駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

おいでん祭

2006年08月26日 | ライブレポ
8月26日(土)
今日は湖西市のおいでん祭りで、アマチュアバンド演奏ということで、“井原ヒロシ&シャドーズ”のドラマーのトラとして参加させていただいた。
本来の正式ドラマー氏が所用で演奏できないということで、お呼びいただいたのである。実は自分もドラム教室で所用だったんですけど、日程の調整段階で一度引き受けてしまってから、時間変更を言い渡されて、結果としてドラム教室を休まざるを得なかったのだ。
生徒さんとお店にはえらい迷惑をおかけしてしまったが、まあ、自分の生まれ故郷で演奏する機会を得られたので、よしとして思い切り楽しむことにしたのであります。
しかしまあ、いい天気で半端じゃない暑さでした。そう残暑?なんてね。がははは。

湖西市のおいでん祭は、毎年恒例の市を挙げてのイベントということで、参加する市民の数も企業の数も半端じゃありません。
市の税金もかなり使った一大イベントでありますし、恥ずかしい演奏はできません。いくらアマチュアという立場であっても、多少のプライドはあるのであります!
しかし、今回よくも引き受けたと驚いたのですが、メンバーはドラマーの自分がトラのほか、何と今回はリードギタリストもトラでありまして、さすがにいきなり一発本番ではヤバイということで、事前に一度だけ練習をしたのですが、3週間近く前だったので、細かい打ち合わせはすっかり忘れてしまった。
しかも、その時メモしたエンマ帳をどこにしまったのか、探せど探せど出てこない。完全に消失してしまったのか?く~。。。
しかたないので、今日のセットリストを眺めつつ、改めてメンバーに確認したりして、思い出して本番に備えたのであった。

それと、もう一つ驚いたのが、リハーサルが当日一切音出しが禁止されて、昨日の夜に楽器を全て持ち込んで、音合わせをするということだった。
おいおいというわけで、わたしゃ昨日の夜はライブですがな、出れません、ということで、昨日のリハは本来の正式のドラマー氏がトラであるワシのトラとして出演されたという奇妙な話であります。
しかしねえ、遠方のメンバーもいるわけで、20分間の演奏時間のために二日間にわたり、アンプやらドラムセットやら楽器を持ち込ませてセッテイングさせるっていうのもねー。しかも野外ですので毎日撤収しないといけないって、どうでしょう。もちろんノーギャラですし、アマチュアバンドは人前で演奏させていただけるだけで感謝するべきなんですかね。
まあ、それはそうと、おいでん祭は踊りがメインです。

多くの市民が集い、輪になって踊る総踊り。

我々のステージは、総踊りが休憩時間に入り、次の総踊りが始まるまでの時間のつなぎである。
ステージは、分刻みのタイトなタイムスケジュールが決められていて、搬入時間、搬入場所、待機場所等、かなりシビアに守らなければならなかった。よって、空き時間というのが結構長くて、オレ達は売店のビール売り場に自然と足を向けることになってしまう。

ステージそでで、出番を待つマイ・ギアのYAMAHAバーチカスタム君。

そんなこんなで、やっと19:30になり出番がやってきた。
準備OKのキューが入り、ステージそでに並べた楽器を皆でダダダっと運び、セッテイングし終えたメンバーは一旦消された照明が明るくなるのを待つ。
しかし、その前に、打ち上げ花火があるのである。
至近距離から打ち上げられた花火の轟音と強烈な光の祭典に、ステージの我々も眼を奪われてしまった。

ステージで花火を見上げるメンバーたち。セッテイングし終えたオレが、余裕かまして撮影しました。

自分の画像はここまでなのだ。
今回は、自分の家族も友人もいないので、オレ達の演奏中の写真を頼む人がいなかったのであります。
まあ、そんな写真が必要だとも思えないのでいいのですが、自分たちの演奏を客観的に見たいと思うことはありますな~。きっと、笑ってしまいそうですが。

といったところで、サプライズ。
何と浜松の常連さんのお一人で、POWDERのライブでは何かと可愛がってくださるH・N・Gさんがステージ裏に来てくださり、貴重なめちゃ旨そうな冷酒の差し入れを下さった。
ありがとうございやすっ!ワシは幸せもんっす。今ご賞味させていただいておりやす。うまっ。
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8月25日銀座ライオンライブ

