼻水を採取した。
「蓄膿になっているよ。鼻腔内が炎症を起こして細菌が入ってるねぇ。飲み薬と軟膏を出しますから、今飲んでいる薬はやめましょう。口角炎の軟膏と、のども荒れてるからうがい薬も出します。」
そのあとノズルを鼻にあてて噴霧薬を吸引し、薬を貰って全て込みで30分以内で終了した。治療費は初診料、薬代込みで2,600円程度だった。
オイオイ、ちゅうくらいのスピーディーさでオレの不安は払拭され要求は完全に充たされた。
さすがにモチはモチ屋だ。はじめからこちらに来ればよかった。
月曜日、内科の医師は鼻の中は診察せず、腹や背中に聴診器を当てた。流行っているインフルエンザの可能性を考えたのだと思うのだけど、患者であるオレの申告する痛みや希望する治療薬には耳を貸さなかった。
そして、対処療法よりも根本治療による自然治癒を目指したのだと思うけれど、その医療方針は分からないではないが、結果として患者であるオレの希望する治療ではなく、今週の5日間の時間・金・痛みはいったい何だったのかと不信感を持ってしまった。
果たしてどちらの病院のほうがいいのだろうか。オレとしては、今日の耳鼻科医のほうが数段好印象だ。先の内科には、今後はなかなか行きづらくなりそうである。
教訓。
病気になったら病院選びは慎重にし、3~4日しても病状が改善しなければ病院を変えよう。
つか当たり前田のクラッカーだったね。。。
コメント
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