2006年08月26日 | ライブレポ
今日も昼間はカンカン照りの残暑厳しい一日だった。
そして、今夜はPOWDERの毎月恒例、最終金曜日のライブだった。
こんな暑い日は、やはりビヤホールというのは人気があって、団体さんも含めて満員御礼という状況で演奏ができるオレ達ドンバのメンバーは、何という幸せ者なのか。ひたすら感謝。
だが、始まる前に感激に浸っていても、佑ちゃんの幸せの青いハンカチはやってこない。
オレ達のやるべきミッションは、これらの集まってくれた皆さんに、「あ~楽しかった」と思っていただくことのみである。
そうして、お客さんの「あ~楽しかった」という気持ちがドンバ側に伝わると、オレ達は「あ~やってて良かった」という脳内モルヒネに包まれて、日ごろの嫌なこと、体調の悪いこと、仕事の辛さ、お金のなさ、女にモテないこと、酒飲みたいのに我慢している事などを忘れてしまうのである。

ちゅうわけで、今日のそのミッション・インポッシブル4!?は成功したのか?なんて追求したら、あれだけ大勢のお客さんがいたのだから、何割かの方は「やかましい」だけだったかもしれないし、「ヘタクソ」かもしれないし「つまらん」かもしれない。ひ~。。
それらのお客さんは、知らないうちに帰られてしまうので追跡調査は出来ないが、統計を取れば面白いかもしれない。でも、見たくないね。ま、いちいち反発される方にコンタクトしてたら訴えられるかもしれないのでやらないほうが賢明だけど。
ところで今夜は、いつもの常連さん以外にも最後まで帰らずに残っていただいたお客さんが割りとたくさんみえて、その皆さんについては楽しんでいただけたと考えてもいいと思う。その皆さんに感謝!

とにかく若いお嬢さんが多かった!!

さて、今回からは、銀座ライオンのライブは30分×3ステージとなった。今までは1ステージあたり20分ぐらいのステージ時間だったので、体力的には割と楽なステージだったが、その分もの足りないという気もしていた。
今日からは、目イッパイやらせてもらって、3ステージ終了後はクタクタだった。
ロッキンロール中心のメニューで、最後には握力がなくなっていくのが自分でも良くわかり、手がすべってスティックを隣りのターサンを飛び越えて遠くまで飛ばしてしまった。
スティック飛ばしはアクシデントっちゃあそうなんだけど、予備のスティックはいつでも用意してて、瞬時に代わりを取れるようになっているのでモーマンタイ(無問題)だ。リズムを狂わせることもまずない。
オレとしては、それよりも問題っちゅうか気になるのが、最近手の平の脂分がなくなってきて、サラサラ過ぎるのだ。するとどうなるかと言うと、つるつる滑ってスティックがなじまないので、振り回した際に抜け落ちないよう握力が必要となる。で、疲れてくると握力がなくなり、スティックが飛ぶという悪循環になる。
ま、本当は演奏しているうちに手の平(正確には指である)にも汗をかくので、スティックがなじまないのはステージの最初のうちだけなんだけど、そのためにオレは名案を考えた。
数本のスティックの握りの部分にガムテープを巻いておくのだ。これで指だけのホールドでもすべることがない。そして、ライブが始まったばかりのうちは、ガムテ付きスティックを使用し、中盤からガムテなしのスティックに持ち替えるのである。
さっすが、ガムテの魔術師!自分で言うな。
実は、スティックにガムテを巻くのは、オレの尊敬する先輩ドラマーF田講師の専売特許なのだが、ちょっと真似してみたらすべり防止には打ってつけだったというわけだ。

そういえば、アクシデントがあったぜ。ジュンジが衣装のズボンを忘れて、リーマンスタイルの普通のスラックスで歌っていた。(写真)
楽屋では、一瞬パニクって、ズボンをやめてパンツで歌うか!とまで言っていたくらいだが、何人の方が気付いたのでしょうか?ドンバのメンバー6人は、パンツで歌え!という意見だったが。。。。がはは。

ライブ終了後、ベースのターサンは、明日は仕事だからと、終わった後にすぐに自分の着替えと楽器類の片付けを始めて、さっさと帰っていったが、オレは今夜は一緒に帰れなかった。正直言って喉が渇き腹が減ってしまって、帰りたくても動きたくなかった。まかない飯を食べさせてもらって帰ろうという気になったのだが、残念ながら、今日はたくさんのお客さんがライブ終了後も残っていて、まかない飯の準備が出来ないようだったので、結局何も食べることが出来ずに帰ることにした。
う~む、またしてもまかない食えず!ちっきしょ~!!(小梅太夫の顔でね~!)
チャカチャンチャンチャチャンカチャンチャン♪
コメント (6)
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